2011年8月17日水曜日

スオメンリンナ島


ヘルシンキからフェリーで南へ約15分渡ったところにある、スオメンリンナ島はかつてフィンランドの南海岸を守る要塞として、スウェーデン・ロシア戦争、クリミア戦争等で重要な舞台となった場所。現在は世界遺産へ登録されている。それにしても、タリンと言いヘルシンキと言い、世界遺産がとても気軽なものに思える今日この頃。


スオメンリンナ島に向かうフェリーが出るエテラ港はストックホルムへのタリンク・シリヤライン等も発着するヘルシンキ海の玄関口。隣接するマーケット広場には、果物や野菜などたくさんの露店が立ち並ぶ。



ヨーロッパに住んでいると、訪れる町に魚があるだけでテンションが数割増しとなるのは日本人の性であるが、ここヘルシンキの名物は、ニシンのフライ。多くの露店でサーモンなどと一緒に売られている。購入したのは色んな意味で鉄板の、カラマリ(イカ)のフライとのセット。輝く太陽の下、海を眺めながらイカリングをつつくことこれ以上無い至福。ビールがあればそれはまた最高なのだが、フェリーに乗る前、万全を期してお水で済ます。ちなみに、フィンランドは北欧諸国の中で唯一、通貨がユーロで、他と比べて物価もそう高くないので、このような気軽なつまみ食いも気軽にできる。


かつては激しい戦争の舞台となったこの島も、今は博物館や教会、レストランが点在する緑多き公園で市民憩いの場となっており、ヘルシンキを対岸に眺めながら家族や知人とゆったりと時を過ごす人々を多く見ることができる。このような光景は、ヨーロッパの至る所で見られる日常だが、初めて訪れた場所で改めて接する日本には無い(と思う。)このようなライフスタイルから考えることは少なくない。


3 件のコメント:

  1. クリミア戦争ってナイチンゲールを思い出すけどここがその舞台だったんだぁ。
    北欧でおいしいお魚いいなぁ~。
    ニシンやサーモンさすが北欧!カラマリもいいね~。
    北欧でおいしい露店めぐり私もやってみたい☆

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  2. ��misuzuさん
    コメントありがとうございます。
    クリミア戦争と聞いてすぐにナイチンゲールとは、さすが!おいしいとは言っても、日本にはかないませんけどね。種類が違うけど、特にイカ!

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