2008年12月25日木曜日

2008年

海外組の一員として、ドイツのクラブチームに入る


ブログを毎日更新することを含めて、「グーグル」に公開する


日常会話レベルのドイツ語をマスターする


以上、3つの目標を掲げて人生初の海外生活に心躍らせ颯爽と成田を発ったのであるが、


見事に1つも達成できずに約1日後、成田に降り立つ・笑


ひとつずつ振り返ってみると、海外組の一員として、ドイツのクラブチームに入ることはかなり厳しい。というのも、どうやらドイツのクラブチームは日本のそれとは違って、休日だけでは無く、平日もきちんと練習をしている模様。既にご存じの通り、ドイツ人は残業をしないからそれができるのであって、超日系企業@ハンブルクに勤める自分がそれを成し遂げるには相当に強靭な肉体及び精神力が必要なのである。ただ、唯一、本域に近い大会に出ることができ、どうやら毎年参加できそうであるので、たまにやるフットサルを糧に、その大会を目標に日々研鑽していきたいものである。ブログを毎日更新することを含めて、「グーグル」に公開することは、できなかった。とりあえず、全くもって毎日更新していないし、どうやらグーグルでは引っかからない模様。(ちなみに、ブログ検索の対象にはなっている。)コンテンツ的には、これだけ頻繁にスタジアムを回っているので、当日や翌日にでもきちんと更新すればヒット数が上がり、徐々に検索対象となっていくのであろうが、完全なる怠慢により、ブラジルやエル・クラシコを含めて未だ記事と成り得ていない試合がたくさんあるという散々たる状況。ただ、今年は長い間、自宅でネットがつながらないという環境下にあった為、来年こそは是非、毎日早朝更新を目指したいものである。日常会話レベルのドイツ語をマスターするどころか、英語もままならない・・・1年留学したところでそんなに喋れるようになるはずが無いという自論を持ち、留学を否定していた若き自分が懐かしいが、自分が海外に行ってみて自論がいかに正しかったかが分かる。超日系企業@ハンブルクで、完全に日本に居たときよりも常に日本人と過ごしているため、ふつうに生活を送るだけではドイツ語は勿論、英語の上達も困難を極める。ただ、英語を喋ることに全く抵抗が無くなったのは非常に大きい成果であると思う。これも、来年こそはどうにかしたいものである。


さて、早稲田での4年間のモラトリアム期間を経て、「海外で働く」という直近の目標を持ち、メデタク実現して1年が経つ訳であるが、1年振り返ってみて仕事面、プライベート面、自分なりに色々な体験をし、日本にいたとしたら得られなかったであろう莫大な経験値を得ることができたと思う。その点、良くやったのではないか。


世界は混沌とし、来年は非常に厳しいビジネス環境となることが容易に予想される。今年は、飛躍への助走期間であったと言える。来年は、自分がヨーロッパに来たことによって会社に齎される何か1つの大きな成果を残したい。


2008年クリスマス・イブ空港へ向かう前の自宅にて。


 



バルセロナvsレアルマドリッド


佐賀を出て、東京に行き、「プライベートで何かひとつ人に負けないものを持とう。」とふと思い立ち、元々憧れていた代表戦を初めて横浜スタジアムで見たのは、2000年のキリンカップ、スロバキア戦。柳沢の2得点で色々と批判されることの多かったトルシエの首がつながったこの試合。以後、首都圏開催の代表戦は、オリンピック代表を含めてほぼフル参戦し、三浦知良、そして鳥栖を更なる軸に、徐々に観戦歴を増やし、2002年の日韓ワールドカップの伝説のベルギー戦を含めた全国行脚で一気に花が開き、一旦は落ち着いたものの、昨年の浦和のACLで完全なるマニアと化してしまった己に今年、訪れた新たな機会、欧州。毎年、締めはトヨタカップとしてきたが、9年目にして初めて別の試合となった。


そして、その試合は「エル・クラシコ」。おそらく現在における、世界最高のリーグ戦。


通常、日曜に行われることが多い為、欧州とは言えども、一介のリーマンにとって観戦するのが難しいのだが、今回は幸運にも土曜開催、しかも「訪れるべき場所」カンプノウ開催ということで、冬のボーナスを散財・笑


ちなみに、今回泊まったのがHOTEL PRINCES SOFIA INTER-CONTINENTAL BARCELONAというホテル。これがまた、最高にカンプノウに近いので、5つ星につき多少値は張るが、非常にお薦め。


毎回、眠い目をこすりながら、WOWOWで見ていたクラシコ。レアルが不振で、監督が代わって1発目の試合ということもあり、バルサが相当有利という下馬評であったが、内容としてはレアルがかなり守備的に来たこともあってさすがの好ゲーム。何度かあった決定機をレアルが先に決めていたら、違う結果となったかもしれない。フットボールファンならゲームはご覧になられていると思うので、詳細は避けるが、やはり2点目を決めたメッシに尽きる。ソシオの中でも完全に別格の扱いを受けていた。それと、エトーはやはり素晴らしいストライカーである。今回、入りが遅く、ホテルがスタジアムに近かったこともあるのだが、試合開始の相当前からテレビでもラジオでもクラシコ、クラシコと盛り上がっていた。試合が終わった後の、バルサ、バルサ、バールサ♪と唄うソシオのバルサ讃歌が何ともバルセロナの夜に誇らしげに響いていた。次回は、サンチャゴベルナベウでのクラシコを観戦したい。


