2010年10月28日木曜日

市場づくりを忘れてきた日本へ。

久しぶりの書評。「世界にいる7億人の富裕層」をターゲットとし、マーケティングによる市場づくりに重点を置く。個人的な今のキーワードとして、サムソンが挙げられる。サムソンと言えば、何年か前までは安かろう悪かろうの代名詞だったが、いつの間にかトップブランドとして認識され、売上高、利益率共に日本企業が束となっても太刀打ちできないレベルにまで成長してしまった。そのサムソンの「マーケティング・コミュニケーション」を担う、株式会社コムセルの社長による、サムソンを中心としたマーケティング論考。現場を軸とした、非常に説得力のあるマーケティングに留まらず、日本企業そのもののあるべき姿が描かれている。学生時代に、マーケティングをやりたいと思った頃もあり、社会に出てから今のやり方は如何なものかと経理側から見ても多々思うこともあるが、一般消費者を相手とするメーカーにとってどのように作るかと同様に、どのように売っていくかは本当に重要だなと再考。他と比較して、日本の製品が優れていることは間違いのないことなのだから。


日本で打っている数あるテレビCMを止め、(それはそれで、そちらの業界が困ることになるので、問題はあるのだが。)チェルシーのユニフォームスポンサーになり、世界中の空港に看板を出している方が100倍マシ?












市場づくりを忘れてきた日本へ。
市場づくりを忘れてきた日本へ。飯塚 幹雄

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2010年10月25日月曜日

ロンドンでお買いもの


大都会ロンドンは、ドイツと違って日曜日もお買い物が出来ます。ドイツと違って、小さなサイズがあります。ドイツと違って、三越があります。そして、アバクロがあります。ロンドンのそれは、ニューヨークのそれと違って、イケイケのお姉さんは入口にいませんでしたが、お兄さんは無論います。

この日1番のお買い物は、ジャパンセンター(通称ジャパセン)で購入したポカリスウェットの粉末。風邪のときに、重宝しますからね。


ロンドンの秋は、ハンブルクより寒いのですが、お洒落を意識してかロンドンの民衆はとにかく薄着。それ、絶対寒いでしょという恰好が冬まで続く。おそらく、シルエットを気にして厚着をしないのであろうが、ハンブルクに住んでいるとそういうことも言ってられない程、寒くなるので恰好など気にしてる場合ではなくなり、それが夏にまで伝染してしまうのであります。


2010年10月24日日曜日

バッキンガム宮殿の近衛兵交代式


ロンドンに行くのは、これで何回目か分からないが初めてバッキンガム宮殿へ。個人的には、ベッキンガム宮殿の方に興味があるのだが、それはさておき。この日はたまたま、名物近衛兵の交代式に遭遇。近衛兵と言えば、ミスタービーンが記念写真を肴に例にとってやり放題する話が有名?であるが、それもさておき。


この交代式、時間になると色々なところから兵が列をなして、バッキンガム宮殿に訪れる。そして、門から入ったところで音楽を奏でながらごちゃごちゃやってから、最後にパレードのように宮殿から出て、どこかへ向かって歩いて行く。誰がどう見ても、完全に観光目的の為にやっているのに、全てを公開とはせず、一応、観光目的では無いんですよと言わんばかりに、大衆に見えないように門の中でやる。(ふつうに見えるのだが)いかにも、イギリスらしいやり方だと思うのは自分だけだろうか。


バッキンガム宮殿もいいですが、ロンドンではやはり、ビックベンが秀逸ですね。




HSVvsバイエルン・ミュンヘン観戦記


プット、ラーン、プラニッチ、バットステューバー、ティモシュチュク、アルティントップ、オットル、ミューラー、シュバインシュタイガー、クロース、ゴメスという、飛車角落ちもいいところのバイエルンのスタメンで始まった、今シーズンの北南ダービー第1ラウンドは我らがimtechアレナ。

前節、首位のマインツを破り、チャンピオンズリーグ出場権争いへの可能性を感じさせてくれた我らがHSVであるが、ピトロイパの1対1からの痛恨のポストが決まっていればと悔やんでも悔やみきれないのであるが、勝点1という結果は、まぁ、来週へと楽しみを繋いでくれるので良しとしなければならないところか。この日は、鉄板ボランチのヤロリムが欠場につき、トロホフスキーが先発していたのだが、ファン・ニステルローイ、ゲレーロにボールを入れる所謂トップ下が全く機能せず、鉄人ゼ・ロベルトまでもが後半途中から足が止まるという、週中にチャンピオンズリーグをこなしているバイエルンと与するにあたっての準備不足も甚だしいところ。フィジカルコーチは、この1週間いったい何をしていたのか。猛省して頂きたいものである。


