2012年3月26日月曜日
【2011/2012シーズン】ケルンvsドルトムント(香川、チョン・テセ出場試合)観戦記
ということで、友人との香川詣での第3回はACLではアウェイにも駆けつけると言う、熱狂的浦和サポの絵里さんと一緒に雰囲気含めてブンデスリーガの中で好きなスタジアムの1つであるケルンへ。月曜の朝、バイヤンファンのドイツ人に「香川よかったな!」と言われる程、驚愕のパフォーマンスを見せ、2ゴール1アシスト(お洒落)を記録した香川の姿を目の当たりにし、またしても危うくドルトムントファンに成りかけた日曜の夜であった。危ない、危ない。
ケルンのスタジアムは、急勾配で非常にコンパクトにまとまっており、後ろの席からもピッチを十分に近く感じることができるのだが、結果的に言うとケルンの事故の様な先制点から前半ですぐに追いつかれ、後半に入りピッチを変えて目の前で繰り広げられた香川劇場。勿論、周りが良いから輝くのであるが、常に受けてからどうするかを考えながら細かくボールを受けに走り、引っ掛かっても良いから常にトラップは前へ運ぶ意識が素晴らしいなと。そして、今回感心したのがその決定力の高さ。ゴールエリア付近に来たチャンスボールは、ほぼ確実に決める。1点目も難しいが、2点目もあんな感じで右から来たボールをそのまま右足で決めるのは結構難しいんだけど難無く決めてしまう。もうすぐに迫った、2011/12シーズンの大一番、ドルトムントvsバイエルン戦での香川の活躍が楽しみで仕方が無い。
ということで、我らがチョン・テセであるが、この日は残念ながら出番は無し。その中で、香川が獅子奮迅の活躍をし、心底悔しかったものと想像する。1vs3になった時点で、即効で投入しても良さそうなもんだが、先制点を挙げたノヴァコヴィッチとキング、ポドルスキーの交代は無く、そのままズルズルと1vs6で試合終了。個人的には、ケルンの得失点差がHSVを下回ることになったので嬉しい限りであるが、なかなかこの2人を置いて信頼を得る迄には至ってないなというのが正直な感想だが、アップ中など相変わらず積極的にチームメイトとコミュニケーションを図っている姿が見受けられ、これからのシーズン終盤残留争い、必ずチャンスは来るだろうから是非とも頑張って欲しいものである。(頑張っても良いけど、試合は負けてくれ。)
2012年3月18日日曜日
【2011/2012シーズン】HSVvsフライブルク観戦記
春が訪れ、ミュンヘンで開かれるチャンピオンズリーグ決勝が近づくと共に獰猛の如く目を覚ましたバイエルンと、依然好調を継続するドルトムントの一騎打ちの様相を呈するブンデスリーガだが、リーグ創設以来1度も2部に降格したことの無い北の名門、我らがHSVがシーズン残り8試合、その試合内容含めて残留争いへの突入することを決定付けるフライブルク戦での完敗(1vs3)であった。
この日は、出場停止や怪我等が重なり、飛車角そして桂馬までをも欠いた中での戦いとなった。今シーズン限りでの退団報道を機に、復調した感のある我らがJarolimがブンデスリーガ250試合出場の記念となったこの試合、彼がセンターバック(だったのか?)に入ってビルドアップという、何かのテストマッチですか?と言わざるを得ないような、如何にも頼り無いスタメンは次の通り。(名前横は、年齢)
Drobny32
Diekmeier22 Mancienne22 Bruma20 Rajkovic21
Ilicevic26 Tesche25 Jarolim32 Töre19
Petric31 Arslan21
先日、Petricと来シーズン以降の契約を結ばないことを発表した、監督を含めた首脳陣は恐らく、来期以降大きく世代交代を図りたく、その中で今シーズンは昨年のグラッパのように若手を成長させながら残留したいと思っていることが推測されるが(全面的にagree)、この日はペトリッチを始めとした攻撃陣が全くダメで、(例によって、途中から出て来たソンも劣化が烈し過ぎる。)残留に向けての残り8試合、それはそれは前途多難な旅となるであること想像するに容易い試合内容であった。ファン・ニステルローイが如何に偉大であったか良く分かる。
