2009年6月22日月曜日

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう

読もう読もうと思っていて放置していたが、やっと読めた勝間さん推薦本。


学習欲、親密性、収集心、達成欲、自己確信


付録、strengthfinder(ストレングス・ファインダー)で示された特長的な資質は、順に上記5つ。


あなたは学ぶことが大好きです。あなたが最も関心を持つテーマは、あなたの他の資質や経験によって決まりますが、それが何であれ、あなたはいつも学ぶ「プロセス」に心を惹かれます。内容や結果よりもプロセスこそが、あなたにとっては刺激的なのです。あなたは何も知らない状態から能力を備えた状態に、着実で計画的なプロセスを経て移行することで活気づけられます。最初にいくつかの事実に接することでぞくぞくし、早い段階で学んだことを復誦し練習する努力をし、スキルを習得するにつれ自信が強まる――これがあなたの心を惹きつける学習プロセスです。あなたの意欲の高まりは、あなたに社会人学習――外国語、ヨガ、大学院など――への参加を促すようになります。それは、短期プロジェクトへの取組みを依頼されて、短期間で沢山の新しいことを学ぶことが求められ、そしてすぐにまた次の新しいプロジェクトへに取組んでいく必要のあるような、活気に溢れた職場環境の中で力を発揮します。この「学習欲」という資質は、必ずしもあなたがその分野の専門家になろうとしているとか、専門的あるいは学術的な資格に伴う尊敬の念を求めていることを意味するわけではありません。学習の成果は、「学習のプロセス」ほど重要ではないのです。

以上が、「学習欲」であるが、学ぶプロセスが重要で、その対象は何でもよいと。確かに、その通りかもしれないと妙に納得した。そして、今まで就活や研修等を通じて、受けてきた類似のものは、大体が自分の思っている結果が出て来るのであるが、今回は自分が思っていたものが出てこなかった点と、「親密性」があって辛うじて助かったが、相当に自己チューであることがはっきりして、ちょっとブルーになった点・・・ いずれにせよ、このような自分の強みを活かせる場所に身を置き、日々精進すること。本を買うだけで、これだけのきちんとしたテストが受けられるので相当にお薦めです。












さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす田口 俊樹

日本経済新聞出版社  2001-12-01
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おすすめ平均  star
star結果どうするかは自分次第
star中古でも一応読める
star中古で買ったから・・・

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2009年6月20日土曜日

祖母力 うばぢから オシムが心酔した男の哲学

稲本がフランスのレンヌへ移籍することが決定したという。正直、フランクフルト程、微妙なチームは無いので、彼にとっては非常に良かったと思うのだが、巷では中村俊輔の移籍で盛り上がっているところ、さくっと今まで行ったことのないリーグへ、そして名のある競合へ移籍を決めてしまう稲本に素直に凄いなと。


未だにベストゲームであることに間違い無い、2002年日韓ワールドカップの初戦ベルギー戦で決めた2点目が猛烈に印象に残っているので、以降やはりボランチは稲本だと思い続けて早8年。いい加減に、代表の中盤に君臨して欲しいのだが・・・ 2009/2010シーズンは、結局まだ行ったことのない、フランスのスタジアムに足を運びたい。伊藤翔は、なかなかパッとしないのだが、そのフランスリーグ、グルノーブルでGMを務める、祖母井氏。この人が居なかったら、オシムは日本に来ていなかったのだろうが、自分を信じてやり切ること。


結局、ドイツ大会の繰り返しとなってしまったオーストラリア戦。結果を見ただけで、あのときの切なさがフラッシュバックしてきたのだが、このままじゃダメだよね。そして、あのメンバーで行った場合、容易に3敗してきそうな気がするのは気のせいでは無いはずだ。












祖母力 うばぢから オシムが心酔した男の行動哲学
祖母力 うばぢから オシムが心酔した男の行動哲学祖母井 秀隆

光文社  2008-01-24
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おすすめ平均  star
star良い本です
starもっと分厚いといいのに。
star挑戦。

