2011年12月31日土曜日

2011年12月振り返り


2011年の目標(順不同)


1.ブログを365記事投稿し、1日200アクセスの達成。

⇒〇 15/31記事 トップアクセス81 質より量を追及し続け、常時それなりのアクセスがあるブログとすることができたが、これより上のレベルへと行くには、やはりオモロイ記事が必要だなと。2.早朝ラン&7時出社を習慣付け、体重65kg体脂肪率15%キープとマラソン完走。

⇒〇 2/15ラン 1回で走る距離を増やすことで、体重も比較的低いレベルをキープして年末を迎えることができた。週1休みの1週間に60キロが来年まず、目指すべきところ。3.バルト三国(エストニア、ラトヴィア、リトアニア)の何れかを含み、未だ行ったことの無い国に3ヵ国行く。但し、北欧は除く。

⇒◎ done(北欧を除き7ヵ国達成。)

4.ドイツで行われる女子ワールドカップ、なでしこが勝ち続ける限り、週末は必ずスタジアムへ行く。

⇒◎ done

5.槙野は必ずそして、家長か安田あるいはその他、欧州(ドイツ以外)で活躍する日本人のホームスタジアムへ行く。

⇒◎ 大津所属のボルシア・メンヘングラートバッハを訪問。歴史を感じる、いいスタジアムだった。

6.TOEIC800点

⇒×

7.NHKのラジオドイツ語講座と、参考書(文法と単語と読解)を何度も繰り返し、日常会話をマスターする。

⇒× 来年は本気出す。

8.いわゆる名著、古典の大物を12冊読む。

⇒× 12冊目が終わらず、トータル11冊となったが、まぁ良しとしよう。9.自宅での食事会を6回行う。

⇒◎ done(7回)

10.円と同レベルのユーロを貯蓄する。

⇒△ 色々と出費が重なり、あまり増やすことができず。来年は、少し細かく具体的に管理していこうかな。



2011年12月29日木曜日

2011年観戦ランキング

2007年2008年2009年2010年に引続き、毎年恒例。


それでは。


☆2011年1位☆ 日本vsアメリカ(FIFA女子ワールドカップドイツ大会)


震災後の日本に勇気を与えてくれたという文脈で語られることが多いが、なでしこジャパンの活躍が全世界の人々に日本は終わってないぞというメッセージを発したという意味で、今回の優勝は国民栄誉賞宜しく、とてつも無く大きなものだったと思う。


海堀最高!


☆2011年2位☆ ドイツvs日本(FIFA女子ワールドカップドイツ大会)


ドイツ人は間違い無く、自国で行われる女子ワールドカップでのドイツの優勝を確信していたと思う。個々のタレントでは出場チームの中でも群を抜いていて、正直勝てるとは全く思っていなかったが、ドイツで行われたワールドカップでドイツvs日本というカードを観戦することができ、正しくドアウェーの中、まるかりが点を獲ったときのスタジアムの静けさは今まで経験したことの無いものだった。


☆2011年3位☆ マンチェスター・ユナイテッドvsバルセロナ


サッカーの神様が、今までの自分のサッカーに対する情熱に2011年に、一旦ご褒美をくれたのだと思う。チャンピオンズ・リーグ決勝をサッカーの聖地、ウェンブリーで観戦することができた。マンUとバルセロナという誰もが認める世界一のカードは最高で、試合前の雰囲気も、素晴らしかった。



2011年12月16日金曜日

ロナウド・ジダンフレンズvsHSVオールスターズ(UNDPチャリティーマッチ)観戦記


国連の補助機関、UNDP(国連開発計画)による、貧困撲滅の為のチャリティーマッチがHSVのホームスタジアムで開催された。UNDPの親善大使を務めるロナウド、ジダンを冠とするロナウド・ジダンフレンズには、前日プレミア・リーグを戦ったドログバも参戦し、例のチェルシー繋がりで冬の移籍の布石かと掻い潜ったものだが、どうやらドログバもUNDPの親善大使を務めているらしい。


ロナウド、ジダン、ドログバを始めとしてマケレレ、ダービッツ、フィーゴ、ジダにミチェル・サルガド、カンナヴァーロと正しくそうそうたるメンバーがピッチを彩どるのだが、期待していたよりもパフォーマンスはイマイチでロナウドを筆頭として、この人たちは引退するとあまり鍛えることはしないのだなと、そもそも現役時代と比較すること自体が失礼なのかもしれないが。その中でも、一世代前のルーマニアのスター、ゲオルゲ・ハジが外見は普通のおっさんながらもその名に恥じないパフォーマンスを見せていたことには触れておきたい。


