2013年4月24日水曜日

ベオグラード(セルビア)旅行記


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EU(欧州連合)加盟国27ヵ国の訪問を終え、バルカン諸国のうちEUに加盟していない、旧ユーゴスラビアの大部分(EU加盟候補国のマケドニア、モンテネグロ、セルビア及び潜在的加盟候補国ボスニア・ヘルツェゴビナ、コソボ)そしてアルバニアへと触手を伸ばす。



ドナウ川とサヴァ川の合流地点に広がるセルビアの首都、そしてかつての旧ユーゴスラビアの首都ベオグラードを訪問。週末には周辺諸国からたくさんの人が訪れて、「ヨーロッパで最良のナイトライフの街」とも表現される人口170万人を超える旧ユーゴ最大の都市ベオグラードの夜を楽しむという。訪れた日の土曜日も、街の中心、ホテルの周りではうるさくて眠れない程の大音量が深夜まで続いた。

セルビア、ベオグラードと言えば、何をイメージするだろうか?

サッカーファンにとっては、現名古屋グランパス監督、ピクシーことドラガン・ストイコビッチの存在があまりにも有名だがやはり、1999年いわゆるコソボ紛争のNATOによる空爆のシーンをイメージするだろう。

ピクシーが当時Jリーグで、「NATO STOP STRIKE」というアンダーシャツをあらわにするシーンも記憶に新しい。



正直そんなイメージだけで、経由地のミュンヘンから飛行機で降り立とうとするベオグラードを見下ろすと、めちゃめちゃ緑が多くてレンガ色の家が並びキレイなのです。当日、ハンブルクがまだ10度を切るなかで30度近くまで気温が上がり、街の雰囲気も最高なのです。



町の中心には、コソボ紛争でNATO軍により空爆を受けた旧セルビア軍参謀本部がそのまま残されており、当時の爪痕を残す。

ちょうど先日、EUへの加盟交渉開始の条件とされていたセルビアのコソボとの関係改善合意が、双方の政府によって承認されて正式に成立し、セルビアとEUの加盟交渉開始が欧州委員会によって勧告された。



ドナウ川とサヴァ川の合流点を見下ろす小高い丘の上に建てられ、2世紀から18世紀の間に数々の戦いの舞台となったベオグラード要塞があるカレメグダン公園には、軍事博物館が併設し、ローマ時代から撃墜されたアメリカのF-117ステルス機まで、2万5千を超える幅広い軍事に関する展示物を収蔵している。

戦車に乗っておしゃべりする、そんなのどかな公園を歩いていると後ろから「いち、に、さん、し、ご、、、」と指を折り曲げながら日本語で数をかぞえる若者2人組が現れ、そのあと(たぶん)セルビア語で写真を撮ってくれと言われたので彼のニコンのカメラで記念にパシャリ。

一緒に写真を撮ってカネをふんだくられるのは良くある話だが、純粋に(おそらく)日本人代表として写真を撮ったのはスタジアムは別として、今までで初めて。

そのまえには、中高生ぐらいの女の子の集団から「こんにちは。」だのどーのこーのと日本語で声を掛けられた。どうやら、これも良くある単に馬鹿にされているような感じでも無さそうで、日本人がよほど珍しいのか、はたまたピクシーの影響力がここまで絶大なのかと疑問に思っていたが調べてみると、

「日本文化や武道に対する関心の高さ、旧ユーゴ紛争中に欧米諸国が一様に反セルビア的立場をとっていた時にも、日本は比較的中立的な立場を維持したこと、そして、日本による対セルビア経済協力の実施がセルビアの人々の親日感情を高めています。」[*1]

とのことで、どうやらセルビアは非常に親日的のよう。そのほか、日本が提供した「from the people of Japan」の文字に日本とセルビア・モンテネグロ(当時)の国旗を組み合わせた黄色いバス、通称“日本人”が今もベオグラード市内を走っている。

さらに、日本赤十字社のアーカイブが見つからない為、今となってはソースが確認できないが、東日本大震災後の7ヵ月後(2011年10月11日現在)の段階でセルビアから寄せられた海外救援金[*2]の額が5番目、ヨーロッパでは1番目だったことで、震災後、いち早く援助を差し伸べてくれた国としても知られているとのこと。



