2013年12月23日月曜日

2013年のサッカー観戦記録とベストゲーム

2009年25試合、2010年21試合、2011年25試合、2012年24試合と観戦し、2013年は下記の通り22試合を観戦。


前年までと比較して気持ち、セーブした今年は、かなり少ない数になるだろうと思っていたが、2013/14シーズンの前半戦、ハノーファー戦を除いて全てHSVのホームゲームを観戦したことが試合数を稼いだ。


ドイツに来て6年目、2012/13シーズン、無事にブンデスリーガ1部全スタジアム訪問を達成し、2013/14シーズン昇格組の、ブラウンシュヴァイクとベルリンも訪問した。


●01.12 Rangers vs Berwick Rangers


●01.27 HSV vs ブレーメン


●02.02 HSV vs フランクフルト


●03.08 アウグスブルク vs ニュルンベルク


●03.09 マインツ vs レヴァークーゼン


●04.13 デュッセルドルフ vs ブレーメン


●04.20 HSV vs デュッセルドルフ


●05.05 HSV vs ヴォルフスブルク


●06.29 ドイツ女子代表 vs 日本女子代表


●07.27 HSV vs インテル


●08.17 HSV vs ホッフェンハイム


●08.24 ベルリン vs HSV


●08.25 ブラウンシュヴァイク vs フランクフルト


●08.31 HSV vs ブラウンシュヴァイク


●09,21 HSV vs ブレーメン


●10.20 HSV vs シュツットガルト


●11.02 HSV vs ボルシア・メンヘングラートバッハ


●11.16 日本代表 vs オランダ代表


●11.27 レヴァークーゼン vs マンチェスターユナイテッド


●12.07 HSV vs アウグスブルク


●12.20 ザンクトパウリ vs カールスルーエ


●12.21 HSV vs マインツ


それでは、2007年2008年2009年2010年2011年2012年に引続き、毎年恒例。


☆2013年1位☆ 日本代表 vs オランダ代表(国際親善試合)


香川、内田、本田を始めとして間違い無く、歴代最高の戦力で臨むこととなるブラジルのワールドカップは前回のベスト16を超える成績が期待されると共に、内容も日本らしいサッカーをが求められる。10月の欧州遠征でセルビア、ベラルーシ相手に結果を出せなかったこともあり、ザッケローニの進退が懸かった試合となったが、大迫の決定力と日本の組織力から生まれた2ゴールで、オランダ相手に追い付いて引き分け。個々の成長を含めて、これからに期待させるに十分な試合となった。しかし、相変わらずアウェーの地で歌う国歌は素晴らしい。


☆2013年2位☆ RANGERS vs BERWICK RANGERS(スコティッシュ・フットボールリーグ3部)


俊輔セルティックと並んでスコットランド2強の一角を占めるレンジャースが2012年2月に破産した為、国内4部に相当する、スコティッシュ・フットボールリーグ3部に降格。カテゴリーなど関係無いと言わんばかりに、この日のゲームに集まった観客は4万4千人強。実力劣る相手に2失点目を喫した直後にスタジアム中から湧き出たサポーターの叱咤激励の声援と、それに応えて即効で追加点を獲った選手の姿に感動した。


☆2013年3位☆ HSV vs シュツットガルト(ブンデスリーガ)


思うように勝点を積み上げられなかったことにより、2013/14シーズンが開幕して間もなく、Finkが監督を解任され、新しく前オランダ代表監督のファン・マルヴァイクを指揮官に迎えた我らがHSVのホーム初陣。この日も例によって、前半開始早々に先制されるも、Lassogaのゴールで同点に追い付き、その後も点を入れられては獲り返す正しくシーソーゲームの展開で、結果3vs3のドロー。選手とサポーターが一体となったスタジアムの雰囲気も最高で、監督が代わるとここまで違うのかと驚いた、HSV観戦史上最も熱のこもったゲームとなったのだが、その後のリーグ戦を見ると、監督を代えたことによって起こる一時的な効果だったのかもしれない。



2013年12月22日日曜日

2013/14シーズン ハンブルガーSV(HSV)vsマインツ(岡崎出場試合)観戦記


(創設以来、2部落ちが無いのは改めて凄い。)

長谷部と同じタイミングでドイツに来て1月で丸6年。

シーズンチケットを4シーズン保有し、足繁く通い続けたImtec Arena (2009/10シーズンまでは、HSH Nordbank Arena)のゲームも一旦見納め。


獲物を狙う生粋のストライカー。)

2008年2月、小野ボーフムとの一戦から今日で数えて47試合目の観戦。長谷部はもちろん、槙野に香川に宇佐美、岡崎、酒井高徳に宏樹、清武、乾、大前とたくさんの日本人フットボーラ―をホームに迎えてきた訳だが、ラストはマインツ岡崎。

相手にとって不足無し。


(頼むよリンコン。)

