2010年12月15日水曜日

2010年観戦ランキング

2007年2008年2009年に引続き、毎年恒例。


それでは。


☆2010年1位☆ 日本vsデンマーク(FIFAワールドカップ南アフリカ)


改めて今振り返ってみると、本当に良く現地まで(しかも、3戦目のデンマーク戦に)足を運んだものだと自分でも感心してしまうのだが、そもそも何で南アフリカまで行ったのかと言うと恐らく、今まで訪れたことの無いアフリカという地、そしてそれなりに?危険と言われる南アフリカにワールドカップという機会を利用して、とりあえず行ってみたかったのだと思う。日頃から、観光そっちのけでスタジアムへ行ってしまうので、ほぼ移動と観戦のみの弾丸ツアーであろうがそこは関係なく、むしろ愛すべき我らが日本代表の勝利(もしくは、敗退)がそこで観れるのであればさらに良いでは無いかと。ということで、言うまでも無く、最高の瞬間に立ち会うことができそして、ワールドカップの楽しみ方を体験し、さらに己の経験値が恥ずかしくなる位、強烈なサポーターの皆様方と触れ合えたことが一生の宝物となった。こういう経験は、これから先1度あるか無いかだろうなとつくづく思う。試合前の国歌、最高でした。


☆2010年2位☆ 日本vsイングランド


ドイツに発つ前に、岡田ジャパンの船出を国立で見て以降、代表戦をまともに見たのは現地で観戦したオランダ戦のみであったと思うが、ワールドカップが近づくに連れ、本当に、デンマーク戦が2敗した後の消化試合となるのでは無いかと、口には出さないもの、一種の諦めのようなものは持ちつつあった。しかしながら、イングランド戦の試合内容も然ることながら、偶然発見したグラーツの代表宿舎でバスに乗り込む選手、監督、スタッフの姿を見たときに例え2敗で迎えようとも応援する、できるという決意が生まれた1日であった。今思えば、チームとしての一体感のようなものがあの時点で既に垣間見えていたような気がする。


☆2010年3位☆ ドルトムントvsブレーメン


ただ同じ日本人というだけなのに、ここまでたくさんの人からここまで大歓迎されていいのかと。純粋に、ミーハー的な感覚でフットボールを堪能できた素晴らしいゲームであった。そして、そのプレーを含めて香川は心底スゴイなと思った。


☆番外☆ ザンクトパウリvsHSV


赴任当初、ザンクトパウリの試合を初めて見たときに、まさか1部の試合でダービーが実現するとは夢にも思わなかった。ザンクトパウリのホームで行われたこの試合は、ザンクトパウリのサポーターがHSVという好敵手を迎えてハンブルクダービーという一つのお祭りを作り上げようという心意気が、随所で見られた。そしてHSVも、格が違うとばかりに意識していないように見せかけて、相当に意識している感じがとても面白かった。試合後、あのような形になってしまったのは頂けないが、次回HSVホームのダービーでは、HSVが積極的に良い意味でハンブルクに誇る祭りを作り上げて欲しいものである。今から、楽しみで仕方が無い。



フライブルクのクリスマスマルクト



ドイツ、冬の風物詩と言えばクリスマスマルクト。今回は、フライブルクへ。ドイツの至る所で行われているクリスマス・マルクトは各都市毎に個性があり、そこが面白いのであるが、失礼を承知で言えばフライブルクのクリスマスマルクとは他のそれと比べて有名では無く、実際に行ったところこれと言って特筆すべきものは無かったのだが、


これと言ったものが無くても、その街に住む人が家族や友人、自分の好きな人とマルクトを訪れ、グリューワインやソーセージ片手に一つの時を過ごす雰囲気は、やはりその街その街によって違いがあり、素晴らしいなと。ちなみに、伝統的な手工芸品を狙うなら?フライブルクのクリスマスマルクトらしい。




2010年12月13日月曜日

フライブルクvsメンヘングランドバッハ(矢野出場試合)観戦記


ドルトムントを堪能した翌日、フランクフルトから特急で約2時間、スイスやフランスとの国境近い、ドイツ南西の街フライブルクへ。フライブルクは、今シーズンで浦和を退任となり、その後の体制からも何の為の2年間だったんだと思わずにはいられないフィンケが名将として名を馳せた街であり、我らが矢野が今シーズンより闘いの場として選んだ街である。


フライブルクは、環境都市として有名であるが、フライブルクのホームスタジアムであるbadenoba Stadionは、屋根に太陽電池が備え付けられ、電力を賄っておりそして、今ではどのスタジアムでも見られるが、ビール等を買った時にカップに対してデポジットを行う、リユースカップの先駆け。話によると、フィンケもそのようなチームの環境に対する取り組みに対し自らも積極的に推進をしていたようで、チーム設立以来初めて1部に昇格させたという事実からも相当な名将であることに違いないのだが、それはさておき、浦和のこの2年間は一体何だったんだろうと言わずにはいられない。