銀河系軍団として、2002年のトヨタカップで見せた鬼の様なパフォーマンスは今となっても頭から離れることは無いが、そのときディフェンダーが後ろにひっくり返るほどの驚愕のドリブルを見せたフィーゴ先生は、おっさんとなった感じを見せず若い。それにしても、この日ベンチ入りのメンバーはHSVのジャージを着ていたのだが、非常にレアな一枚である。


我らがHSVオールスターズも、エニング解任からFink就任までの間、トップチームの監督を務めたカルドソを始めとして、マハダビヴィキアにバルバレスと高原が活躍した時代の中心選手を主としてたくさんのおっさんたちが顔を並べた。その場に、高原が居なかったことが色んな意味で残念だが、バイエルンで活躍する(してないので、帰って来て欲しいが)オリッチがHSVの11番で登場する等、昔からのファン心を十分にくすぐる素晴らしい一戦であった。収益金の3分の2が寄付に回されるとのこと。全額で無いところが非常に興味深い。


2011年12月15日木曜日

デュッセルドルフのクリスマスマルクト2011


日本人の日本人による日本人の為の(失礼)商業都市、デュッセルドルフのクリスマスマルクトへ。この街、何度も訪れたことがあるが、日本食のスーパーや和食レストランが集まる泣く子も黙るインマーマン通りImmermann-str.ばかりで、市庁舎を見たのはおそらく今回が初めて。非常に趣のある、魅力的な市庁舎である。


市庁舎前のマルクト広場Marktplatzだけで無く、旧市街を中心とするたくさんの通りでクリスマスマルクトが開かれていた。デュッセルドルフと言えば、「日本人街」を想像するのが世の常であると思うが、ノルトライン・ヴェストファーレン州の州都であり、ドイツの中でも有数の都会であることを、認識させられずにはいられない夜であった。


ということで?今回も、ラーメンに日本的な居酒屋にとインマーマンを十二分に堪能し、戦利品として日本酒とはるさめ、日本の本数冊(ソフトバンク特集のNumber含む)をゲットし、さらに今回は初めて日系のホテルにも宿泊し、一時帰国前に日本への妄想を膨らませながら翌朝、意気揚々とハンブルクへと帰宅。



今回、デュッセルドルフを訪れたのに併せて、ボルシア・メンヘングラートバッハにてサッカー観戦をしたのだが、さすが、かつてルール工業地帯の重要な交通拠点であっただけあり、仮に組もうとすればこの週末で下記のスタジアム詣でが可能だったと思う。そして本拠、フォルトナ・デュッセルドルフが来シーズンの1部昇格を伺う勢いであるが、地の利を生かし、是非とも1度は、同じ欧州で頑張る日本に所縁のある選手の応援に行かれてみてはどうだろうか。

【金】(12月2日)

●20時30分 レヴァークーゼンvsホッフェンハイム

【土】(12月3日)

●15時30分 ボルシア・メンヘングラートバッハvsドルトムント

【日】(12月4日)

●13時30分 ボーフムvsAue

●17時30分 シャルケvsアウグスブルク

ちなみに、デュッセルドルフから電車で直ぐに位置する、オランダのVVVフェンロはこの節、金曜アウェイでのゲームだったが、ホーム金曜開催も少なくないようなので、3日間で5試合観戦というスケジュールも夢では無い。しかも、土曜の夜は美味しい日本食が食えるという。


2011年12月13日火曜日

2011年観戦記録

2009年25試合、2010年21試合と観戦し、今年は少ないかなと思って数えてみたら何と25試合。自他共に認める観戦マニアとして我ながら素晴らしい成績。

●ウェストハムvsアーセナル

●HSVvsフランクフルト

●HSVvsザンクトパウリ

●リヴァプールvsマンチェスター・ユナイテッド

●HSVvsケルン

●フェイエノールトvsAZ

●HSVvsドルトムント

●ヴォルフスブルクvsザンクトパウリ

●HSVvsボルシア・メンヘングラートバッハ

●マンチェスター・ユナイテッドvsバルセロナ

●ドイツvs日本(FIFA女子ワールドカップ)

●日本vsアメリカ(FIFA女子ワールドカップ)