絶賛売出し中、アーセナルなどにマジで目を付けられ始めたCalhanoglu のゴールで幸先良く先制するも、後半開始早々に絵に描いたようにザキオカ岡崎に決められ試合は振り出しに戻る。

さらにその後すぐに電光石火で追加点を許し、如何にもHSVらしい試合で自分を送り出してくれるか?との不安が過ったが、そうはさせじと俺のラファエルが79分に意地の同点弾を叩き込む。


(頼むよ岡崎。)

リンコンが退場し、Calhanoglu に代えてサイドバックの控えLam が投入されたのは、ファン・マルヴァイクの引き分けでオッケーのメッセージだったと思うが、選手もファンも俺もそれを受け止めつつも攻めに行った、行ってしまったというのが正直なところだが、そういう甘さに付け込む男、岡崎ザキオカに後半ロスタイム、この日2点目となる決勝点を決められジ・エンド。

今日の負けは、監督をファン・マルヴァイクに変えたことが結果的には功を奏しておらず、監督交代直後に一旦抜け出せたと思われた、残留争いを再び意識させるのに十分の結果。

6年間見続けてきたHSVをここで振り返ることはせずに、スタジアムに来ることは難しいが、引き続き応援していきたいと思う。


2013年12月21日土曜日

2013/14シーズン ザンクトパウリvsカールスルーエ観戦記


(新しくなったGegengerade。)

我らがHSV見納めの前に、ハンブルクのフットボールシーンはこのチーム抜きには語れない、ザンクトパウリのスタジアム、Millerntor Stadion で最後の定点観測。


(芸術は爆発だ。)

かつて、15,600人だったキャパシティは、度重なる拡張工事により29,063人までに広がり、かの有名な掘っ立て小屋も今では完全にその姿を消し、初めてこのスタジアムを訪れたときとは、正に隔世の感。


(ゲーフラは爆発だ。)

この日は、幸運にもウルトラス陣取るホーム側ゴール裏での観戦となり、パウリの応援スタイルをじっくりと感じることができたのだが、一般的に応援が単調と言われがちなブンデスサポの中でも、ビートルズを生んだ地という自負もあってか、チャントのレパートリーが豊富で飽きさせない。



(Gegengerade のキャパは13,199、その内なんと10,126が立見。)

久しぶりに訪れて気付いたのが、スタジアムの売店の客を捌くスピードの早さ。ほとんどのサポーターがビールしか頼まないこともあるが、飲み物と食べ物は別の場所に配置されており、ビールの値段が切りのいい5ユーロ(Pfand1.5ユーロ)に設定されている。

前半が終わってからトイレに行って、ビールを買って、後半開始前に席に戻って来れることは特筆に値する。しかも、この日は満員。



(最後のHells Bells。)

Millerntor Stadion で思い出すのは、やはり2010/11シーズン、ブンデス1部でのハンブルクダービー

今シーズンは、3位と勝点差が並ぶ6位で前半を折り返したザンクトパウリ。クラブとして、どうありたいのかは定かでは無いが、この立派なスタジアムとサポーターの入り、そして良好な経営成績を見ると、近いうちに毎年ダービーが見られるようになる可能性も十分に有る。

ハンブルクを離れても、定期的にウォッチしていきたい。


2013年12月8日日曜日

2013/14シーズン ハンブルガーSV(HSV)vsアウグスブルク観戦記


(Jansen らしい放置プレイ。)

前回ホームゲーム、酒井ハノーファー戦を今シーズン初めて欠席したら、例によって3vs1の快勝。観戦に行かないと勝つというジンクスが続くのは、如何ともし難いところだが、それはさておき、


(チームの顔として、認められた証拠。)

そのハノーファー戦、そして続くアウェイのヴォルフスブルク戦でもズーパーなフリーキックで得点を挙げたCalhanoglu 。

我らがファン・デル・ファールトにも勝るとも劣らないセットプレーの精度は、今シーズンからHSVの強烈な飛び道具となっている。


(Lassoga の活躍もあり、監督から信頼を得られない先シーズンチーム得点王でサポーターの信頼も厚いRudnevs、78分からの投入。)

前節までのいい流れそのままに、アウグスブルク相手にホームで勝点3と行きたいところだが、よくあるように前半18分に先制を許し、球際に弱く、気持ちの入ったプレーも見えず、若いチームは、全くいいところ無くそのまま試合終了。

ラファエルとWestermann 、ベテラン2人が不在の影響色濃い0vs1での敗戦となった。


(気分は既に、クリスマス。)

今日の試合は、長いリーグ戦、振り返ってみるとシーズンワーストとなるような、必ずどっかであるゲームで、それを仕方無いと思うのは簡単だが、このような試合を無くすことが上位に行けるチームとそうでないチームの差であるような気がしてならない。

そういう意味で、今日のゲームは非常に残念である。