では、毎年恒例。


☆2008年1位☆ セルティックvsヒバーニアン


EURO、イタリアダービー、ブラジル等を抑えて、我らが俊輔セルティック・パーク。拍手で選手を鼓舞するスタジアムの雰囲気とまさにキングとして君臨する中村俊輔の姿に感動した。来年、最終ホーム戦に再訪したい。


☆2008年2位☆ バルセロナvsレアルマドリッド


やはり、最高です。雨で寒かったですけど。


☆2008年3位☆ HSVvsブレーメン


昨年、大敗した年に1度のダービー。オリッチのワールドクラスのゴールで勝利。最終的には、地元のスタジアムで地元のチームが勝つのを見るのが1番だということを認識させられた試合。


振り返ってみると、この1年は日本にいる人から見るとひくぐらいの観戦歴を重ねており、たぶんサッカーを業としていない日本人の中では、最も観戦しているのでは無いかと思える。来年は、ドイツの各都市及びオランダ、フランス、ギリシャ、イタリアと日本人が活躍しているホームタウンを訪れたいと思う。



2008年12月22日月曜日

クリスマスマルクト@ニュルンベルク

初体験するまでは知らなかったまでも、結局ハマってしまったクリスマスマルクトも5都市目。最後となる、ニュルンベルクはドイツ3大クリスマスマルクトとして有名とのこと。確かに、他と比べると規模が相当デカイ上に、観光客がやたらと多く、日本人も相当いた。デュッセルドルフに行ったときよりも、多いんじゃないかというくらい。後輩にも言ったけれど、これから先おそらく、毎年もっと多くなって流行るでしょう。ニュルンベルクと言えば、ワールドカップのクロアチア戦、そしてニュルンベルクソーセージが有名。ニュルンベルク城近くで食べた、本場のソーセージはビールと合わせて絶品でした。観光として、この街は非常におすすめです。




2008年12月21日日曜日

クリスマスマルクト@フランクフルト


日本から、ドイツのクリスマスマルクトをメインに後輩が遊びに来るということで、初めてフランクフルトへ。フランクフルトと言えば、欧州中央銀行の本部があることで有名、そして稲本が所属する微妙に?熱いフットボールチームで有名。1日、買い物等で街を回ったが街のデカさとしてはデュッセルドルフぐらい。印象としては、やはりビジネスの中心ということで高層ビルが多いなということ。ただ、クリスマスマルクトを含めて、たいしたことはないなと・・・すみません。


ガンバレ!ユーロ!!




2008年12月4日木曜日

滑走

今年のハンブルクは寒い。ようである。


もう既に、11月中に雪が降り、12月に入ると毎日と言っていいほど降り続け、本日ついにガッチリと積もった。昨年は、ガッツリ買い揃えた冬服の出番が全く無いほど暖冬で、冬タイヤの装着の必要もなかったのだが、今年はさすがに変えないと不味いようである。周りの車もそうなのであるが、相当に気をつけて超鈍間運転でなんとか無事に会社の目の前まで到着した後で、対向車線からタクシーがよくわからない進路を取った為、ブレーキを踏もうとしたら滑る。焦る。出勤が比較的遅かった為、雪の上に止めるはめになり、駐車しようとブレーキを踏んだ瞬間滑る。止まる笑


雪が降る地方で過ごされた人にとっては、何ともないことなのであろうが、佐賀→東京と過ごしてきた自分に取っては雪と冬の寒さは天敵以外の何物でも無い。



2008年12月3日水曜日

クリスマスマルクト@リューベック

ハンブルクから北に電車で約1時間。ビーチを持つ、リゾート地(と自分は理解しているのだが。)リューベックへ。ちなみに、リューベックのクリスマスマルクトは比較的有名のようだ。


13~14世紀のハンザ同盟の盟主らしいかどうかは定かでは無いが、ブレーメンのそれとは違い、町の中心地にある程度広い形でクリスマスマルクトが催されていて、一通り歩いて回るにも若干距離がある。グリューワインを飲んで温まって、ソーセージを食って腹を満たし、ビールを飲んで気持ち良くなるという基本的コンセプトはどの街に行っても変わることはないが笑 今回は先輩とドイツ人の友達と一緒にリューベックを訪れたのだが、結局のところひとりで行っていた場合は確実にその楽しさは半減していた訳であり、クリスマスマルクトという材料を通して友人・家族と過ごす時間を大切にすることが目的なんだなということを今改めて思う。




2008年12月2日火曜日

クリスマスマルクト@ハンブルク

ロンドンに駐在する先輩が週末を使って遊びに来た。日本で働く後輩が2週間後に遊びに来る。どうやら、ドイツにはクリスマスマルクト(マーケット)という世界に誇る「祭」があるらしい。


ということで、最近までその存在自体を知らなかったのだが、知る人ぞ知る?かの有名なクリスマスマルクトを初体験。ドイツ(ドイツに限らず、近くのドイツ語圏の国々)の至る所でクリスマスまでの1ヵ月、ごく至極簡単に行ってしまうと日本の縁日的なものが開催される。人生初のグリューワイン(ホットワイン)を始めとして、ソーセージやらビールやらビールやらソーセージやら・笑 ちょこちょこ飲み食いしながら、いろいろな屋台を回る。スタジアムで写真を撮る限りは、手持の200万画素の名機で事足りるのだが、こういった雰囲気を惜しみなく日本にお届けするにはもっと高性能のカメラが必要かなとふと思ったのだが、それはさておき。おそらく、街の中心に教会のようないかにもシンボル的な建物がドンとあり、それを囲むようにしてセンスの塊のような露店及び電飾が冬の寒さも手伝って、非常にクリスマス的な最高の雰囲気を醸し出しているのであろう。と、まったく説明になっていないのだが。


とりあえず、かなり楽しい!