| Pl. | Mannschaft | Spiele | +/- | Pkt | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 11. | ![]() | 1.FSV Mainz 05 | 26 | 38: | 41 | 30 |
| 12. | ![]() | 1899 Hoffenheim | 26 | 29: | 37 | 30 |
| 13. | ![]() | 1.FC Köln | 26 | 33: | 50 | 28 |
| 14. | ![]() | Hamburger SV | 26 | 30: | 48 | 27 |
| 15. | ![]() | FC Augsburg | 26 | 27: | 40 | 26 |
| 16. | ![]() | SC Freiburg | 26 | 33: | 53 | 25 |
| 17. | ![]() | Hertha BSC | 26 | 26: | 47 | 23 |
| 18. | ![]() | 1.FC Klautern | 26 | 17: | 36 | 20 |
ということで、この日はバーデン=ヴュルテンベルク州在住のフライブルクファン@morgenbadenさん御一行様とホームとアウェイに分かれて一緒に観戦させて頂き結果、脆くも敗北。フライブルク側から見ると、内容は結構良かったのだと思うが、今シーズン残り共に全力を尽くしシーズン終了後に勝利の美酒を味わいたいものである。
とは言ってみたものの、別にフライブルクが落ちてHSVが残るならそれでいっか。
2012年3月12日月曜日
3.11早稲田大学交響楽団ベルリン公演
●曲目
R・シュトラウス:アルプス交響曲
R・シュトラウス:《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》
由谷一幾:和太鼓と管弦楽のための協奏曲
例によって、音楽に関してはどの素人であることを事前にお断りしておくが、アルプス交響曲を聞いていて、やるなぁと思ったのが率直な感想。その曲調もあってか、非常に美しい音色。プロのオーケストラに何ら劣ることは無い。休憩が入りティルの演奏、これがまた素晴らしい。その後、太鼓が登場し、ドイツ人にとってはある種、奇異に思えるのかもしれないが、太鼓が入ったオーケストラが何とも言えない、力のある郷愁感に浸らせてくれた。
たくさんのブラボーからも分かるように、日曜の朝にも関わらず、満員とは言わない迄も会場をほぼ埋めたドイツ人を十二分に満足させ、指揮者の震災を意識したドイツ語でのスピーチ後(内容は聞き取れず)、アンコール3曲は『荒城の月』、『八木節』、『ベルリンの風』。荒城の月の素晴らしさは言うまでも無く(そう言えば昔、会社で荒城の月を口笛してるドイツ人が居たな)、必ずしも盛り上がることが良いことでは無いと思うが、八木節からのベルリン定番の行進曲であるベルリンの風での手拍子、口笛、指笛を交えた会場全体の盛り上がりは今迄に体験したことの無い類のものであった。演奏後のまさしく全員でのスタンディングオベーションも凄かったなぁ。
この雰囲気を造り出したワセオケのみなさんと彼らを温かく迎えてくれたドイツ人のみなさんを非常にリスペクト。そして、そのような雰囲気の中で全く取り乱すこと無く、凛としているワセオケのみなさんを見て若者恐るべしやなと。
この日の公演はベルリン・フィルのデジタルコンサートホール[1]で無料中継され、(いつまでかは分からないが)アーカイブされている。
1.http://dch.berliner-philharmoniker.de/ja/concert/2955/tanaka-strauss-yutani
震災から1年。ベルリン・フィルだけでは無く、ドイツのいろんな所で追悼、チャリティーのイベントが行われた。このような日本への継続した支援に感謝すると共に、自分は直接、震災の影響を受けた訳では無いが、これからも前を向いていこうと思えたとても有意義な3.11であった。
2012年3月10日土曜日
サガン鳥栖のJ1参戦前夜に想う
今更ですが、サガン鳥栖のJ1昇格おめでとうございます。
