2013年3月18日月曜日

Maratona di Roma ローママラソン2013 完走!



ヨーロッパの都市マラソン制覇を目指し、人生3度目、ハンブルク以外では初めて、3.17ローママラソンに出場。ヨーロッパのマラソンシーズンの幕開けを告げるこの大会は、三千年の歴史を物語るローマの観光名所を掛け抜ける。

今回は、記録更新を狙う4.21ハンブルクマラソンのトレーニングを兼ねて、4時間~5時間くらいのゆっくりペースでの完走(歩かない!)を目標とし、レース前日にキロ7分のペースを設定。石畳が想像以上に足にこたえたものの、結果的には下記の通り、小出流、同じペースを守り続ける理想の走りで4時間49分20秒で無事に完走。


SplitTimemin/KmDeltamin/KmRealTime
Lungotevere San Paolo (5K)0:35:497,090:35:497,090:33:56
Ponte Testaccio (10K)1:09:486,580:33:596,471:07:55
Lungotevere Marzio (15K)1:43:486,550:34:006,471:41:56
Via Achille Papa (21.097K)2:26:136,550:42:256,572:24:21
Lungotevere Acqua Acetosa (25K)2:53:216,560:27:086,572:51:29
Viale Vignola (30K)3:28:036,560:34:426,563:26:11
Corso Vittorio Emanuele (35K)4:02:116,550:34:086,494:00:18
Piazza del Popolo (37.5K)4:17:386,520:15:276,104:15:46
Via Petroselli (40K)4:36:186,540:18:407,284:34:26
Via dei Fori Imperiali (FINISH)4:51:126,540:14:546,474:49:20

 新しいローマ教皇を選ぶコンクラーベと新教皇の就任に伴うイベントの影響で、バチカンのサン・ピエトロ広場を通過しないレースコースとなったこともあり、スペイン階段、トレビの泉、ゴールのコロッセオと続く終盤のコースに至るまでの35kmが凄まじく退屈だが、逆にそれを知っていれば、そこに辿り着くために何とか頑張ろうとするのだろう。

ハンブルクに比べると沿道の応援も烈しく少なく、それが石畳に加えてレースの過酷さを助長するが、40kmを過ぎ、コロッセオを視界に捉えてレースと古代に思いを馳せながらゴールへ続く坂を上るという経験はなかなかできるものでは無く、そういう意味でやはり素晴らしい。

次は、華の都を掛けぬける世界最大規模の市民マラソン、4.7パリマラソンだ。


2013年3月12日火曜日

2012/13シーズン マインツ05vsレバークーゼン(細貝出場試合)観戦記



ブンデスリーガ制覇の旅を、より確かなものとする為、2011/12シーズンより新設されたマインツのホームスタジアム、コファス・アレーナを訪問。

前回マインツを訪れたのが、1部への返り咲きを果たした2009/10シーズン(前回の様子は、こちら)。若き名将トーマス・トゥヘル率いるチームはその後、ブンデスリーガの中でも抜群の存在感を示し、2010/11シーズンは5位となり、翌シーズンはヨーロッパリーグへの出場を果たしている。



マインツ中央駅から出るシャトルバスに乗って、5分くらいのイメージだろうか、(他のスタジアムと比較してアクセスは良い印象)埼玉スタジアム如く、かつて大司教座の地位をもった由緒あるマインツの田園地帯に新スタジアムがドカンと軒を構える。



フランスの大手信用保険会社、コファスが命名権を持つコファス・アレーナのキャパは30,430人。

旧スタジアムのキャパが約20,000人で毎試合ほぼフルの観客動員だったと記憶しているが、ラインラント=プファルツ州の州都として、古豪カイザースラウテルンに負けない確固たる地位を築く為に、継続して1部で安定した戦績を残し、今後は常にこのスタジアムを埋めることが求められる。かな?