●HSVvsケルン

●HSVvsボルシア・メンヘングラートバッハ

●ザンクトパウリvsAue

●バイエルン・ミュンヘンvsレヴァークーゼン

●VVVフェンロvsRKC

●HSVvsカイザースラウテルン

●ドイツvsオランダ

●HSVvsホッフェンハイム

●ニュルンベルクvsカイザースラウテルン

●ボルシア・メンヘングラートバッハvsボルシア・ドルトムント

●HSVvsニュルンベルク

●HSVオールスターvsUNDP世界選抜

●HSVvsアウグスブルク

恒例の?ベストゲームは、後日発表するが、来年はブンデスリーガ全スタジアム制覇をトップ・プライオリティとして、ロンドンオリンピック、そしてハンブルクでのチャンピオンズ・リーグ観戦といきたいところだ。


毎年、年末の一時帰国のお土産にしている其々のスタジアムで買ったユニフォーム。こうやって見ると、日本人選手が如何に増えているかが良く分かる。来年は、誰がどこで活躍するのだろうか。楽しみで仕方が無い。


私に会う予定の方、先着順でご希望承ります。


2011年12月12日月曜日

ザイフェンのクリスマス(マルクト?)


ドレスデンから車で約1時間、チェコとの国境近くに広がるエルツ山岳地帯に位置する人口約3,000人の小さな村ザイフェンへ。このザイフェンは、「おもちゃの村」として有名で何と人口の内、2,000人が何らかの形でおもちゃに関する仕事に就いているという。


そのザイフェンが最も賑わうのがクリスマスの時期。クリスマスツリーに飾る、木製のオーナメントや、くるみ割り人形そして、このロウソクの熱でくるくると回転するクリスマスピラミッド等を目当てに、たくさんの観光客が訪れる。このようなザイフェン的なおもちゃ、各地のクリスマスマルクトで購入することができるが、ザイフェンでは結構な安値で売られている。言い方を変えると、他では結構な高値で売られているのだが、辺りを見回すと、本当に抱え切れない程の買い物をしている人を多く見掛け、我々も訪問の記念にオーソドックスなくるみ割り人形と、日本へのお土産としてお香を炊いて口から煙が出る人形を購入した。余りにも素晴らしいので、買わないと損という購買意欲に掻き立てられる。


ザイフェンという村(町では無く、村なのでしょうか)は、かつて錫(すず)の採掘で栄え、1日の大半を地下鉱山の暗闇で過ごした鉱夫たちを、暖かい光で我が家に迎えてあげようという心遣いから、民家の窓の装飾に光が多く使われており、今でもこれでもかと言わんばかりに其々の家の窓には色々なおもちゃが飾られ、そこからキレイな光が放たれている。駐車場がある、少し離れたところから街を見渡すと当時の鉱夫が感じたであろう哀愁を十分に感じ取ることができる。


クリスマスの時期には、ザイフェン的なおもちゃや昔の鉱夫に扮した地元の住民たちのパレードが行われ、光の装飾と共に、観光客を温かく迎えてくれる。地球の歩き方曰く「村全体がステキなおもちゃ箱」とは良く言ったもので、街の規模としては本当に小さいが、まるでどこかのテーマパークに居るような雰囲気であっという間に時が過ぎていった。所謂、クリスマスマルクト的なものは無かった(グリューワイン等の出店は有る)と記憶するが、村全体がクリスマスマルクトとなっていると言っても過言では無いだろう。


2011年12月11日日曜日

ゲヴァントハウス管弦楽団のコンサート(ライプツィヒのクリスマスマルクト2011)


ドレスデンからの帰り道、ゲーテやニーチェ、森鴎外が学び、学芸の町として有名なライプツィヒへ寄り道。中央駅Hauptbahnhofで、Twitterで当地在住の方に教えて貰った、カレーブルストCurrywurst(美味い!)食って、ゲーテや森鴎外が通った、1525年創業のアウアーバッハス・ケラーAuerbachs Kellerで酒を飲んだだけの自分が語るのもおこがましいが、東ドイツ民主化運動の発祥地ライプツィヒは、歴史ある非常に魅力的な町だと感じた。