フライブルクのスタジアムは、太陽電池云々を除くと、マインツ等ドイツの中堅クラブに良くあるようなキャパシティと造りのスタジアム。この日も、若干広めに造られたアウェー席の一角以外は、ほぼ満員。その大学が昔から有名であるように、街自体がルール工業地帯に代表されるドルトムントやシャルケとは趣が異なるのだが、それがスタジアムからも感じられ、ゴール裏のサポーターもとても大人しい感じと井手たちで、まさしくオラがチームを応援するといった感じの素敵なスタジアムである。


さて言うまでも無く、フライブルクへは我らが矢野を応援しに遠いところ足を運んだのであるが、残念ながらベンチ外。この日も、下位に沈むメンヘングランドバッハに対し、3vs0と快勝し、現在ヨーロッパリーグ圏内の5位につける。その快進撃を支えるのが、13点を挙げ得点ランキング1位タイにつけるシセ。この試合でも2点を決め、交代の際にはスタンディング・オベーションの中、颯爽と歓声に応えながら意気揚々とまるで何かのスターの如く、ゆっくりと徒歩でベンチに下がっていたところをお約束のイエローカード。矢野が彼の牙城を崩し、スタメンを張るには相の当な努力と運が必要であることは間違いないが、個人的には大変お気に入りの選手なので、引き続き愚直に頑張って欲しいものである。

香川を見た翌日だけに、選手に取っていつどのチームに所属するかは、サッカー人生を左右するとても大きな要素だなと想いながら、中央駅へ向かうトラムで帰路に着いた今日この頃。頑張れ!矢野。


2010年12月12日日曜日

ドルトムントvsブレーメン(香川出場試合)観戦記


今シーズンのブンデス・リーガを首位で突っ走る、ドルトムントの世界に誇るべきホームスタジアム、Signal Iduna Parkへ。8万超のキャパシティを持ち、ほぼ全ての試合が満員となるその名の通り、熱狂的なスタジアムである。


ヨーロッパのスタジアムは、ピッチの近さがその主要因であるが、演出を含めて1つのサッカーの試合が、まるでオペラのように素晴らしい雰囲気を醸し出す。その中でも、シアター・オブ・ドリームスと称されるマンチェスター・ユナイテッドのオールド・トラフォードやリヴァプールのアン・フィールド等は秀逸であるが、ドイツでは間違い無くナンバー1に数えられるのがこのスタジアム。


ドルトムントのサポーターが織り成すゴール裏は、2万5千人の立ち見席から成る。と普通に語ってみたのだが、2万5千人の立ち見というものが如何に凄いことかはそれなりのサッカーファンであれば、お分かりになるだろう。これまた、それなりのサッカーファンには常識であるが、ヨーロッパの主要リーグの中で立ち見が認められているリーグはドイツのブンデス・リーガのみ。チャンピオンズ・リーグ等のUEFA主催のゲームでは、ドイツのスタジアムでゲームが行われる場合でも、基本的には立ち見ができなくなる。ちなみに、その入手を含めてスタジアムで遠慮無くビールが飲めるのもブンデス・リーガだけだと思って頂いて間違い無い。あー素晴らしきドイツ。


と言うことで、我らが香川である。日本で報道されている通り、まさしく移籍後、大の活躍をしていることが今回の観戦で良く分かった。まず、スタジアム隣接のファン・ショップでは香川の23番だけユニフォームのプリントが売り切れの状態。ドルトムントに到着するや否や、カガワ!だのシンジ!だの例のチャントだの、やたらと声を掛けられる。別に中田が全盛期の頃に現地に言ったことがある訳では無いが、他の日本人選手所属のスタジアムに行って掛けられる種の声とは一味も二味も違う。我々と香川は何のつながりも無く、頑張っているのは香川以外の何者でも無いのだが、サポーター皆が大歓迎の意を持って、我々日本人に接してくれている様。帰りのフランクフルト行きの電車でその日のアウェイでのケルン戦帰りのフランクフルトサポーターとも数多く接したが、そこでもやたらとカガワ!といった感じ。セレッソで活躍し始めた頃は、自分は既にドイツに居た為、そして彼はワールドカップにも出なかった為、きちんプレーを見たのは初めてだったが、既に世界のトップリーグの1つと言えるブンデス・リーガの試合においても周りとは一線を画したパフォーマンス。特に、そのスピードとトラップを含むドリブルは素晴らしい。自分がHSVファンであることをひとまず忘れて、是非とも今シーズンのマイスターシャーレそして、来シーズンのビッグイヤーを目指して熱き指揮官クロップそして、最高のサポーターと共に突き進んで行って欲しいものである。


セルティック・パーク以来か、日本人選手がチームの中心としてバリバリやっているチームの試合を訪れたのは。既にご存知の通り、この日はスーパーなゴールを決め、何でも無い我々までもが周りのサポーターからたくさんのハイタッチを求めらたのであるが、純粋にとても楽しいゲーム、スタジアムだったなというのが率直な感想。もっともっと多くの日本人選手が海外に出て、色々な街でそこに住む人たちを虜にして欲しいものだなと。そして、その街をこの足で訪れたい。ビバ、日本!



