a memorandum（ハンブルク滞在記）: 4月 2010

2010年4月30日金曜日

シチリアダービー（カターニャｖｓパレルモ）森本出場試合観戦記

毎年恒例のイースター（復活祭）、スタジアム巡り。一昨年の、トリノ、ミラノ、マドリッド、昨年のリヴァプールを経て今年は熱くて、熱すぎて有名なカターニャホームのシチリアダービーに。

　カターニャのスタジアムは、街の中央から歩いて行ける程良い立地。パレルモのサポーターは危険極まりないということで蚊帳の中に入れた上で、３５９度完全ホーム状態。みんなが声を出し、ブーイングをし、この日の陽気な気候と相まって今までに経験したことのない、非常に良い雰囲気のスタジアムだった。特筆すべきは、相手のゴールキーパーのゴールキックに合わせて、「オー、○×△！」と汚い言葉を浴びせるというコール。最高。

　今シーズン、パレルモはチャンピオンズリーグ出場圏を争う程の好調さを保ち、ようやく降格圏内を脱したカターニャとは実力で差を持つものの、この日は先制ゴールに追加点で完封の２ｖｓ０で快勝。フリーキックでハットトリックを決めた伝説の将ミハイロビッチのサッカーは非常に攻撃的で魅力を持ったものであった。

　２年前のイースター、サンシーロで行われたインテルｖｓユーベはミラノ市民限定試合となり試合が見れなかった訳だが、２００７年の同カードに置いてサポーター同士の衝突により警官が死亡するという因縁を持つこの日のカターニャダービーもデジャブの如く、事前情報ではシチリア市民限定試合となったらしく、チケットの確保ができないままシチリア島に降り立った。そして、既に限定試合の経験を持つ我々は見れないことを確信しながらも足跡を残す為にスタジアムへ向かった。まず、期待したダフ屋は皆無。やはりと諦めかけ訪れた公式のチケット売り場で、「タバキ！」と別の人も「タバキ！」と、さすがイタリア人、適当極まりないと思いつつ、向かったスタジアム近隣のタバコ屋で難なく定価でチケットが買えた。何で買えるんだ。適当極まりない。

　同棲を公言し、公私共に絶好調な森本（以下、森さん）は残念ながらこの日２点を挙げたロペスの陰に隠れてベンチを温めたまま。も、試合中に相手選手からヤジられ？熱くファイトしておりました。森さんが外れることはあり得ないので？南アフリカでの再会を期待しております。そして、引き続きイタリアの地で体張って行って下さい。応援してます。

2010年4月25日日曜日

シリア料理

会社の美食倶楽部的な定例会？にお誘いいただき、シリア料理を初体験。驚異的な品数の前菜は全てが美味しく、ビールとワインに合う品々。是非、現地に赴き（赴任という意味ではありませんので、アシカラズ。）食して見たいものである。ごちそうさまでした。

2010年4月24日土曜日

HSVvsフラム（ヨーロッパリーグ準決勝）観戦記

念願の、ロンドン在住中の敬愛する先輩がサポートするフラムとの直接対決は、チャンピオンズリーグという目標を失い、来年のヨーロッパリーグ出場圏も危うい中、是が非でもファイナルを地元でという唯一のモチベーションの対象となっているヨーロッパリーグ準決勝で実現した。例の、火山騒動の余波？により、ロンドンでの２戦目に行くことは無くなったが、サッカーというツールを通してスタジアムという場所で再会できた（実際は、良く会っているのだが。）余韻に浸りながらも、それを除くと狙い通りのスコアレスドローとされ、アウェイで大英帝国に乗り込んで点を獲って決勝行きの切符を獲って帰って来れるのか甚だ心配に駆られる我らがHSV。頼むよ、マジで。ファン・ニステルローイ先生、ワールドカップ前に１発よろしくお願いします。

2010年4月16日金曜日

日本経済復活一番かんたんな方法

この内容を読んで、この３人が言うのなら、デフレが百害あって一利なしというのは現在の日本においてまぁ、間違いないのだろうと感じる。インフレ率と失業率の相関関係を描いたフィリップス曲線。大学受験のときにも勉強して、大学でも学んだはずなのだが、完全にすっぽり頭の中から消えていた。恐るべし、日本の教育。と、とりあえず、他人のせいにしてみる。という冗談はさておき、日本という国は何らかの意思を持ってマクロ的に経済を動かすことは全くやっていないのだなと納得する。

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2010年4月15日木曜日

世界を知る力

時で捉えた縦でも、距離で捉えた横でもまさしく「世界を知る」著者の、見聞録。最近は知らないが、サンデーモーニング等、マスコミへの露出度も高いがもの凄く地に足の着いた発言をされるなと常々思う。学生時代、話を聴いたような気がしないでもないが、それが印象に残っていないというのが己の見識の低さ。世界を知ろう。ヨーロッパを知ろう。ドイツを知ろう。そして、日本を知ろう。

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2010年4月14日水曜日

チェンジメーカー

久しぶりにいかにも、「カツマー」らしい、勝間さんの日々の主張が平易で分かりやすい本だなと思った。こういう感じの勝間さんが個人的には１番好き。勝間さんが出てきて３年近く経つと思うのだが、日本でふつうに暮らしているとマスコミではどのくらい見掛けることができるようになっているのだろう。全体を通して、基本的に上から目線ですね。当たり前ですけども。

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2010年4月13日火曜日

オシムの伝言

正式にサポーター村を作る会への申し込みも終わり、南アフリカへ予選突破が掛かる第３戦デンマーク戦、ベントナーを抑えつける闘利王と中澤を見に行くことが確定した訳だが、日本サッカー協会に所属する全ての選手のパフォーマンスを上げるべく努めるべき人が、メンバーはほぼ決まっているような発言をし、若手を連れて行く的な発言を撤回し、腐ったみかんとなることが必須のバックアップメンバーなるものを連れて行くと。勘弁してくれ。ビバ、オシム。何度も言っていることだが、ジェフに来て、一時期だけでも代表の監督に就いてくれただけでも良しとしないと、この時期体が持たない。

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2010年4月3日土曜日

空に向かって

トリノでの世界選手権も終わり、（一瞬行こうと思ってスケジュールと、チケットを調べたが、女子フリーは時既に遅し。）４年に１度のオリンピックシーズンも終わり。４年前のトリノは「自分のため」であったのが、今回のバンクーバは「自分を応援したくれた多くの人々のため」にという言葉があったが、本当に家族であったり、コーチであったり、他の選手やファンを大切にしているのが１つ１つの言葉から良く分かる。そして、スケートを通して自分というものを良く理解した上で、日々取り組んでいることが良く分かる。決して簡単なことでは無いと思うが、モスクワに拠点を移すとのこと、４年後のソチ・オリンピックがとても楽しみ。村主さんも現役続行、素晴らしい。

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