さて、ドレスデンでのサッカー観戦を諦めてまで行きたかったのが、かつて音楽の父ことバッハが音楽監督(トーマスカントル)を務め、今もそこに眠るトーマス教会で行われる、民間のオーケストラとして世界最古、ライプツィヒのゲヴァントハウス管弦楽団(オーケストラ)のコンサート。銅像を見て、ぞくぞくっと来たのは大隈重信候以来だ。


この日の曲目は勿論バッハ作曲の、クリスマス・オラトリオWeihnachts-Oratorium。全6部、約2時間30分から成るこの曲は、教会暦に沿ってクリスマスから顕現節(1月6日)にかけての日曜祝日に1部ずつ分けて演奏されるのが本来で、この日はどの部分だったのか定かでは無いが、トーマス教会少年合唱団とのコラボ宜しく、贅沢この上無い、師走の時を過ごさせて頂いた。ちなみに、ソールドアウトとなったチケットは数週間前に1番高い席がたまたま数枚残っていたようで、メールでやり取りして無事にゲットし、当日引き換え。


音楽室に居た体(てい)のバッハ。せっかくドイツに住んでいるのだから、ドイツ音楽のベーシックな所は本当に学んで帰らないといけないなと真面目に思うと共に、ゲーテやニーチェ、それより先に先ずドイツ語をやらないと本気で人として不味いなと強烈に感じた、歴史あるライプツィヒの旅であった。


2011年12月10日土曜日

ドレスデンのクリスマスマルクト2011


ドイツに来て、来年1月で早4年。今まで、数あるドイツのクリスマスマルクトの多くを回ったが、メジャーどころで唯一、訪れたことのなかったドレスデンへ。今年、名門ディナモ・ドレスデンがようやく2部に復帰したが、近年では主たるサッカーチームが無かった為、ドレスデンに来ること自体も初めて。この町には小、中、高と同級生だった友達が住んでおり、久しぶりの再会を果たす。アテンドありがとう。

しかし、facebookは本当にスゴイ。


街の建物や石畳を見て、誤解を恐れずに言えば「ドイツっぽくないな。」という感想を持ったドレスデン。第2次世界大戦で、都市に対する爆撃で最も大きい類のものであったという爆撃に会い、多くの建物が破壊され、戦後東ドイツ領として発展してきたこともあるのだろうが、やはりチェコとの国境近く30キロほどに位置するドレスデンは、古来よりいわゆる西側とは異なる文化、芸術、産業にて発展してきたのだろうと想像する。

全く以て表現がチープにつき、不勉強を反省。)


ザイフェンに近いこともあってか、街のあちこちに木組みの人形の姿を見ることができる。この日もツアー含め多くの日本人を見掛けたが、ドレスデンに向かう朝の電車が間違い無くドイツに来て1番の混みっぷりであったり、ホテルの値段が高騰していたりする点、クリスマスマルクト自体が既にドレスデンの大きな収入源の1つとなっているのだろうなと感じた。


ドレスデンのクリスマスマルクトは、1434年以来、ドイツ最古の歴史を誇り今年で577回目。これだけで十分、驚き桃の木どうのこうのだが、さすが、出店している屋台も相当バラエティに富んでおり、其々の地域で特徴のあることが1番の面白さであるクリスマスマルクトに敢えて、ランキング付けをするという暴挙に出たとしたらおそらく、少なくともトップ3には位置してくるのレベルの(何の?)高さだ。サッカーチームもそうであるが、やはり歴史というのは現状を構成する重要な要素の1つだなと改めて実感する。


2011年12月6日火曜日

大前研一通信2011年12月号

今月号の特集は、警告-目覚めよ!日本-


今年1月に購読を開始した大前研一通信も、今回12月で年間購読が終了。今後も購読を継続することは言うまでも無いが、1年間の特集を並べてみると、東日本大震災後、復興へ向けてそして日本という文脈で多くが語られていることが分かる。


●2011年1月号 お金の流れが変わった!


●2011年2月号 お金の流れが変わった!Part2


●2011年3月号 洞察力の原点


●2011年4月号 (緊急)福島第一原発事故


●2011年5月号 日本復興計画


●2011年6月号 日本復興計画PartⅡ


●2011年7月号 日本復興計画PartⅢ及び営業学


●2011年8月号 原発問題と今後の日本


●2011年9月号 "脱日本"、現象の危機!


