2010年7月20日火曜日

FIFA U-20女子ワールドカップ ドイツ2010 日本vsナイジェリア観戦記



女子ワールドカップの開催を来年に控え、ドイツで開催されているU-20女子ワールドカップ。我らが日本vsナイジェリアの試合を、初めて訪れるアウクスブルクで観戦してきました。




女子代表の試合は、何度か見た経験はあるものの、U-20というカテゴリーを見るのは初めて。とは言うものの、既に代表で名を馳せているキング岩淵の存在もあり、その他代表に名を連ねている選手も少なからずおり、また相手であるナイジェリアの見事なパフォーマンスもあり、非常に興味深くそして楽しい試合となった。不甲斐無い敗戦を喫したことを除いては。
 女子のU-20というカテゴリーが男子と戦うとどれくらいのレベルにあるのか分からないが、1つの1つのプレーや勝つ為のチームとしての在り方等、日本サッカーはそれこそ底辺まで非常に指導が行き渡っており、1歩1歩世界標準へ向けて進んでおり、その結果としての今回のフル代表のベスト16があったのだと感じずにはいられないとても質の高いゲームだったと思う。特に、9番の高瀬選手のFWとしての仕事の仕方とプレーの質は素晴らしかったし、(調べたところやはり既に代表らしい。)途中で交代してしまったものの、6番の左サイドバックの選手は体がそれこそ普通の女子高生の様に華奢だが、レフティーの左サイドバックらしい活かしたプレー。それに代わって出場した選手もきちんと仕事をしていた。このようなところからも、日本のサイドバックのレベルが上がってきていることが感じられた。あと、7番の藤田選手のプレーも個人的には非常に好きです。そして、岩淵選手。正直、期待が高かったのを差し置いてもあまり、褒められるパフォーマンスでは無かったが、それでも結果を残してくるのはさすが。「持ってるな」と。


ナイジェリアの2点目はサイドからのパスにキーパーが反応したところを、詰められたもの。フル代表でも良く言われることだが、普段ではあり得ないところに足が伸びてくるというのが、いわゆる身体能力の差、アフリカの選手の凄さ。選手たちは、おそらくサッカー生活において初めて体感したのでは無いだろうか。普段、通るパスが通らず、普段、走り勝てるのに勝てない。そのような1つ1つの貴重な体験を経て、将来、代表となって世界一を目指すとき、そしてサッカーに限らず、人生のいろいろな場面に置いて今日の90分のゲームが非常に大きな意味を持つのだろう。若いって素晴らしい。みなさん、来年も、ドイツでお会いしましょう!




昨シーズン、最後までザンクト・パウリと昇格を争ったアウグスブルクのホームスタジアム。中央駅からトラムで10分程度、トラムを降りてから若干歩かなければならないのだが、偶に傷だが、さすがはドイツ。所属は、2部リーグでも非常に観戦しやすい素晴らしいスタジアムでした。


2010年7月14日水曜日

六五郎



結婚式の翌日、お世話になったホテルで頂いた佐賀御膳の一品目「佐賀珍味」の中央を飾るのは、有明海を司る我らがむつごろうさん。想像するかわいいキャラクターとは対角線に属する程のグロさは、佐賀人にとっては常識ですが、お酒を飲めるようになって、おそらく初めて頂きましたが、実に絶品でございました。



語る必要もありません。飛ぶ鳥落とす勢いの佐賀牛です。

ビバ!佐賀!!


シシリアンライス

佐賀大使を語っている?自分ですが、実際は高校を出たと同時に佐賀を出ているので、佐賀の旨いものについては余り詳しくないので、佐賀名物、シシリアンライスを今回初めて食しました。先日、その名の由来となっていると言われているシチリア島を軽く旅行しましたが、シシリアンライスの起源となるような食材、味については全く持って出会うことはできなかったのですが、佐賀の食材を使った絶にヘルシーな一品でありました。
 佐賀に来られた際には、佐賀牛入りのシシリアンライスを是非!佐賀空港にもあります。


 



2010年7月12日月曜日

2010年4~6月振り返り

2010年の目標(順不同)

怠慢以外の何者でも無いが、3月迄続けていた振り返りすら止めてしまったので、猛省すべく再開。

1.ブログを365記事投稿し、1日100アクセスの達成。

⇒17記事/91記事 ×(良い意味でも悪い意味でも新鮮味のある体験が減ってきたなというか、書くことはたくさんあるにも関わらず、書いていないという怠慢。)

