2013年10月21日月曜日

2013/14シーズン ハンブルガーSV(HSV)vsシュツットガルト(酒井高徳出場試合)観戦記



Fink 解任後、UEFAカップを獲った小野フェイエノールトやドルトムントで監督を務めた経験を持つ、前オランダ代表監督のファン・マルヴァイクを新たな指揮官に迎えた、我らがHSV。

 初陣となった、アウェイのニュルン戦を5vs0の大勝で飾った後のホーム初戦は、「弱いチームには、強い」という今シーズンの印象を払拭する為にも、是が非でも勝ちたい一戦。



(試合前恒例の選手とサポ一体となった手拍子も板に付いてきた。)

この日の試合、1番盛り上がったシーンは副審が試合開始前にゴールネットをチェックするいつものシーン。言うまでも無く、金曜のゲームでレヴァークーゼンのキースリングの枠を外れたヘディングがネットを突き破ってゴール(大誤審)となったことがベースとなっているのだが、こういった何気無いシーンにドイツサッカーのレベルの高さが垣間見える。



ホッフェンハイム、ブラウンシュヴァイク、ブレーメンと続いた今シーズンのホームゲーム。4試合目でようやく我らが日本代表、酒井高徳の登場。所属チームで試合に出てない選手を使うぐらいなら、96の酒井宏樹と併せてセンターバックでもフォワードでも使えばいいのにと思うのは私だけでしょうか。



(チーム3点目は、ラフィー。目の前のゴールも、iPhone の起動が遅く、走り去ってしまった。)

前半開始早々に、先制点を許し、いつもの如く暗雲立ち込めるも、前節ハットトリックを決めた、新戦力のお買い得ストライカーLassoga のゴールで追い付く。前半終了間際に、またしても失点するも、後半開始から投入したBeister のゴールで、同点。このあとさらに失点を許すも、ラフィーのゴールでまたもや同点。

 失点はさておき、ボールのポゼッションも抜群で、近年まれに見る好ゲームで、監督が変わるとここまで違うのか!と感嘆せざるを得ない内容だった。



(一世一代の演技で、レッドカードを誘発するラフィー。さすがのロートル。)

就任から短期間で、ここまでチームが変わると、ウィンターブレイクを含めてこれからのシーズン、若いチームの成長に多大なる、そして過剰な期待が持てる。特に、ポカールでは真面目な話、ファイナルを狙っていきたい。(抽選次第だが)



(相手を倒した訳では無く、倒れた相手を優しくケアした高徳。いい奴。)

ということで、この日の高徳であるが、本人の関与がどのくらいあったのかまではウォッチできていないが、私が見た限り、シュツットガルトの3失点は全て右サイドから。ドイツ代表、ヤンセン特有の左サイドからの上がりを十分にケアできてなかった様に見える。

 前半に1本あった、右からのクロスもゴールラインを割ってしまったが、それもこれも何もかも試合にスタメンで出てこそ獲得る経験。

 ウッシーに負けず、ブンデスそして代表でも引き続き、頑張って欲しいものだ。


2013年10月6日日曜日

大前研一通信2013年10月号 日本の論点


外国人旅行者受入数ランキング(2000万人以上の外国人旅行者を受け入れている10の国々)及び外国人旅行者受け入れ数で日本と近似の国(外国人旅行者受け入れ数が1000万人以下の国々)を見たときに、


1000万人という日本の目標は、あまりにも控えめなもので、英国、ドイツ並みの3000万人くらいの目標を掲げるべきだと、大前さんは言う。[1]


これを知ってか知らずか、日本再興戦略として、2030年に訪日外国人旅行者数3000万人を目指すことが今年6月に閣議決定されたらしいが[2]、それはさておき、


年間8000万人が訪れるフランス、6700万人が訪れるアメリカには世界中の誰もがイメージできるエッフェル塔、自由の女神等のいわゆるフォトジェニックなモニュメントが存在するが、日本にはそれが無いのが致命的だなと、最近ドイツ語の授業で富士山を知っているのがフランス人ひとりしかいなかったことから感じた。


そういう意味で、大前さんは第一歩として、3000万人のうち、おそらく半数を占めると思われる中国人に対して、安売りパッケージツアーでは無く、きめ細かいプログラムをネットで訴求することを仕掛けとして上げられているが、視覚に訴えかけるという点でも烈しく同意である。


話は変わるが先日、大前研一 ×堀江貴文という正に夢の対談がニコ生で実現した。[3]


メチャメチャおもしろかったなー


[1]訪日3000万人の観光先進国を目指せ、カギは中国人 nikkei BP net 2013/8/6コラム


[2]訪日旅行促進事業(ビジット・ジャパン事業) 観光庁


[3]大前研一 ×堀江貴文 『日本のテクノロジー』対談!! ニコニコ生放送