昨年末、1年振りの佐賀への帰省。これでもかというくらい、街にはサガン鳥栖が溢れていた。個人的には、J1もJ2もそう大きい違いは無いと思うのだが、ふつうの人にとってはJ1=プロサッカーなのであろう。必ずしもJ1に昇格することだけがクラブの目標では無いと思うが、前身の鳥栖フューチャーズを誘致したときから常にトップリーグを意識し、サガン鳥栖となってからも実力的には現実的で無いものの、いつかはJ1にというのはクラブに関わる全ての人が思っていたはずだ。まさか、こんなに早くその夢が叶うとは思いもよらなかった。
1994年にフューチャーズが鳥栖に移転してから紆余曲折17年、正に県を挙げての運営で、其々のフェーズで色々な人がクラブに関わり、決して誰もが良い思いをしている訳では無いことは知っているつもりだが、昇格後の動きを見る限り、今のクラブ関係者も過去をきちんと認識されていると個人的には感じている。
Jリーグも今年で20年目を迎えるという。永年クラブを支えてくれるサポーターと共にJ1という舞台を思う存分にエンジョイしまた、今まであまり縁の無かった多くの人たちの足をスタジアムに運ばせ、是非ともサガン鳥栖の虜にして欲しいものである。
しかし、オリジナル10(Jリーグ創生10クラブ)の鹿島、マリノス、清水、名古屋、ガンバとの戦いはアウェイも含めて痺れるね。そして、一応言っておくと今年は残留できると思う。ホームは勿論、埼スタでのレッズ戦めちゃ行きたいわー
全国のサポーターのみなさま、鳥栖へお越しの際は是非とも佐賀空港をご利用の上、ご宿泊も佐賀県にてよろしくお願い申し上げます。
2012年3月6日火曜日
大前研一通信2012年3月号
複雑怪奇な税制を廃し、「ダブル10+20」のシンプルな制度改革を提案する[1]
2009年度の租税総額は国税40.3兆円、地方税35.2兆円で、合計75.5兆円となっている。また所得課税は37.8兆円、消費課税は24.4兆円、資産課税は13.3兆円で合計75.5兆円という見方もできる。それぞれ税目は多岐にわたっているし、国税と地方税という視点から見ても細かく分類されている。
日本の税収構造マトリクス[2]を見ても分かるように、そもそも自分が税金をいくら納めていて、それがどこに行って何に使われているのか理解するのに本気を出す必要があり、納税者としての主体性が持てないことが往々にして問題だと感じる。
現在の野田内閣は推進しているだけでも十分な進歩だと思うが、消費税10%という既存の税制の中で、税率をいじり回すだけでは無く、トーゴーサン(10・5・3)、クロヨン(9・6・4)に代表される、とりっぱぐれを無くして捕捉率を上げると同時に、できるだけ税制をシンプルにし、それに付随する業務コストを下げることが重要だなと改めて認識。
1.http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20111220/294210/?rt=nocnt
2.http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20111220/294210/?SS=imgview&FD=1741121414
2012年3月5日月曜日
【2011/2012シーズン】HSVvsシュツッツガルト(岡崎、酒井出場試合)観戦記
終に、デジイチを購入し今節から導入するも、Eye-Fiの設定が上手くいかず、せっかく撮った写真がおじゃんとなったので、今回は写真無しの味気無い駄文。
・ホーム、今シーズンワーストのゲーム内容でシャルケ0vs4の敗戦。シュツッツガルトが良かったとは思えないが、ホームでそれかという残念なレフリングあるも、それはさておきHSVが何も出来なさ過ぎ。
・我らのゲレーロが、ゴールキーパーの足に後ろから思いっきりタックルして、レッドカード。褒められることでは決して無いが、個人的には好きです。(すみません)
・久しぶりに岡崎見たけど、相変わらず前線からガンガン走るなぁという印象。酒井は初めて見たけど、バックラインやゴールキーパーとのコミュニケーションの多さや、点が入ったときのガッツポーズに全員とのタッチ、中断後に来てレギュラーを獲得しただけあるなと感心した。ただ、結構露骨に手を使ってディフェンスしている場面が目に付くので、まだ若いということも有り、改善した方が良いのかなと。(若干、負け惜しみ)
早いもので今シーズンのホームゲームも、残りあと4試合。
何とかヨーロッパリーグ圏内へ入ると共に、来シーズンに繋がる試合を!
