2008年6月24日火曜日

会社は頭から腐る

ドイツに来て、日本の一介のリーマン並に本を読んでいない且つこいつはサッカーしかやってないんじゃないかと思われると困るので、(否定できないのが困るのだが。)バーゼルへの旅中を使って読んだのは2回目。この本は、リスペクトする先輩から門出か酔っ払って泊まったついでなのか分からないが、とにかく譲り受けたので本棚に飾るべきバイブルとしているのだが、自分が気に入っているはいわゆる「PDCA」の重要性を説いている点。とかく、忙しいと言われる我らは、例えば前月の売上の要因などを分析せずに、今月の売上をいかにすべきかに注力しがちなのであるが、なぜだめだったのかを振り返ることが非常に重要であるということを教えてくれる。


また、例によってリーダー無き亡国論を熱く唱える。その中でも、自分の力で稼ぐ経験を得る為に、30歳近くになったら1度会社を辞めてリセットしろ的なアドバイスというか提言は自分の中で良く噛み砕いておくべき。












会社は頭から腐る―あなたの会社のよりよい未来のために「再生の修羅場からの提言」
会社は頭から腐る―あなたの会社のよりよい未来のために「再生の修羅場からの提言」冨山 和彦

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2008年6月23日月曜日

オランダvsロシア

オランダvsロシア@バーゼル


これぞ、EURO!予選3連勝の勢いを引っ提げて、オランダ人がライン川を跨ぐバーゼルを制圧していた。のは、20時45分の試合開始前まで・・・


それにしても、気質というか何というかチケットを持たずして隣国に大挙して訪れ、早朝から深夜まで騒ぎ倒すというその体力(敢えて、安易な表現とするが。)に脱帽。バーゼルではホテルが取れなかった為、時計の針が24時を回った後に電車に乗ったのだが、電車の中は大変なことになっていた。簡単に表現すると、ただ酔っ払っているだけなのだが。負けたんだぞ、君らは。しかも、ロシアに。


ということで、スウェーデンが完全なる不調だった為、予期せずしてヒディング先生の力を垣間見ることになったのだが、正直、強かった。ゴールエリア付近まで切り込んでの、センタリングが何本上がったことか。自分は、ファンニステル・ローイ先生の後半終了間際の同点ゴールで喜ぶオランダサポーターの一味として世界中にその姿を曝してしまった程、かなり近い位置で見たのだが、ロシアはかなり走れてました。ロシア、あるかも。ヒディングすげぇな。


お陰様で、EUROを2試合観戦させて頂きましたが、率直な感想としては楽しい!と。オーストリア、スイスという場所に毎日、違う国のサポーターが集まって騒ぐ。根本にあるのは、自分の国が好きだという気持ち(だと思う。)試合前の国歌斉唱は、君が代のそれとはまた違って何か感じるものがあった。いろいろな国と陸で国境を接しているということだけで、日本とは明らかに他の国に対する考え方、自国に対する考え方が違うのだろうなと。アメリカが凋落し、EUROが勃興しているのは何故かと併せて、その答えはこれからゆっくりと探していくこととしよう。





2008年6月16日月曜日

スウェーデンvsスペイン

スウェーデンvsスペイン@インスブルック(オーストリア)


サッカー観戦歴に新たな1ページが加わりました!ワールドカップよりも難しい、ワールドカップより盛り上がると言われるEUROです。バンザイ!!


奇しくも、2002年死のF組全国行脚をさせて頂いた、我らがリュングベリ先生率いるスウェーデンをヨーロッパで見ることとなった。ひさしぶりに国歌を聴かせて頂きました。日本で見るのとは違う、いわゆる本場の戦い。スペインサポーターの倍以上の数のスウェーデンサポーターを見掛けたが、さすが世界一の福祉国家、機会があれば旅行に行きたい。ロナウド以来の自分の中でのスター、フェルナンド・トーレスのゴールを見ることができたのは幸運であったが、イブラヒモビッチの世界レベルの足で取った1点以外はほぼ、見るところがなかったスウェーデンにがっかりというのが正直な感想であった。バーゼルで待ってます。ちなみに、スペインは言うまでも無く、人気のチームなのであるが、自分が生きている時代にはロクに勝ったことが無いもので、あまり好きではないのだな。


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2008年6月2日月曜日

4ヵ月を振り返る

1年の中で最高の季節@ハンブルクと言われる休日の良き日にひさしぶりにアルスター湖へ。


文字通り、最高の天気の下、彼等と同じくビールを片手にとにかく佇むという至福(笑)


さて、日本を経って3ヵ月。どころでは無く、まともに振り返る間もなく4ヶ月が経過してしまったのだが、「憧れ」の海外生活とは程遠い状態。そもそも、そんな楽園のような生活が地球上のどこかに行くだけで簡単に手に入る筈がない訳で。と、ふと今思った(笑) 既に、学生生活は終わり、ある程度のレベルで飯を食う為にサバイバルしている状況下、留学や旅行を主目的とした海外生活からイメージされるような生活(外国人に周りを囲まれ、外国語の書物と格闘しているような)を送るのは困難を極める。それなりの収入を得ていることを、明確に自覚すべきだとも思う。そんな中でも、自分の時間を作ることを強烈に意識し、とにかく語学(まず、英語。そして、ドイツ語。)レベルを上げ、それが仕事にもプライベートにも良い影響を及ぼすような、良い循環環境を生み出せればと思う。日本に帰ることを前提にして修行の一環として海外に出ていること(会社がどう思っているかという意味では無く。)と仕事で来ているという、かなり相反する2点のバランスを上手くとりながらやっていくことが重要だなと感じる今日この頃である。あと、サッカー等を利用してプライベートでできるだけドイツ人とコミュニケーションを取れるような場所に自分の身を置くこと。そして、新聞を取る等して、日本の情報を適当に入れておくこと。あと、日本で努力して培った、朝型生活&停滞脂肪体質の徹底維持!


とりあえず、そんなところでしょうか。