●2011年10月号 「リーダーの条件」が変わった


●2011年11月号 特集1訣別、特集2「リーダーの条件」が変わったPartⅡ


2011年、大前さんは「日本復興計画」に代表されるようにスピード感を持って次々と著作を出版され、現状を踏まえた上で今後日本がどうしていくべきかという文脈で主に語られていたが、今月号を見るとその財政赤字問題を中心として日本は「ヤバイ」という現状認識で終わり、それを踏まえて個人としてどうすべきかという視点で書かれている。


以前より、大前さんは世界経済には「四つの地雷源」すなわち、「ヨーロッパのソブリンクライシス(国家債務危機)、リーマンショック以降、低迷長引くアメリカ経済とドル危機、中国の不動産バブル、そして日本のギネス級の国家債務問題である。」と指摘されており、個人的には2011年は日本を除く3つの地雷の存在が顕在化した年だと思うし、その点については大方異論は無いだろう。そして、今月号を全体を通してざっと読み終えたときに、4つめの地雷原に火がつくのも本当にそう遠く無い話なのでは無いかと大前さんの今までに無い悲観的な論調から感じてしまった。日本が財政危機に見舞われたときに起きるのが、歳出半減、税金倍増(45兆円の税収に100兆円の予算)のバジェットカットと「ハイパーインフレ」だという。将来を見据えて、今持ってる資産とこれから稼ぐ資産をどう運用していくか(勿論、どう稼ぐかを含めて)自ら学び行動していかないと大変なことになるなと思う、今日この頃である。


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2011年12月5日月曜日

レーゲンスブルク訪問記


ニュルンベルクから電車(ICE)で約50分。ローマ時代以来の古都で、長い間戦禍を受けず歴史的な建造物の多くが形を残す、レーゲンスブルクへ。地球の歩き方には、バイエルンで最も重要なゴシック建築云々と紹介されており、重要かどうかはその人次第だろうと突っ込まずには入られないが、街に大きくそびえ立つニュルンベルクの大聖堂はかなりの圧巻でドイツでも随一のものと感じたが、今回は割愛する。


レーゲンスブルクで大聖堂を差し置いて語るべきは、ソーセージ。何と、ここレーゲンスブルクにはドイツ最古という歴史的なソーセージ屋が軒を構える。ドイツ最古というのがどれくらい古いかと言うと、何と11世紀。チェコはプラハのカレル橋のモデルとなったというレーゲンスブルクに架かる石橋を建設する際に、ドナウ河畔に飯場として造られた歴史的な焼ソーセージ専門店がそれ。ちなみに、ここのソーセージに付けて食べるゼンフSenfはお手製とのこと。


ドイツ飯と言えば、ソーセージとビール、ビールとソーセージを思い浮かべる人も多いと思うが、残念ながらそれは全く持っての正解で、予想に反せず、ソーセージとビール、ビールとソーセージはドイツでの生活に欠かせないものであり、しかも、ビールは勿論、ソーセージに関しては、本当に美味しい。前日、ドイツで最も美味いと言われるニュルンベルクのソーセージを食べたばかりだが、ここヒストーリッシェ・ヴルストキュッヘHistorische Wurstkücheのソーセージはそれに匹敵する程、美味しかった。


レーゲンスブルクは、人口約13万人と規模は小さいが勿論、街のあちこちで、クリスマスマルクトが開かれている。地球の歩き方には、「ドナウ川を眺めながら小ぶりの炭焼きソーセージとビールを味わえば、この町に来てよかった、と思わずにはいられない。」とあるが、正しくその通りで、世界遺産にも登録されている旧市街と大聖堂も有り、ドイツに済むものとして1度は訪れておきべき場所では無いでしょうか。

(ニュルンベルクに近いから、たまたま行っただけだが偉そうに言ってみる。)


2011年12月4日日曜日

[2011/2012シーズン】HSVvsニュルンベルク観戦記(Fink監督就任後、7試合無敗)


ウクライナとポーランドで開催されるEURO2012の組み合わせが決まり、ドイツは、オランダ、デンマーク、ポルトガルと同組となり、グループBはいわゆる死のグループとなった。今のドイツだと、これでも難なく予選リーグは突破できると思うが、若手の成長著しいドイツ代表、これからメンバー入りを掛けた、選手個々のパフォーマンスにも注目が集まる。


この日の相手は、先週現地観戦してきたニュルンベルク。カイザースラウテルン相手に、1vs0で勝利はしたものの正直、お寒い内容のサッカーだったので、先日初めてホームでの勝利を飾ったFink率いる新生HSVにとっては確実に勝点3をゲットし、シーズン後半へ向けての追撃態勢を整えたいところであったし、間違い無く勝てると踏んでいた。