セルビアとは言っても、ベオグラードの主要な観光地を訪れただけなのは十分理解しているつもりだが、訪れる前と後のイメージがここまで異なる国は初めて。今までセルビア(旧ユーゴスラビア)に関して自分が得る情報があまりにも偏ったものだったと言えるのかもしれない。

[*1] http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/mail/bn_207.html

[*2] http://www.jrc.or.jp/contribution/l3/Vcms3_00002501.html


2013年4月23日火曜日

ビルバオ・グッゲンハイム美術館と館内のミシュラン一つ星レストランNerua



サン・セバスチャンから再びバスに乗り、州人口の大半が暮らすバスク州の中心都市ビルバオへ向かう。

「芸術や文化及びクリエイティブ・インダストリーとまちづくりの一体化を志向する新しい都市創造の概念」である「クリエイティブ・シティ」観光戦略が大成功を収め、都市再生にもっとも成功した欧州の都市として、その再生手法は世界各地で「ビルバオ・モデル」と呼ばれている。

そのなかでも、中心的な役割を果たしたのが1997年に開館したビルバオ・グッゲンハイム美術館。



近現代美術を専門とし、ニューヨークに在るグッゲンハイム美術館の分館の1つで、ウォルト・ディズニー・コンサートホールなどの作品で知られ、建築界のノーベル賞と呼ばれるプリツカー賞も受賞した建築家、フランク・ゲーリーによって設計された美術館には年間100万人ほどが訪れる一大観光スポット。

この美術館の建設費はバスク自治州政府が負担しているが、開館5年で515万人が訪れ、7億7500万ユーロの経済効果をもたらしたと言われ、その金額は美術館建設費の約10倍に相当し、バスク州政府は投資額をわずか3年で回収した計算になる。



そんな美術館の作品を見る前に早速、館内のミシュラン一つ星レストランNeruaへ。入口から入るとすぐに目の前、どでかいオープンキッチンで働く若い料理人たちが元気な挨拶でお出迎え。そして、温かいお出汁を頂きながら、キッチンや「料理研究室」の説明をしてくれる。

ということで、サン・セバスチャン「料理のオープンソース化」の精神をリスペクトしつつ、黒柳徹子ばりに1つずつ順に紹介。



Aubergine, red miso, naby bean broth



White turnip, nutmeg and slice of iberian pork dewlap



Oyster, borage, chive and lemon grass broth



White prawns, barley soup, spinach and whisky



Artichokes, iberian pork delicacies and green coffee extract

9品のコース料理とは別に、頼むとそれぞれの料理と合わせたグラスワインが順にサーブされるのだが、スペインに限らず(無かったかな?)まさに世界中からセレクトされたワインが、

料理+飲み物=美味しい料理

であることを教えてくれる。

初めて飲む、ウイスキーのようなワインもとても珍しかったが、秀逸だったのがイベリコ豚のタイミングで出て来たビール!瓶の様子からして如何にも珍しい感じのイタリアのビールだったが、ここでビールを出してきますか!!と感嘆せざるを得なかった。

ということで、残りは実際に行って楽しんで頂きたいので割愛。(ここは結構、料理が変わるような感じだが。)Neruaも下記ホームページからの予約が可能。キメ過ぎない服装でオッケー。

http://www.nerua.com/



バスク人のみで構成されることで有名な、アスレティック・ビルバオのホームスタジアム、サン・マメス。今回、祝日最終日の月曜夜に試合が設定された為、ゲームを観戦することはできなかったが町の中心部にあり、サン・セバスチャンのレアル・ソシエダと合わせてバスク地方でのサッカー観戦と食べ歩きは非常に良い観光コースかもしれない。


サン・セバスチャンのミシュラン三つ星レストランArzak(アルサック)



美食の街サン・セバスチャンには、ミシュランの三つ星レストランが3店、二つ星レストランが2店、1つ星レストランが4店もあり、人口1人あたりのミシュランの星の数は、ダントツの世界一。

しかも、今日、もっとも飲食業界で影響があるとされる、世界の飲食業関係者の投票による英国「レストラン」誌「世界のベストレストラン50」のトップ10のうちの2軒(ムガリッツ、アルサック)がこの小さな街にある。



