2013年6月6日木曜日

大前研一通信2013年6月号 マネー回帰の本質 の書評


今月も、備忘録的に。


大前研一さんが、80年代はじめに打ち出した「グローバル企業に進化するための5つのフェーズ」


●第1フェーズ


現地の提携代理店を通しての輸出と販売。


●第2フェーズ


自前の販売店の展開。


●第3フェーズ


現地での生産、マーケティングの開始。


●第4フェーズ


開発から販売までのワンセットのビジネス機能を現地に移管。


●第5フェーズ(最終段階)


グローバルベースでの再統合。


それぞれの現場で創意工夫が生まれるような部分最適のオペレーションを取りつつ、価値感や連帯感を共有できるように再統合し、最適化を図る。


改めてグローバル化が叫ばれる現在に置いても、全く色あせることの無いフレームワークで、多くの日系企業がフルスロットルで展開していかなければならないと思うが、それはさておき、


これが掲載されている名経営者秘録[1]で出てくるヤマハの川上源一さんの話[2]が秀逸。恥ずかしながら、今までこの方の名前を存じ上げなかったのだが、「恐ろしい」経営者だなと・・・


[1]大前版「名経営者秘録」(1)これが本物の企業家だ PRESIDENT Online 2012年10月15日


[2]大前版「名経営者秘録」(4)川上源一さんの「音楽は好きか?」 PRESIDENT Online 2012年11月5日