ということで、結果は2vs0でしかも、前回のホームと同じく、チームの顔であるゲレーロ、ヤンセンのゴールでの完勝。Fink監督が就任して、この2人を主力に戻した後、ゴールという明確な形で結果が出ており、ヤンセンに当たっては従来よりも、前にそして中にポジショニングさせることにより、彼が本来持つ左足のポテンシャルを生かし、セカンドターゲッターとしてチームの強力な武器になりつつある。このままパフォーマンスを保てば、ドイツ代表への復帰も可能性があるのでは無いか。


今となっては、シーズン当初から何故まともな監督を用意しなかったのかと改めて思うのだが、結果的にFinkを獲って来れたので良しとしよう。今日の勝利でFink監督就任後、7試合無敗で順位も暫定ではあるが11位まで上げてきた。冬休み前のシーズン前半は、アウェイのマインツ戦とホームのアウクスブルク戦の2試合を残す。何とか、2試合で勝点6をゲットし、チャンピオンズ・リーグ戦線に絡むべく後半からの巻き返しに期待したい。

1.ドルトムントvsHSV 3vs1

2.HSVvsベルリン 2vs2

3.バイエルンvsHSV 5vs0

4.HSVvsケルン 3vs4

5.ブレーメンvsHSV 0vs2

6.HSVvsグラッパ 0vs1

★エニング解任★

7.シュツッツガルトvsHSV 1vs2

8.HSVvsシャルケ 1vs2

★Fink監督就任★

9.フライブルクvsHSV 1vs2

10.HSVvsヴォルフスブルク 1vs1

★ゲレーロ覚醒

11.HSVvsスラウテルン 1vs1 ゲレーロ1

★ヤンセン覚醒★

12.レヴァークーゼンvsHSV 2vs2 ヤンセン1

13.HSVvsホッフェンハイム 2vs0 ゲレーロ2、ヤンセン2

14.ハノーヴァーvsHSV 1vs1

15.HSVvsニュルンベルク 2vs0 ゲレーロ3、ヤンセン3


2011年12月2日金曜日

ボルシア・メンヘングラートバッハvsボルシア・ドルトムント(大津、香川出場試合)観戦記


ドイツ、ブンデスリーガの古豪、来年のロンドンオリンピックを目指すU-22日本代表、チャラ男こと大津祐樹が所属するボルシア・メンヘングラートバッハ(以下、グラッパ)のホームスタジアムBorussia Parkへ。ここまで10得点を叩き出し、昨季降格圏からの大躍進の原動力となっている、ドイツ代表FWマルコ・ロイスの負傷により、なかなか出番が回って来ない大津も、U-22での活躍もあり久々のチャンス到来(あわよくばスタメンも?)。日程確定後、今節の数ある試合からこの試合を選んだ自分、相変わらず「持ってる」なと、ブンデスリーガ首位攻防戦での日本人対決に対する妄想にも期待が膨らむ。


ドイツに帰って来てから風邪でぶっ倒れました。 移動の難しさ非常に実感しました。 甘さが出ました。せっかく楽しみにしてた首位対決のボルシアダービー。 まじで悔しい。 けどまずは治すことが大切。 来週にはいけるように今週で治す。 勝ったら1位。全力で応援します。 すいませんでした。

@yukiotsu のつぶやき引用(twitter)

この日のメンバー発表を見て、大津がベンチにも入っていなかったとき、勝負の世界は厳しいな。使われないんだったら移籍も視野に・・・と色々な想いを馳せたものだが、どうやら2試合連続の得点で一躍ヒーローとなったオリンピック代表での、ドイツ→バーレーン→日本→ドイツという移動が祟り、風邪をこじらしたようだorz

勘弁してくれorz

真面目な話、クラブからの拘束が掛からないオリンピック代表等の予選には、大津のような選手は呼ばないで戦って欲しいなと個人的には思う。


この日の試合は、前半40分にレヴァンドフスキのゴールでドルトムントが先制し、後半27分にマイク・ハンケの電光石火の一撃でグラッパが追いつき1vs1のドロー。首位攻防戦に相応しく、文字通り一進一退の攻防でなかなかボールが切れず、非常にレベルの高いゲーム内容だったと記憶する。グラッパの試合をテレビで見ることはなかなか無いが、点が入ったときに流れるアップテンポの曲を含めた、その盛り上がりとスタジアムの雰囲気は特筆すべき秀逸なものであった。