そのうちの1軒、スペイン・グルメ界を代表するホアン・アリ・アルサックの店、Arzakを訪問。

1970年代後半からヌーベル・キュイジーヌと言われるフランス料理界の革命に大きなインパクトを受けたアルサックを中心とした若いシェフたちは、地元の素晴らしい素材を活かしながら、旅をしつつ見てきた世界中のフレーバーを織り込み、見たことない料理を作っていく。

Arzakを訪れ、目、耳、鼻、口で体感してきた、いまや世界中を席巻する「あたらしい料理」を意味するサン・セバスチャンの「ヌエバ・コッシーナ」を黒柳徹子ばりに、1つずつ順に紹介。



Beans,bacon and chestnut

Chorizo with tonic



Anchovy and strawberry



Kabrarroka pudding with Kataifi


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Red Codfish



Cromlech, manioc and huitlacoche

Crispy manioc hydrated with huitlacoche stuffed with a preparatio of onion, green tea and foie gras



ということで、これが本日のメニューだが以上紹介した5皿でまだ赤い線を引いたとこ。

この後も、斬新に次ぐ斬新で斬新な小ぶりな料理がこれでもかと次々と繰り出されるのだが、やはり是非とも実際に行って楽しんで頂きたいのでサン・セバスチャンのお互い教え合いながら、さらにレシピを共有する「料理のオープンソース化」の精神をリスペクトしつつもネタバレ防止の為、料理紹介はここまでとする。

とは言っても、この日アルサックさん本人と現在シェフを務める娘のエレナさんが席にご挨拶に見えられたように、まさしく店全体がオープンな感じで、色々なブログにキッチンやワインセラーの様子、はたまたサン・セバスチャンの主だった著名レストランに併設されているというR&Dさながらの「料理研究室」の様子などがアップされまくっている。

Arzakは、下記ホームページから予約が可能で、場所は旧市街からバスで十数分。サン・セバスチャンのレストランに行く際の服装として好まれるという、日常的な服装(ジャケットやネクタイ等キメ過ぎで行くと浮いてしまう)で全然オッケーです。

http://www.arzak.info/index.html

今回の記事は8割方、下記高城さんの著書のパクリとなってしまったのでオリジナリティを出すとすれば、ミシュランの星付きレストランと聞くと何となく敷居が高い気がするが、サン・セバスチャンのレストランはそのようなことは全く無く(はず)、むしろ逆にふらっと入りたくなる(入れないが)立ち飲みバー的なカジュアルさを持つ。そこにサン・セバスチャンの精神、美食世界一の秘密が良く現れているのでは無いかとふと思った。

まさしく、味のIT革命や。

人口18万の街がなぜ美食世界一になれたのか―― スペイン サン・セバスチャンの奇跡(祥伝社新書284)
高城 剛
439611284X


2013年4月22日月曜日

美食世界一サン・セバスチャン食べ歩き



5回目のイースター休暇は、スペインのバスク地方を訪問。ビルバオの空港に降り立ちそこからバスで、大西洋に面した人口わずか18万人の小さな町サン・セバスチャンへ向かい、街中にある小さな立ち飲みバルをハシゴしながら食べ歩く。

飲み歩く。



当初はバゲットパンを土台にして玉子焼きや、肉や、魚類を載せて落ちないように楊枝で刺したつまみを一般的にピンチョスと呼んでいたのが、おつまみの小皿料理の総称として使われるようになった。

ピンチョスと呼ぶのはバスクの文化圏だけで、スペインのその他の地方では、タパスと呼ばれる。

飲みものと1、2品のピンチョスを頼んで、食べ終わればすぐに次のバルに行くのがふつうなので、食べ歩き、飲み歩きには持って来い。

ただ、夜はどのバルも混み気味なので、お目当ての色々なピンチョスを楽しむのは昼にして、夜はのんだくれるのが?いいかも。



バスクの代表的なピンチョス、「ヒルダ」。

オリーブとアンチョビや酢漬けの青唐辛子が一緒に楊枝に刺さったもの。

うまい。



バスク地方で作られるフルーティーな白ワイン、「チャコリ」。

バルでチャコリを頼むと、ワインの香りがコップの中で引き立つように、威勢良く高い所からグラスに注いでくれる。

うまい。



サン・セバスチャンが、世界に誇る美食の町となったのは、わずかここ10年ちょっとの話。

主だった産業もなく、観光の目玉になるような世界遺産や美術館もないこの町が集客の目玉として「美食」に焦点をあて元々、海の幸も山の幸も豊富な場所に食を文化にしようと街や国をあげての取り組みが実を結んだ結果だと言う。