2.早朝ラン&7時出社を習慣付ける、早く帰る。体脂肪13%切る。短時間睡眠に挑戦。

⇒6ラン/78ラン ×(怠慢。)

3.南アフリカに行く。

⇒◎ 掛け替えの無い、唯一無地の思い出となった。

4.バーチャルで簿記1級の試験を受けて合格し、簿財の勉強を始める。

⇒× 簿記1級の試験終了。11月に向けてどうすべきか考えるべき。

5.毎日英語を音読し、EconomistとHarvardBusinessReviewは必ず読み、大学受験用の文法書と単語集を1冊ずつ終える。FinancialTimesを購読する。

⇒× せめて、FinancialTimesとEconomistはきちんと読むようにしよう。

6.NHKのラジオドイツ語講座と、参考書1冊を完璧にし、日常会話をマスターする。

⇒× 通勤途中のラジオドイツ語講座を再開しよう。

7.ツイッター等を利用し、旧友と繋がる仕組を作る。

⇒◎ 結婚式により、多くの旧友との再会を果たす。ツイッターのフォロー数も増えてきた。ここからスタート。

8.読む本の数を減らす。

⇒○ くだらない(と思われる)本を買うのを止めた。

9.フランスを含めてヨーロッパの未だ行ったことのない国に3ヵ国行く。

⇒○ 新婚旅行で、ニューヨークとカンクン(メキシコ)行くぞ。

10.週1回の掃除を含めて、家を綺麗にする。車も綺麗に。

⇒◎ 愛すべき妻のお陰で、綺麗になっております。

11.積立継続、ユーロの貯蓄、運用を始める。

⇒○ 安い価格でコンスタントに買付できております。

三十路まであと1ヵ月を精一杯やってみよう。



6.13 水戸vs草津

結婚式の為、一時帰国した翌日、初めて水戸の応援に行って参りました。そして、最後にJリーグを見たのはドイツに発つ前。約2年半振りの観戦となりました。


日頃、ヨーロッパのサッカーばかり見ているので、この日のゲーム内容がそれと比較して退屈だったことは否定できないのだが、チームを愛する一定のサポーターが居て、選手、スタッフは其々の生活を賭けて勝利の為に、全力を尽くすその姿はヨーロッパのそれと比較してもそん色無く、やはりJリーグが地域文化の中にきちんと根付いていることが再認識できた試合であった。



昨年、オープンした水戸のホームスタジアム、ケーズデンキスタジアム水戸。専用競技場で無いのが残念極まりないですが、水戸駅からもバスやタクシーで行かねばならず、なかなか遠かったのですが、(しかも、シャトルバスが有料)駐車場もたくさんあって地元の人が通うには申し分ないスタジアムだと感じました。いずれは、J1の舞台となって欲しいものです。



この日のゲームは、北関東ダービーと銘打たれて草津からも多くのサポーターが訪れていた。草津名物の温泉の何かの恰好した人もいらっしゃいます。素晴らしき、Jリーグ。



2010年7月6日火曜日

Waka Waka (This Time for Africa)

ということで、南アフリカでワールドカップを2試合観戦した訳ですが、選手入場前に映像と共に会場で流れる曲が、2010ワールドカップテーマソングのWaka Waka。ドイツでは、現在ヒットチャート1位を突っ走っております。日本vsデンマーク戦の観客の多くは、地元の人だったのですが、皆がこの曲を口ずさみ、勿論踊る輩も。日本にはあまり流通していないようですが、Shakiraさんと併せて非常に素敵だと思うので、初めてYou tubeを埋め込んで紹介してみます。

 それでは、ビバ、ドイツ!








2010年7月5日月曜日

FAN PARK HAMBURG(ドイツvsアルゼンチン)

2006年ワールドカップドイツ大会、各都市で開催され、各国からのサポーター同士の交流に一役買ったという、ファン・パークに初めて行って参りました。6万人が集まったとか何とかですが、やはり伝統ある三色の国旗と国歌は何時でも痺れます。結果の方も、4vs0とアルゼンチンをチンチンにしてやりました。


ブラジル戦に勝利後、ここぞとばかりにオランダ一色に染まった近所のバー。4強に残った欧州勢は、日頃馴染み深いオランダ、スペイン、そしてドイツ。素晴らしい。






日本vsデンマーク(2010FIFAワールドカップ)観戦記



南アフリカは、ルステンバーグで行われた我らが日本代表が予選グループ突破を決めた日本vsデンマークを観戦して参りました。現地に行く前は、「消化試合」と揶揄されたカードでしたが、信じる者は救われる、2002ワールドカップの日本vsベルギー戦を超える、生涯随一の試合に巡り合えることができました。