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2009年6月9日火曜日

中村俊輔 スコットランドからの喝采

4大会連続のワールドカップ出場決定おめでとうございます。組み合わせに恵まれたことは否めないが、2試合をも消化試合にするのは他との明らかな力の差の証明。互いに出場が決まった状態で、そして1位で抜けることに何のメリットも無い状況で、オーストラリアと真剣勝負ができる程、スポーツというのは簡単なものでは無いので、岡田監督8年振りの罪滅ぼしとして、あの男を呼んで欲しいのだが・・・


代表の柱として、中盤に君臨している中村俊輔がいかに素晴らしいかを世界中のセルティックサポーターが熱く語るという、初めて目にした形の書。個人的に驚いたのが、英語を対象としているのだが、未だ通訳が付いていること。おそらく、彼は余り語学の習得等に興味が無いのか、本当にサッカー漬けでそういった時間が取れないのかであろう。中田が次々と言葉を習得していくのと比較して、それだけが凄いんじゃないだなと違う視点が持てた。


グラスゴーを離れて、横浜への復帰が取りざたされているが、是非、最後にスペインに行って、リーガでも日本人は通用するというところを見せてほしいのだが。ちなみに、我らがHSVもオファーを出して、即断られたらしい・・・












中村俊輔 スコットランドからの喝采
中村俊輔 スコットランドからの喝采東本 貢司 田澤 耕

集英社  2009-03-26
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おすすめ平均  star
star非常に勉強になる
star日本人向けではないです。。。

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2009年6月8日月曜日

クラクフ

せっかく、クラクフを訪れるのであわよくば今年3回目の優勝決定試合観戦をと思っていた、ポーランドリーグチャンピオンのヴィスワ・クラクフのホームスタジアム。前日、最終節で優勝を決め、その試合もテレビでやっていたが、他国のそれと比べるとスタジアムが非常にイケてない。次回の、ユーロはウクライナとの共催なのだが、鉄道等の整備状況も加えると、これで本当にできるのか?というのが正直な感想。
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クラクフはワルシャワに遷都する前の首都であり、ドイツ軍の司令部が置かれていた為、あまり第二次世界大戦での被害を受けなかったそうで、旧市街は世界遺産に登録され、非常にヨーロッパらしい街並み。写真は、その中でも有名なヴァヴェル城はとにかくデカクて壮大。033



2009年6月2日火曜日

アウシュビッツ

6月頭の3連休を利用して、従前より行きたいと思っていたアウシュビッツを訪れた。今まで行ったことのある人からは、その日は何も喉を通らなかった程、衝撃を受けたという感想をよく聞いていたのだが、自分の場合は1日中頭が痛いという症状でそれが表れた。当時の建物がほぼそのまま残っており、その建物の1つ1つに様々な展示がされているのだが、ガス室へ向かう直前の女性たちの写真がそれを想像すると余りにも残酷で。


アウシュビッツから少し離れたところにある、もう1つの収容所、ビルケナウ。アウシュビッツの狭苦しさを見た後で、こっちにくると一瞬、爽快さも感じてしまいそうだが、電車で連れてこられて収容所で働けるかどうかを一目で判断されて、そのままガス室へ、というここの目的を知り、その作りを見たときにあたかも動物を飼育するような非常に効率的な仕組みであり、何とも表現し難いが、こんなことが有り得るのかと。

負の世界遺産と言われる、アウシュビッツはポーランドの南側、ハンブルクからでも少し行きにくいので、日本から行くとなるとかなりの時間を費やすことになると思うが、自分がどうこう言ってもあれなので、直接自分の目で確かめて頂きたいと思う。ざっくり言うと、ポーランドの2番目の都市、クラクフ(krakaw)に空路もしくは陸路(電車だと、正直かなり時間が掛かるので時間が限られている場合は飛行機が無難。)で入り、クラクフの中央駅から約2時間でオフィシェンチム(oswiecim)に電車で入る。(チケットは、中央駅のカウンターで買える。)オフィシェンチムからは徒歩、またはタクシーでアウシュビッツへ。アウシュビッツからビルケナウへは無料のバスが出ている。