2007年12月24日月曜日

iPhoneショック

「何より、日本メーカーが全力を出し切ったらどんな素晴らしい製品ができるのか見てみたいと思う気持ちは、多くのユーザーが感じていることだと思う。」


ケータイ端末のシェアは、日本メーカーを合わせても合計で世界の5%にしかならないという。なぜ、ipodを日本のメーカーが作れなかったのかというのは個人的に1つのテーマにしているのだが、その答えの1つとしてまず気概を持って、世界へ打って出ていこうとしていない現状が挙げられる。日本メーカーの技術力を持ってすれば、世界とも十二分に戦えることは想像するに容易いのだが。


ipodのステンレス鏡面仕上げの背面を見た日本のデザイナーが、「これだといっぱい指紋が付きそうだ」と述べたのに対し、アップルのデザイナーは、「指紋が付いたら拭けばいい」と言い返したという。


かつて、ソニーのウォークマンの製品発表会に来た記者が、「こんなのをいつも聞いていたら耳が悪くなりそうだ」と述べたのに対し、ソニーの幹部が「そんなの当たり前だ」と言い返したという。


最近、ソニーがRollyというおもしろい製品を出しているが、どの会社も、他社と同じような製品をちまちまと作るのでは無く、自社のアイデンティティを生かして、世の中に無いモノを生み出すことで世界中の人々の生活を変えていって欲しいものである。


ホントに。












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