新スタジアムには、託児所も完備されており、ユニフォームサプライヤーのナイキグッズを中心とするチームカラーの赤白をベースとしたファンショップもクオリティーが高い。



旧スタジアムを訪れた際、家族連れが多く、非常にアットホームなスタジアムの雰囲気が印象に残っているのだが、新スタジアムに移っても、そのチームカラーは継続。

個性溢れるスタジアムDJの選手紹介とYou'll Never Walk Aloneは相変わらず、秀逸。





ということで、薬屋さんの細貝であるが、バイヤンに次ぐ2位のポジションをドルトムントと争う強豪で切磋琢磨する姿が何とも頼もしい。今シーズン、欧州カップ戦は既に敗退となり、出場の機会も限られているようだが(うちに来ないか?)、長谷部と共に、日本にいる頃から見ていた選手だけに、引続き頑張って欲しいものである。

ちなみに、前日のアウクスブルクでもそうだったが、試合前のスタメンのシュート練習の際に細貝を含む、控えの選手が球拾いをしていた。HSVの試合でこのような光景を見たことは無い(筈)なので、驚きだったのだが、ブンデスのチームでふつうにあることなのか?

この日は、たまたまマインツ中央駅のコインロッカーで知り合った卒業旅行中の学生の方とスタジアムをご一緒させて頂いたが、聞くところによると約2週間の滞在でこの試合がブンデス5試合目とのこと。

日程さえ合えば、電車を使っての移動で金、土、日の連続観戦、平日はチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグを絡めて、全ての試合で日本人選手が出場というのも可能な状況、卒業旅行で高原を見る為に、はるばるハンブルクまでやってきた自分のときとは時代が違いますなぁと、つくづく。

ブンデスリーガ制覇の旅も、いよいよ残すはあと1つ。

4.13デュッセルドルフvsブレーメンだ!


2013年3月11日月曜日

大前研一通信2013年3月号 新政権への提言(アベノミクスの問題点) の書評


今月の内容を見てみよう。


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     大前研一通信 3月号
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【特集】 新政権への提言(アベノミクスの問題点)


【 OPINION 】

・ 「アベノミクス」は日本を20年間停滞させた
                     「自民党利権政策」の復活でしかない   (SAPIO 2013/3月号)

・アベノミクスは“表面化粧”必要なのは俯瞰の視点       (夕刊フジ 2013/2/9号)

・労働市場の硬直性を正し、
      社会人を再教育して競争力をつけよ    (nikkei BP net 2013/2/12 日経BP社)

・アベノミクスよりすごい景気対策がある             (プレジデント 2013/3/4号)

・過去の反省なき「アベノミクス」に日本経済再生は無理 (週刊ポスト 2013/2/8号)

・債権額は国家予算以上!
            安倍政権を“時限爆弾”が襲う   (週刊ポスト 2013/2/15・22 合併号)


【 大前関連発言 】

・デジャブ政権                                          (VERDAD 2013/2月号)

・権威ある人々が作った"選挙対策"                      (夕刊フジ 2013/1/19号)

・「金持ちの心理」理解しないと効果を上げる事は出来ない(夕刊フジ 2013/1/26号)

・富裕層の「心理」を突く税制で
          景気対策にもなる斬新なアイデアを(nikkei BP net 2013/1/28 日経BP社)


【 時事問題 】

・最初の出会いは「この野郎」でも敬意を払える友人に    (夕刊フジ 2013/2/16号)

・カジノ導入で本当に経済効果はあるのか                 (夕刊フジ 2013/2/2号)

 ・「患者目線」で医薬品の制度と
                     規制を見直してほしい (nikkei BP net 2013/1/21 日経BP社)


【 経営 】
・「大前経営塾」体験記
        知的筋トレで得た経営者視点とは   (プレジデント 2013/3/18号)


【 生き方 】

・PRESIDENT Online 大前研一入門

    【第32回】 『企業参謀』誕生秘話 (4)  ―ドラッカーが怒った (2012/8/27掲載)
    【第33回】 『企業参謀』誕生秘話 (5)  ―もしもこの本がなかったら (2012/9/3掲載)
   【第34回】 『企業参謀』誕生秘話(番外編)―「伝説の記事」復刻 (2012/9/10掲載)


・BBT関連情報 他


新政権が議会やマスコミとの関係で大目に見られる「ハネムーン期間」は発足後100日とされていたが、今や世界中どこでも30日になっているという。財政出動と大胆な金融緩和と成長戦略を“3本の矢”とする安倍政権の経済政策「アベノミクス」が市場に歓迎されて株価が大きく上昇し、円安が進んだといわれているが、株価上昇も円安も、それ自体は景気拡大を意味していないと大前研一さんは指摘する。