バイエルンとの北南ダービーを観戦したのは、2年前と合わせてこれで2回目。2年前は、周りのほとんどがバイエルンファンで、しかもスタジアム全体の半分以上はバイエルンファンという驚愕の事実を目の当たりにしたのであるが、この日は金曜日ということもあってかいつものゲームと変わらず、ほとんどがホームのサポーターであった。imtechアレナのキャパは、57,000人。満員となるのは、バイエルン戦とブレーメン戦、今年はザンクトパウリ戦?ぐらいであるが、サポーターの声、ブーイングもいつもの2倍くらいに感じ、欧州らしい非常に良い雰囲気のスタジアムとなっていた。恐るべし、アンチバイエルン魂。


2010年10月17日日曜日

フラムvsトットナム観戦記


ロンドンダービーと言っていいのかどうか分からないが共にロンドンに本拠地を置く、フラムとトットナムの一戦。まさしく、今年1月にトットナムのホームスタジアムであるホワイト・ハート・レーンを訪れて以来、ひさしぶりのプレミア観戦はフラムのホームスタジアム、クレイヴン・コテージへ。


この日は偶然、1番前の席で見ることが出来た。マンチェスターユナイテッドのホームスタジアム、オールド・トラフォードでの試合も1番前の席で見たことがあるのだが、プレミアの場合、1番前の席はピッチに近すぎて、視線がピッチよりも低い場所となってしまい、一見、見えにくそうだが、全く持ってそんなことは無く、最高の臨場感を味会うことができる。


フラムは、チェルシーの目と鼻の先にあり、クレイヴン・コテージはテムズ河沿いにある。スタジアムのキャパは26,000人。今まで訪れたスタジアムの中でも、観戦のしやすさやアクセスの良さ、その雰囲気等から有数のスタジアムだなと。ロンドンに住む敬愛すべき先輩が、フラムの年間チケットを保持しており、前から行こう行こうと思ってはいたのだが、飲み過ぎて飛行機に乗り遅れたり等、伸ばし伸ばしになっていたがようやく実現。ちなみに、この日も先輩宅でたらふく飲み喰いさせて頂きました。ありがとうございました!


回り回ってロンドンに辿り着きなさった、我らがファンデルファールト。久しぶりに見たプレーは、相変わらずの典型的な10番タイプで旬は過ぎた感が否め無いのだが、HSVはいつでも貴方を再度、迎え入れる準備はしております。


個人的に好きで、未だ未だ腐る年齢では無いぞと応援し続けているフォワードは、ピーター・クラウチ、201cm。デカ過ぎて、競り合いには100%近くの勝率を誇るので、後半途中から出て来られると面倒臭いことこの上なし。近くで見るとマジでかい。マジ高い。

また、プレミア行こ。


2010年10月5日火曜日

スカパラ EUROPEAN TOUR Hamburg


コットブスで活躍する相馬選手の奥様のtwitterでのつぶやきから、スカパラがベルリンに上陸していることを知り、翌日のハンブルクでのライブへ行くことができた。凄まじき、twitter。



スカパラと言えば、既にJ-POPシーンを彩るメジャーアーティストであるが、自分もミーハー的にCDを複数所持させており、テンションを上げ上げさせて頂いている。ライブは、初めてだったが、ゴッドファーザーのテーマから始まり、お決まりのWhite Lightで大盛り上がり。おそらく、この日スカパラ目当てにライブに来ていた輩はほとんど居ないと思うのだが、曲が進むに連れてデカイドイツ人が前に押し寄せて、盛り上がること盛り上がること。己のパフォーマンスで、一発でドイツ人を虜にするその姿が同じ?ドイツ人を相手にする自分に取って、凄まじくカッコよく思えた。ま、ふつうにカッコいいんだけれど。まさに、プロフェッショナル。



この日のライブ会場は、ザンクトパウリのスタジアムから目と鼻の先にある、こじんまりとしたライブハウスKnust。観客総勢で100人も居なかったと思うが、個人的にはかぶり付きで、まー堪能させて頂きました。何年か前にもハンブルクに来たらしいが、また宜しくお願いします!赤字でしょうけど。



2010年10月4日月曜日

ミュンヘンオクトーバーフェスト


ビール好きのビール好きによるビール好きの為の、世界最大にして世界最高のお祭り、オクトーバーフェストへ。去年は、量的にあまり飲めなかった為、今年は15杯(15リットル)は行くぞ!と意気込んで行ったのだが、例によって結果的に何杯飲んだかは記憶に無く、命からがらハンブルクへ帰り着いた。