2010年12月11日土曜日

2010年観戦記

去年は、25試合と自他共に認めるマニアの名に恥じない観戦歴となり、振り返ってみて今年はあんまり行ってないなと想いながら数えてみたところ何と21試合も。


懲りずに来年も、経験値を粛々と重ねていきたい。


トットナムvsハルシティ


HSVvsPSV


HSVvsシャルケ


マインツ05vsヴォルフスブルク


HSVvsフラム


カターニャvsパレルモ


日本vsイングランド


水戸vs草津


ドイツvsガーナ


日本vsデンマーク


U-20女子日本vsU20-女子ガーナ


HSVvsニュルンベルク


ザンクトパウリvsHSV


HSVvsヴォルフスブルク


バイエルン・ミュンヘンvsマインツ05


フラムvsトットナム


HSVvsバイエルン・ミュンヘン


コットブスvsボーフム


HSV女子vsポツダム


ドルトムントvsブレーメン


フライブルクvsメンヘングランドバッハ



2010年12月5日日曜日

ブリュッセル旅行記(飯のみ)


恥ずかしながら、ブリュッセル(ベルギー)が美食の街とは訪れる迄、知る由も無かったのだが、地理的にも何故かは分からないのだが、ムール貝が名物で美味。バケツ一杯のムール貝とポテト(勿論、ドイツの方が美味しい)、ビールのセットメニューが定番。ちなみに、このムール貝は小さいサイズのもの。


基本的に、あまり食にこだわりは無い方なので、牡蠣の云々について語るつもりは毛頭無いのだが、これまた美味。


そして、今回のメインディシュッシュであり且つ旅行のトッププライオリティ、ヨーロッパ在住の駐在員の中で非常に有名なちらし寿司。そこは港町、ハンブルクの日本食レストランでも当然ながら食べることができ、その味に全く不満は無いのだが、このボリューム感と味には普段魚を食べることができない地域にお住まいの方ならずとも、言葉そのままに「美味しい」と呟かざるに得ないことだろう。


個人的にハンブルクは勿論、旅行先でも日本食レストランを訪れることが1つの日課であるが、どこのレストランのマスター、大将も良い意味で個性的。この日の「三辰」も、珍味の会には必須のイカの塩辛をお土産に頂き、ホテルに帰った後もその味を堪能させて頂きました。

我々は、夜の開店直後(ていうか前)にお伺いして問題なしだったのだが、予約した方がベター(というか必須に近い)とのこと。ブリュッセルを訪れた際(むしろ、その為に)には是非!


2010年12月2日木曜日

ポートフォリオ2010年11月末

最近、目指すのは債券の割合を減らすと共に、新興国の割合も減らすこと。ということで、今月より積立する投信も変更を行ったのだが、前月末から比べるといい具合な変化となっております。しかし、日経平均もなかなか1万円オーバーで安定しませんねぇ。そして、ユーロ円も。まだまだ110円付近の円高状態は続くのかな。


 





 



2010年12月1日水曜日

2010年11月振り返り

2010年の目標(順不同)


1.ブログを365記事投稿し、1日100アクセスの達成。


⇒11記事/30記事 △(香川の活躍により、ブンデス・リーガへの注目度が高まり、何かをきっかけとしてブログへのアクセスが集中することが最近よくある。12月中に、何とか1日100アクセスを達成したいものである。ドルトムントに行くので、香川がハットトリックでもしてくれればいけるかな。)


2.早朝ラン&7時出社を習慣付ける、早く帰る。体脂肪13%切る。短時間睡眠に挑戦。


⇒5ラン/25ラン △(1度初めて、アルスター湖1周を達成し以降、本格的な冬の到来と共に膝に痛みを覚え走れず。まさしく、日々のコツコツとした走りが大切だなと実感した今日この頃。)


3.南アフリカに行く。


⇒◎ done


4.バーチャルで簿記1級の試験を受けて合格し、簿財の勉強を始める。


⇒× やる意志も無く。


5.毎日英語を音読し、EconomistとHarvardBusinessReviewは必ず読み、大学受験用の文法書と単語集を1冊ずつ終える。FinancialTimesを購読する。


⇒× やる意志も無し。


6.NHKのラジオドイツ語講座と、参考書1冊を完璧にし、日常会話をマスターする。


⇒△ 一時帰国の際の見栄の為?ちと、再開。


7.ツイッター等を利用し、旧友と繋がる仕組を作る。


⇒○ 中学校の同級生と久しぶりにやり取りが発生。


8.読む本の数を減らす。


⇒○ いい感じで本を読んでいない。良いのか悪いのかは、甚だ疑問だが。


9.フランスを含めてヨーロッパの未だ行ったことのない国に3ヵ国行く。


⇒◎ デンマークとベルギーへ行き、done


10.週1回の掃除を含めて、家を綺麗にする。車も綺麗に。


⇒◎ done


11.積立継続、ユーロの貯蓄、運用を始める。


⇒○ 愚直に地道に継続中。


今年も早いもので、一時帰国まであと残り約2週間。できることは限られているので、ブログとRUNとドイツ語に注力し、後はクリスマス前のドイツをとことん楽しみたいな。