ここでひさしぶりに登場するのが、日本人が持つ1,500兆円の個人金融資産をいかに使わせてマーケットに出させるか?大前さんが言うところの「心理経済学」。


確かに、今回の株高で恩恵を受けているのは主に個人金融資産の8割以上を保有し、平均3,500万円を墓場に持っていくという、50代以上の世帯。


景気回復のポイントは、


政府が何をやるかではなく、1,500兆円の持ち主である個人が何をするか、


まさに大前さんの言うとおりですな。


[1]アベノミクスよりすごい景気対策がある PRESIDENT 2013年2月19日号



2013年3月10日日曜日

2012/13シーズン アウクスブルクvsニュルンベルク(清武、金崎出場試合)観戦記



2010年にドイツで開催された、U-20女子ワールドカップの日本vsナイジェリア戦で訪れて以来、全てのスタジアムを訪れるブンデスリーガ制覇の旅の一環としてFCアウクスブルクのホームスタジアムを再訪。ドイツの炭素繊維大手SGLグループがネーミング・ライツを持つ。



残留を目指すアウクスブルクは、残り10試合で勝点21。勝点28で上を行くニュルンベルクをホームで迎えるこの試合はまさしく、残留を掛けた大一番となった。



泣く子も黙るミュンヘンに次ぐ、バイエルン州第2の都市ニュルンベルクそして、第3の都市アウクスブルク、まさにバイヤンの覇権を争う絶対に負けられない一戦(フュルトすまん。)にサポーターは白熱し、ゴールキーパーのファンブルでアウクスブルクが同点に追いついた瞬間、陣取ったアウェイゴール裏付近でビール飛び散る、サポーター同士のいざこざが勃発。

そう言えば、ニュルンベルク行ったときも、いざこざしてたなー

南の人はこれだからまったく。。。



今となっては1部のメンバーとして定着しつつあるアウクスブルク。23年の沈黙を破り、2006年に2部昇格を果たしたのを機に、建設されたSGLアレーナは地下40mに熱交換ポンプが6つ備えられており、世界初の気候に負荷を与えない、ドイツによくある環境に配慮されたエコスタジアムとして有名。

この日、満員となったSGLアレーナのキャパは30,660人。将来的に、全席座席で40,000人(立見への可動式で最大49,000人)への拡張が計画されているという。

日本ではなかなか無い、キャパ約3万人での毎試合フルというのがスタジアム(もちろん、サッカー専用)の雰囲気含めて存在感ある中堅クラブ足る1つの条件であると思うが、そこへ向かうにあたりアウクスブルクが直面しているのが言うまでも無く、今シーズンの1部残留。

地域的に見ても、アウクスブルクが1部で確固たる地位を築くことがブンデスリーガ全体の盛り上げに一役買うと言っても過言では無い筈なので、何とか残って欲しいものである。(今シーズンは、高みの見物・笑)

しかし、こうやって毎年の昇格、降格を繰り返しながら、各クラブが競争し、150年目のブンデスリーガが形作られてきたのだなと感心する。



ということで、清武&ムー金崎であるが、Koo・ジャチョルとチ・ドンウォンの韓国コンビもアウクスブルクのスタメンに名を連ね、このレベルだとピッチの中で全く違和感無くやれてるなというのが1番の感想。と言っても、特に目立っている訳では無いのが問題なのだが。

韓国衆含めて、皆若いので毎試合スタメンで試合に出て厳しい残留争いを経験することは、それぞれの将来へのステップに対して有効に働くであろうことは間違いない。

そういう意味で、冬に入ってきて難しい部分は多いと思うが、金崎選手には少ないチャンスで何とか頑張って欲しいものである。



落ち着いたシュートで、今シーズン4点目を記録した大分清武。

乾に負けるな、もっとやれ、九州男児を(ブログに)名乗るなら。


2013年3月1日金曜日

2013年2月ワークアウトカレンダー



3.17ローママラソン、4.7パリマラソン、4.21ハンブルクマラソン完走

に向けて、週末は旅行に現を抜かしながらも、本格的に始動し、1月の50.0kmに続き、2月は100.0km丁度。

月間走行距離を作る為に、無理矢理走った感が否めないが、兎に角、そうをしてでも距離を稼いでおくことがこの時期、非常に大切。

3月は、足を作ってローママラソンを完走した後、スピードトレーニングを行い、パリマラソンで調整して、ハンブルクマラソンを迎えたい。

まるで川内選手みたいやな。

JogNote より作成