世界一路面飲食店が密集するストリート、旧市街のフェルミン・カベルトン通り。

のんだくれにはたまらない。

止まらない。

人口18万の街がなぜ美食世界一になれたのか―― スペイン サン・セバスチャンの奇跡(祥伝社新書284)
高城 剛
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2013年4月20日土曜日

2012/13シーズン HSVvsデュッセルドルフ(大前出場試合)観戦記



2月の乾フランクフルト戦以来、中4試合空けて久しぶりのホームゲーム観戦は、今シーズンの観戦戦績を3勝3敗の5分で迎えたデュッセルドルフ戦。

先日、無双バイヤンにアウェイで2vs9の記録的大敗を喫するも、前節アウェイのマインツ戦で何とか勝点3を獲得し、辛うじてヨーロッパ戦線に踏み止まった我らがHSV。

デュッセルドルフの前節の内容を見た限り、是が非でもホームで勝点3を得たい試合である。

スタジアムにも太陽が戻ってキタ―




試合前、写真前方中段、地味に紙吹雪が舞う。



50年目のブンデスリーガ創設以来、1度も2部に降格したことが無い唯一のクラブとして世界中にその名門の名を轟かせている我らがHSV。(言い過ぎ上等)

1部在籍の時を刻む、Bundesligaverein seit がこの度新しく電光掲示板に生まれ変わりました!

ぱちぱちぱち。



今シーズンは、ハノーファー戦でやり過ぎてしまった為、しょぼいコレオしか繰り出せず誠にすんませんが、試合の方は、ヴェスターマンに変わって先日より晴れてゲームキャプテンに就任された我らがラフィーことファン・デル・ファールトの見事なDoppelpackで快勝!(と言っておきましょう。)

決めるべき人が決めるとスタジアムはホント盛り上がるなーってことで、今シーズン観戦ホームゲームは4勝3敗の勝ち越し、そして夢のチャンピオンズリーグも再び夢では無い位置に。

他会場の結果と次節の対戦カードでビール4、5杯はイケる。毎年このようなシーズン終盤戦を送りたいものです。

この日も、スタジアムは満員。




Es ist eben ein besonderes Spiel - die Fortuna ist nach 16 Jahren zum ersten Mal wieder zu Gast in Hamburg.

今シーズン、久しぶりの1部昇格を果たしたデュッセルドルフは、この試合が記念すべき初めてのハンブルクでの試合とのこと。

ぱちぱちぱち。

ということで、大前先生であるが、残留を掛けたこの大事な局面でなんとブンデス初スタメン。前節訪れたホームのブレーメン戦を見て1度、90分使ってみればいいのにと思ったが、素人でもそう思ったので、監督もそう思ったのだろう。

なんてことはこちらは好き勝手言えるのだが、冬の中断期間に移籍してきて途中出場でそれなりにコンスタントにゲームに出て、このタイミングでスタメンの機会を得ることがどんなに大変なことか、大前選手のピッチ上の姿を見ていれば十分感じ取ることができる。

既に完全なHSVファンで、毎試合来るアウェイの日本人選手は単なる相手の1人でしか無いく、この日、大前スタメンの報を聞いたとき、点を獲られて負けたりしないだろうか(日本人選手が点を獲って、HSVが勝つなんて無理です。)と嫌な悪寒がしたものだが、前半開始からトップギアでこれぞ日本人選手と言わんばかりの前方からの素晴らしいチェイシングを見せる。

HSVが誇る、ディフェンダー陣相手に気合入ってんなーと思っていたら、我らが巨漢ヴェスターマンとヘディングを競ったときに見事にやられてしまったようで残念ながら前半17分でそのまま負傷交代。

ピッチに倒れて起き上がれない状態に、チームメイト含めて誰も寄って来ない光景を見て、改めてブンデス厳しいなと。日本人選手そして大前選手凄いなと。そして、カズさんのセリエAデビュー戦のバレージとの競りと重なる部分が個人的にはあった。

頑張れ、大前先生!

