2007年11月7日水曜日

ウェブ時代をゆく

google reader を利用して、ブログをいわゆる巡回するようになって久しい。


「知的生産」とはそもそも「書いたことを人に伝える」のがゴールで、個人的な「知的生活」と違って、他者の存在を意識した行為である。知的生産の本質には「利他性」や「パブリックな意識」が含まれ、社会貢献という意義もそこに含まれてくるのだ。


アウトプットがないならば「知的消費」に過ぎず「知的生産」ではないのだ。


すみません。と思わず、平謝りせずにはいられないのだが、自分にとって現状の「本を読む」という行為の目的は、時間軸を問わず「仕事の為」というのはもちろん、その他にもいろいろな目的があるのだと思う。大雑把に簡単に言ってしまうと、「自分の為」であるが、その「知的生産」を「あちら側」に移すことがいわゆる世の為、人の為となること、そして「ウェブ」により、それがほぼ万人にとって可能になっているという事実に非常に興味を持った。「あちら側」に移した「知的生産」は、googleによって未来永劫、世界の誰かによって検索されることが可能なのだから。単純に、毎日「あの人」のブログを読むことができている時点で実はモノスゴイこと。


まだ若いのに、「ウェブ・リテラシー」が全く足りないなと痛感した他、大組織で成功できる要素、ロールモデル思考法等、非常に参考となったのだが、一番思ったことはやっぱこのおっさんはおもろいなと。


必読です。












ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)
ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)梅田 望夫

筑摩書房 2007-11-06
売り上げランキング : 15


Amazonで詳しく見る
by G-Tools


0 件のコメント:

コメントを投稿