両チームが冠するボルシアという名称は、ラテン語でプロイセンの意味で、旧プロイセン王国地域のサッカークラブに見られるらしいが、この日もドルトムントから黄色のサポーターが多数訪れ、ブンデスリーガに良く見られるように普通にホームのサポーターの中に、黄色が点々と同居する光景がスタジアムに広がっていた。両チームのサポーターが席を隣とし、互いに罵り合いながらも、良いプレーには拍手をし、周りの人のリユースのコップを集めて皆のビールを買って来る、試合後には握手を交わすという、これぞブンデスリーガという素晴らしい光景が間近で見られ、さすがだなと思わざるを得なかった。


さて、シンジカガワこと香川真司であるが、この日もトップ下で先発出場し、ドルトムントの若きエース、ドイツ代表マリオ・ゲッツェとの絶妙なコンビネーションを所々で見せる。久しぶりに香川を見たが、ディフェンスに入ったときのチェイシングから、裏を取るまでの細かい動きまで、他の選手と比べてかなり走っているなというのが印象。ブンデスリーガでトップクラスの走行距離というのにも十分に頷ける。この日は、ゴールに繋がるようなチャンスを演出すること無く、後半途中での交替となったが、自分が言うことでも無いが、引き続き他の日本人選手を引っ張る存在として頑張って欲しいものである。


2011年11月振り返り


2011年の目標(順不同)


1.ブログを365記事投稿し、1日200アクセスの達成。

⇒〇 13/30記事 トップアクセス97 1日の平均アクセス数が、1段階上がったような気がする。さすがに「持ってる」と言わざるを得ない願っても無いチャンス到来、週末のグラッパvsドルトムント観戦記で200アクセスのヒットを何とか達成したい。チャラ男こと大津の初ゴールとシンジカガワの活躍に期待大。(他人任せ)



2.早朝ラン&7時出社を習慣付け、体重65kg体脂肪率15%キープとマラソン完走。

⇒〇 13/24ラン 10キロを50分ちょいと近年の過去最高記録を更新。そして、体脂肪率もメデタク15%台を達成。年末に掛けて、旅行そして一時帰国と試練の場が続くが、時間を見つけて短い距離でも走り、走行距離を稼ぐ。年末は、初めての皇居ランをやってみたいなぁ。



3.バルト三国(エストニア、ラトヴィア、リトアニア)の何れかを含み、未だ行ったことの無い国に3ヵ国行く。但し、北欧は除く。

⇒◎ done(北欧を除き7ヵ国達成。)



4.ドイツで行われる女子ワールドカップ、なでしこが勝ち続ける限り、週末は必ずスタジアムへ行く。

⇒◎ done



5.槙野は必ずそして、家長か安田あるいはその他、欧州(ドイツ以外)で活躍する日本人のホームスタジアムへ行く。

⇒◎ 大津所属のボルシア・メンヘングラートバッハをこの週末に訪問する。(結局、今年は槙野も家永も安田も見れなかったなぁ。)



6.TOEIC800点

⇒×



7.NHKのラジオドイツ語講座と、参考書(文法と単語と読解)を何度も繰り返し、日常会話をマスターする。

⇒× 背水の陣。来年、再起を期す。(何度目かと)



8.いわゆる名著、古典の大物を12冊読む。

⇒◎ 10冊目、11冊目done。残り1冊とは言わず、2冊いきたい。



9.自宅での食事会を6回行う。

⇒◎ 独身貴族の友人たちを招き、目標プラス1の7回目done。いつもながら、妻に感謝。



10.円と同レベルのユーロを貯蓄する。

⇒〇 先月と同じく、あまり旅行に行かなかった結果、年末の目標金額に向けて良い感じだ。



2011年12月1日木曜日

ポートフォリオ2011年11月末

2009年8月からの積立開始以降、評価額が最低レベルの基準価格となっていたので、10月に11月分の積立を前倒しし、積立全額を新興国株式クラスへ投入したが、今月さらに下がったので引続き12月分の積立を前倒しして全額、新興国株式クラスに投入。今年の積立はこれで終了とし、正月に日本で将来を憂いながら来年以降の積立計画を練ることとしたい。ちなみに、来年はもっと投資関係の記事を増やそうかと思っている。