このオクトーバーフェスト、どのような祭りかと言えば、本当にビールを飲んで騒ぐだけの祭りである。それが、何と今年で200周年。早稲田大学でもこの間、ようやく125周年を迎えたばかりだぞと、それを考えるだけでもドイツの色々な意味での凄さを感じることができるのではないだろうか。


オクトーバーフェストは、ドイツ統一の日である10月3日が最終日なのであるが、今年は同じくドイツ統一から20周年を迎える。これからも未来永劫に、この世界最高の祭りが継続され、素晴らしきこのドイツという国が世界のお手本となり続けることを祈念したい。ハンブルクで、ビールを飲みながら。


2010年10月3日日曜日

バイエルン・ミュンヘンvsマインツ05観戦記


泣く子も黙るブンデスリーガの巨人(讀賣の方)、バイエルン・ミュンヘンのホームスタジアム、ドイツワールドカップで一躍有名になった、アリアンツ・アレナへ。バイエルンの試合は、どう足掻いてもチケットが獲れないことで有名だが、某チケット交換サイトを利用し、適値でゲット。


アリアンツ・アレナへは、ミュンヘンの中央駅から電車で約30分程。バイエルンが良く、日本に来て試合をしたりチャンピオンズ・リーグを獲って、トヨタカップに出場していたりとレアル・マドリッドやバルセロナ、マンチェスター・ユナイテッド等に代表されるいわゆる世界のビッグチームの1つとして挙げられるが、ミュンヘンに来てみて、このスタジアムに来てみてそれが良く分かる。ブンデスリーガのスタジアムは、半分以上訪れたが、土曜15時半の試合開始に合わせて、ホームのサポーターとアウェイのサポーターが中央駅に集結し、ビールを飲み唄いながらスタジアムへと向かうような姿は一切無く、スタジアムツアーですか?というような完全な観光地と化しているのである。


ブンデスリーガはここ数年。シーズンが開幕し、冬の中断期間前までは、今シーズンのマインツのような新勢力が台頭し、マイスターシャーレを獲るんじゃないかという勢いの旋風をまき散らすのであるが、シーズン中盤頃からチームがようやく完成したバイエルンが猛烈な勢いで毎試合勝点3を強奪し、マイスターシャーレを勝ち取る。と同時に、ブレーメンも滑り込みチャンピオンズ・リーグ。間違って、そのまま逃げ切ったのがヴォルフスブルクという展開。


今シーズン唯一、引き分けなしの全勝を続けるマインツ。知る人ぞ知る、若き名将トマス・トゥヘルが率いて、ノリにノリまっくている。この日も、バイエルンの1点はオウン・ゴールにつき、実質快勝。例によって、どこまでこのまま突っ走っていけるかがマイスターシャーレへの鍵となるだろうが、実はシーズン中断まで残されたゲームはそう多くない。シャルケが不調で、言わばどのチームにもチャンスがあると言える今シーズン。リベリーとロッペンが戻って来るまでにひたすら走り続けて、リーグを盛り上げていって欲しいものである。




2010年10月2日土曜日

2010年9月振り返り

2010年の目標(順不同)


1.ブログを365記事投稿し、1日100アクセスの達成。


⇒12記事/30記事 △(香川がルールダービで活躍したことにより、昨年のルールダービーに関する記事へのアクセスで結構なアクセスを得る。)


2.早朝ラン&7時出社を習慣付ける、早く帰る。体脂肪13%切る。短時間睡眠に挑戦。


⇒8ラン/22ラン △(体重は減るも、体脂肪率が落ちない。年齢のせいもあるだろうが。とにかく、地道に走ろう。)


3.南アフリカに行く。


⇒◎ done


4.バーチャルで簿記1級の試験を受けて合格し、簿財の勉強を始める。


⇒△ 溜まっていた通信講座を再開。


5.毎日英語を音読し、EconomistとHarvardBusinessReviewは必ず読み、大学受験用の文法書と単語集を1冊ずつ終える。FinancialTimesを購読する。


⇒△ 英語の重要性を再認識し、文法書1冊目1回目終了。


6.NHKのラジオドイツ語講座と、参考書1冊を完璧にし、日常会話をマスターする。


⇒△ 通勤途中のラジオドイツ語講座継続中。


7.ツイッター等を利用し、旧友と繋がる仕組を作る。


⇒◎ アイセックの先輩と、旅行に行った。


8.読む本の数を減らす。


⇒○ クダラナイ本は読んでいない。


9.フランスを含めてヨーロッパの未だ行ったことのない国に3ヵ国行く。


⇒△ 計画を立てて、あと2ヵ国行くぞ。


10.週1回の掃除を含めて、家を綺麗にする。車も綺麗に。


⇒◎ done


11.積立継続、ユーロの貯蓄、運用を始める。


⇒○ 円高を利用して、ガッツリ買い増した。