この日は、ヨハネスブルグのホテルを午後1時頃出発し、バスで陸路3時間程、今回の試合開催都市で本当にスタジアム以外に何も無いと言われたルステンバーグに到着、将来語り継がれることとなるであろうスタジアムです。スタジアムからほんの少しあるけば、民家。新築したのか改築したのかは定かではありませんが、このスタジアムが今後どのように利用されるのかは若干、気になるところ。



さぽ村には、ウルトラスの皆さんが多数参加されており、参加者からカンパを集めて団幕を作成し、当日会場を訪れた日本サポーターに寄せ書きをお願いする等、日本の勝利の為に、精力的に活動をされていました。ワールドカップに出場することは当然となりましたが、アウェイのどの試合にも駆けつけるという彼等の存在なしには現在の日本サッカーの地位を築けることは無かったのだろうと。素晴らしいです。



日本vsデンマークというカードは、第三者的に見ればB級カードであることは否定できません。スタンドは、日本からのサポーター、デンマークからのサポーターそして、地元の人と3パターンに分けられます。言われる迄、そのような感覚は全く無かったのですが、ウルトラスのリーダーが「地元の人をいかに日本側にできるか、ホームの雰囲気を如何に作るかが勝負だ。」と。確かに、ということで。スタンド入りする迄の約2時間、ビールを片手に自分も楽しみながら、日本から来た客寄せパンダの如く、色々な人に積極的に絡み、一緒に写真を撮るという単純な方法ですが、日本サポーターを増やし、勝利に繋げることに尽力。自分以外の日本サポーターも同じ行動を取り、その結果と代表のパフォーマンスを合わせて、スタジアムのとても良い雰囲気を作ることができました。日本がリードした前半の途中で、ウェーブが湧きおこる程、盛り上がっておりました。



今回、歴戦の色々な方とお話をさせて頂きましたが、ドイツ大会は、日本サポーターは例の結果もあり、皆、下を向いて帰っていたと。ただ、サポーターはどんな試合であっても常に笑顔で楽しまなければならないと。それが、ワールドカップであり、4年に1度の世界最大の祭りであると。日本代表が出場するようになって4回目。日本のサポーターも選手たちと共に一回り大きくなった南アフリカ大会だったのでは無いかと思います。

 現地まで、決して少なくないリスクを負って、我らが日本代表の勝利の為に、足を運んだサポーターのみなさま、そして勝利を勝ち取った、選手、裏方を含めたスタッフの方々。常日頃からサッカーが好きで、日本から念を送られたサポーターのみなさまお疲れさまでした。これから、また4年間楽しみながら頑張りましょう!


2010年7月4日日曜日

ドイツvsガーナ(2010FIFAワールドカップ)観戦記



南アフリカに到着した当日、ヨハネスブルグのスタジアムで決勝戦が行われるサッカー・シティに我らがドイツ代表の予選リーグ突破を掛けたガーナ戦を観戦に。オーストラリアに快勝した後、セルビアに対しまさかの敗戦を喫し、奇しくも背水の陣となった、一戦は試合が経過していくと共に、他会場の結果が、そのままで時が進むとドイツとガーナの両チームが決勝トーナメントへと進むものとした為に、なかなかぬるい感じの試合となったが、2002年以来久しぶりにワールドカップという地に足を運んだなと感じるに十分な雰囲気であった。



この日のスタメンは、我らがHSVのボアテングがガーナ戦だからであろうか抜擢されスタメンを張り、日頃ブンデスリーガで敵として対面するも、味方にするとこれ以上頼もしいものはないという、さすがドイツ代表という素晴らしいイレブン。ワールドカップ全体の盛り上がりからしても、ここでは絶対に負けられないということで、自然と応援にも力が入る。



ということで、ついに始まったワールドカップであるが、7月11日のファイナル、ここサッカー・シティに足を運ぶのはどのチームであろうかと南アフリカの地で一人想いを馳せた今日この頃であった。このとき、既に翌日のデンマーク戦に向けて胸の高鳴りが抑えきれなくなっていたのは、自分だけではないはず。



そして、決勝の舞台とは言えども、周りは整備が間に合わなかったのか当初から予定もしていなかったのか、裸のまま。スタジアムにも砂埃が舞っていたのは、ブラウン管を通しては分からなかったことでしょう。ビバ、南アフリカ!