2012年3月4日日曜日
2012年2月を振り返る
2012年の目標(期限:4月末迄)
1.4.29ハンブルクマラソンでサブ4達成。
昨年の大会で、初マラソン完走を果たしたもののタイムは正直イマイチ。月間走行距離250kmをアクションプランとし、何とかサブ4を達成したい。
⇒〇 月間走行距離200.1km。目標の250kmには届かなかったものの、体重、体脂肪率の明らかな減少を含め、日々着実にサブ4に向けて進歩していると感じている。大会まで2ヵ月となった今、かなりの手応えがある。
2.日常会話レベルのドイツ語を習得する。
今年こそは本気出す。語学は短期集中。1日3時間(通勤1時間含む)をドイツ語に費やし、単語集1冊と文法書1冊、ラジオ講座半年分、Themen1を終え、簡単な会話をできるようにする。
⇒△ 1月よりは、少しやったかな。切り替えて、兎に角、机に付く。
3.Financial TimesとEconomistを読む。
英語だけで無く、何かと注目されるであろう今年のヨーロッパに住んでいるものとして、キャッチアップし且つブログ等を通して発信していきたい。Financial Timesは、1面とAnalysisを毎日、出社前に必ず、EconomistはカバーストーリーとEditor's Highlightsを時間を見つけて必ず読む。
⇒△ 1月と同じく、Financial Timesは、ほぼ毎日読むことが出来たが、Economistには手を付けることができなかった。早起きを徹底すべし。
目標は3つ掲げるも、かなりのプライオリティがサブ4に置かれているのは否定できないが、これだけ注力して結果が出なかったら悲惨なので、このままで良いのかなと。2月は、徹底的に体を苛め抜きたい。
2012年3月3日土曜日
ポートフォリオ2012年2月末
世界的な株高傾向と短期的な円安傾向を要因として、お先真っ暗真っ赤か状態であった、ポートフォリオがようやくプラ転した。一旦、プラ転すると基準価額はあれよあれよと上がり、今月の積立を躊躇してしまう位であったが(当然、愚直に購入)、安いときに仕込むことの大切さを身に染みて感じた。
ということで、資金に余裕があり、一時的に円高になっているときに、よく考えずに結果的に高値買いしてしまい、そのままとなっていた新興国債券クラスをプラ転を機に全て処分。下記の通り非常にシンプルなポートフォリオとなった。個人的には、山崎元さんの「外国債券は組み入れなくてもいい」[1]に追随したいと考えているので、そろそろプラ転となるであろう、外国債券も近いうちに一旦、換金してしまいたいと考えている。
1.https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/opinion/yamazaki/yamazaki_20091106.html
2012年3月1日木曜日
2012年2月ワークアウトカレンダー
4.29ハンブルクマラソンでサブ4達成に向けて、設定した月間走行距離250kmのアクションプラン。1月の134.5kmに続き、2月は目標には遠いものの十分に満足できる200.1km。6日連続で10km走ったことと、約20kmのRUNを3回組み込めたこと、そして全てのRUNで10kmを踏めたことが大きい。3月は、42.195kmを2回走り、スピードを意識しながら月間走行距離250kmを達成したい。
JogNoteより作成
【2011/2012シーズン】ノルトダービー(HSVvsブレーメン)観戦記
絶対に負けられない戦い、142回目のノルトダービー。ポゼッション率61.8%を記録した我らがHSVが終始ゲームを支配し、カウンターとコーナーキックから点を失い、前半0vs2で終えてもIt'sブレーメンtime! 勝利を疑う余地は一切無かったが、決定力の無さに起因して、ゲームはそのまま進んで結果は1vs3の完敗。
ノルトダービーは、シーズンの行方を左右する結構重要な局面で組まれる印象があるが、宿敵ブレーメンから勝点3をゲットし、ヨーロッパリーグ圏を見据えたい思惑叶わず、逆に前半の好調から失速しつつあるブレーメンが改めてチャンピオンズリーグ圏に向かっていくきっかけとなってしまった。
バイエルン戦は勿論、ザンクトパウリ戦よりも(当たり前)重要な年に1度のブレーメン戦。ホームで観戦したのは、これで4回目だが、アウェイのブレーメンサポーター含めて皆が年に1度の祭りを盛り上げようとしている思いがスタジアムを取り巻く雰囲気から毎回ひしひしと伝わってくる。(そう言えば、2年前はリーグ戦とヨーロッパリーグとドイツカップで何回もやってたな。)
そんなに足を運んでいる訳では無いが、ヨーロッパと比較して日本には痺れるようなダービーは未だ無いと思う。毎試合、ホームを満員にするようなクラブが同じ地域にあり、ダービーを戦い毎年、歴史(ストーリー)を積み重ねる。そんな光景が日本のあちこちで見られるようになればいいな。と今ふと思ったが、これからの少子高齢化社会、企業と同じく日本のサッカー界もアジアを含めた全体的なマーケット拡大を図って行かないと、これ以上の発展は厳しいぞと。そういう意味で、浦和の復活とそれに続くビッククラブの勃興がマジで不可欠だなと、ふと思った。

















