2013年8月6日火曜日

大前研一通信2013年8月号 日本のカラクリ(政権交代の障壁) の書評


今月も、備忘録的に。


・7月2日発表の「国土交通白書」(2012年度版)によると、40歳未満の若い世代の持ち家比率は、1983年(42.2%)から2008年(28.4%)の25年間で約14ポイント低下した。


・日本の空き家率(総住宅数に占める空き家の割合)は、全国平均で約13%。7-8軒に1軒が空き家という状況。


・ここ十数年、日本のすべての所得層で年収は100万円以上減っている。


日本では年収の20倍ぐらいの住宅を購入する時期があった一方、フランスでは、親が子供に「持ち家価格は年収の5倍が限界」と教える。たとえば、昔の別荘地である伊豆や蓼科などは、まさに80年代後半の10分の1に落ちている。定年退職後、リーズナブルな場所でリーズナブルな不動産を買うことは賢明な選択肢。



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