Das Spiel im Stenogramm:  

Hamburger SV: Adler - Diekmeier, Mancienne, Westermann, Jansen - Badelj (69.Rincón), Aogo - Skjelbred, van der Vaart (90. Rajkovic), Jiracek - Son (80.Rudnevs)

Fortuna Düsseldorf:  Giefer - Levels, Latka, Malezas (86. Ilsö), van den Bergh - Tesche (74.Woronin), O. Fink - Lambertz, Bellinghausen - Omae (17.Schahin)- Reisinger

Tore: 1:0 van der Vaart (14.), 2:0 van der Vaart (20.), 2:1 Schahin (34.)

Schiedsrichter: Robert Hartmann (Wangen)

Zuschauer: 57.000 (ausverkauft)

Gelbe Karten: Diekmeier, Jansen / Lambertz, Fink, Levels

Gelb-Rote Karten: - / -

Rote Karten: - / -


2013年4月16日火曜日

ブンデスリーガ制覇の旅の終わり(1部18チームの全スタジアム訪問達成!)

ここに1枚の写真がある。



2003/04シーズン、大学の卒業旅行で訪れた当時スシボンバー高原が在籍していた我らがHSVvsレバークーゼンの1戦が、自分にとって初めてのブンデスリーガ観戦。

その後、2007/08シーズン途中に長谷部と時を同じくしてドイツへの赴任が決まり、当初はプレミア、イタリア、スペインのメジャーな"訪れるべきスタジアム"、ダービーマッチそして日本人選手所属チームを中心にスタジアム行脚を繰り返していたのだが、

今振り返ってみると当時は共に中位に甘んじていたドルトムントとシャルケのルールダービーを見た頃からだろうか、冬のクリスマスマルクト行脚も兼ねて、ブンデスリーガ制覇を目指し、ドイツ中をどさ回りするようになった。

ということで、2012/13シーズンのブンデスリーガ1部18チームのスタジアム訪問の記録。(1度目の訪問のみ掲載)










 Bayern München

 Allianz Arena

 2010/11 vsマインツ










 Bor. Dortmund

 Signal Iduna Park

 2009/10 vsシャルケ










 FC Schalke 04

 Veltins Arena

 2011/12 vsドルトムント










 M'gladbach

 Stadion im Borussia-Pank

 2011/12 vsドルトムント










 Werder Bremen

 Weserstadion


 2007/08 vsシャルケ











 Bayer Leverkusen

 BayArena

 2011/12 vsフライブルク










 Hannover 96

 AWD-Arena

 2009/10 vsHSV










 VfB Stuttgart

 Mercedes-Benz Arena

 2009/10 vsボーフム










 1899 Hoffenheim

 Rhein-Neckar-Arena

 2012/13 vsブレーメン










 Eintracht Frankfurt

 Commerzbank-Arena

 2008/09 vsヴォルフスブルク










 Fortuna Düsseldorf

 ESPRIT arena

 2012/13 vsブレーメン










 VfL Wolfsburg

 Voskswagen Arena

 2008/09 vsブレーメン










 Hamburger SV

 Imtec Arena

 2003/04 vsレバークーゼン










 1.FSV Mainz 05

 Coface Arena

 2012/13 vsレバークーゼン










 1.FC Nürnberg

 Grundig Stadion

 2011/12 vsスラウテルン










 SpVgg Greuther Fürth

 Trolli Arena

 2012/13 vsシュツッツガルト










 FC Augsburg

 SGL-Arena

 2012/13 vsニュルンベルク










 SC Freiburg

 MAGE SOLAR Stadion

 2010/11 vsグラッパ

(この記事を書いているのは4月25日、)

今シーズンのチャンピオンズリーグ準決勝1stレグで、バイエルンがバルセロナに4vs0、ドルトムントがレアルマドリッドに4vs1と快勝を果たし、他のヨーロッパ主要リーグと比較し、2006年のドイツワールドカップ以降続くブンデスリーガのあらゆる面での好調さがついに欧州の勢力図を変えようとしているが、

ブンデスリーガの魅力は、何と言っても他のリーグでは見ることのできない立ち見OK、ビールOK、煙草OKの安全なスタジアムに、今年前半戦で1試合平均4万4345人、平均収容率約90%といういつでもほぼ満員のサポーターが押し寄せ、ピッチ上では上位から下位まで実力が拮抗したチームが戦いを見せる、そのスタジアムの雰囲気。

ブンデスリーガをお手本に作られたJリーグ、学ぶべき点はまだ多い。