2009年5月31日日曜日

グローバルリーダーの条件

ドイツに駐在(正確には、官僚だけに使うようだが)して、早1年半が経過しようとしているが、ようやく?環境にも慣れてきて駐在中の自分のあるべき姿が見えつつあったのだが、完全に甘いということに気付かされた。東京に居るときとは違って、環境もヌルク、定期的に友人と会うこともできず、自分の位置を確かめることもできないので、相当気を張って行かないと胃の中の蛙となってしまう可能性がある危険性。そういうことを防ぐ為に、日本に住んでいたときと同じくらい、日本の本を読むことにしている。本当は、英語で最先端のものが読めればいいのだが、そういった腕も無く、そこは並行して鍛えていくしかないのかなと。日々是精進。












グローバルリーダーの条件
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2009年5月28日木曜日

ローマの休日

ユナイテッドとバルセロナ、最高のチームによるファイナルの舞台は、ローマ。


ということで、先日マンチェスターのHMVで格安購入したオードリー・へプバーンDVDボックスより、ローマの休日を見る。ご存知の通り、映画に関しては素人以下なので、初めて見たのだが、彼女はどんだけきれいなんだと。そして、そりゃー誰もがスペイン階段に行きたくなるわと。その名声を、妙に納得したのであった。


どちらが勝っても良いのだが、フットボールファンでよかったと思わせてくれる、最高の試合を!












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ローマの休日 製作50周年記念 デジタル・ニューマスター版 [DVD]グレゴリー・ペック, オードリー・ヘプバーン, エディ・アルバート, ウィリアム・ワイラー

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2009年5月26日火曜日

告白

2006年の東京タワー以来、注目の本屋大賞。2009年の大賞作品。


学生時代、就活も終わって暇だった頃、ミステリーサークル所属の友人に紹介されて何冊か読んでみたミステリーだが、これも含めてふつうに怖い。実生活に起こりそうでね。












告白
告白湊 かなえ

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2009年5月25日月曜日

ヴォルフスブルクvsブレーメン


2部昇格が決まった、デュッセルドルフでの3部リーグの試合に何と満員の5万人が集まったという、世界でも屈指の集客力を誇る、ドイツブンデスリーガの2008-2009シーズン最終戦。マイスターシャーレに王手を掛けた、ヴォルフスブルクは長谷部のインターセプトを起点とした先制点から怒涛の5得点により、初タイトルを手にした。先週、プレミアの優勝決定の瞬間に立ち会ったのだが、今回初体験したドイツのそれは笛が鳴った瞬間サポーターがピッチに雪崩れ込むという想像し難い光景。正直、あぁ田舎のチームだから所詮こうなってしまうのかと最初は残念に思ったのだが、ピッチに入ったサポーターを咎める者は誰も無く、そしてサポーター自ら選手とハイタッチを交わすぐらいで、そそくさと観客席に戻る。


恐るべしドイツ。



大久保が移籍してきたのを機に、1月から数えてこれで5回目のヴォルフスブルク戦だったが、これまで其々20点以上を獲っているジェコとグラフィッチの決定力が結局、最後まで力を発揮することができなかったバイエルンと比較したときに大きな違いとなって出たのではないかと感じる。そして、「厳しい」ことで有名な名将マガトの手腕も詳しくは分からないのだが、相当なものなのであろう。



シーズン途中、試合に出れない時期もあったが、いつの間にかホームもアウェイも関係なく完全にスタメンを張るようになった誠さんも、ジョッキを片手に、浦和を出てからここに来るまで相当努力したんだろうなと容易に思えるようなホームでの雄姿であった。夜の祝勝会では、タキシード姿でワーゲンのオープンカー(これは、ワーゲン凄ぇなと。)で颯爽と乗りつけ、他の選手と変わらぬサポーターからの温かいコールを受けていた。しつこいですが、ヴォルフスブルクに留まらずもっと上に突き進んで欲しい。ちなみに、あなたが日の丸を巻いたその姿には、ぐっと来ました。



ヴォルフスブルクは、ハンブルクから南に電車で約2時間。車で行くともっと早いらしいのだが、人口12万人の本当にフォルクスワーゲン一色の町。中央駅からすぐそこに工場がデカデカとそびえ立ち、右側に立派なスタジアムを望む。中央駅逆側には、一通りの店が揃い、買い物に便利そうな中心街。1つの企業が成功すると、完全に1つの町が作れてしまうんだなという典型例。とは言っても、世界においても有数だと思うのだが。



この日のスタジアムは相当盛り上がっていたが、キャパ3万人でかなりいい雰囲気を造成していた。ちなみに、スーパーサッカーで、いかにも長谷部の交代時にウェーブが起こったように言われていたが、ブレーメン名物のウェーブをブレーメンサポーターが発生させたのが本当の所。さらに、大久保についていろいろな報道がなされてようだが、この日はスタジアムでもセレモニーでもその姿を見ることはなかった。大敗ムードが漂い、ブレーメン側はこの試合にモチベーションが無かったのが大きく要因していると思うが、ブレーメンサポーター含めて初タイトルのお祝いムード一色であった。ストップ・ザ・バイエルン完結。



完全に、町の人全員が街に出てきたと思われたくらい、相当な人でごった返した試合後の中心部での優勝セレモニーは、18時ぐらいから引っ張り倒して選手が到着したのが21時過ぎ。それまで、飲めや歌えやで大騒ぎ。こういうやり方は、ビール大国で且つ小さなクラブが優勝できるドイツならではと思うのだが、まぁ最高でした。ただ、You will never walk aloneやケセラセラを歌いながら選手を待っちゃダメでしょと、これからはリヴァプールやマンUを敵にして戦っていく訳だから・・・そんなところも含めて、おらが街のチームの優勝良かったです。そして、そのような貴重な経験をさせてもらった長谷部及び大久保に感謝。若干、プレミアに惹かれつつあった己の興味がブンデスリーガに呼び戻され、そしてやはり地元ハンブルクでのこの光景をみるべく、足繁くスタジアムに通うことを誓う。HSVもこの日の試合で、来年のヨーロッパカップへの出場権を滑り込みでゲット。来年の決勝は、ハンブルクである。


 



2009年5月22日金曜日

マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナル


「訪れておくべきところ」オールドトラフォード。昨年、チャンピオンズ・リーグを獲った為、ミーハーと揶揄されてしまいそうだが、最近では個人的に最も好きなチームであり、日本にいるときもスカパーを通してこのピッチをよく観ており、1番訪れたかったスタジアム。今回、完全に偶偶であるが、何と最前席に座ることができたので、(ちなみに、最前席はピッチよりも低い・・・)まるでカメラマンであるかのような写真が数々撮れている。


これまた、完全に偶然であるが、何年振りかのオールドトラフォードでの優勝決定という生唾ものの瞬間に立ち会うことができた。それもこれも、まるでリポーターの如く、足繁く各国のスタジアムに通っているからと信じている・笑「サー」アレックス、ファーガソンとそれを称えるサポーター。この1枚に「ユナイテッド」の魅力が全て凝縮されているような気がする。



所謂、プレミアビッグ4のスタジアムは今迄すべて訪れたが、どのスタジアムも如何にもプレミアという感じで、非常に安易な表現であるが、かっこいい。そして、街の中に毅然と立地しており、かっこいい。フットボールファンで無くとも、人生で1度は訪れておくべき場所であると思います。

言うまでもありません。現時点で完全に世界最高のフットボールプレイヤーです。画になり過ぎます。

何年か前のトヨタカップで見たテベスも、いつの間にかマンUを不満の対象とし、どうやらチームを離れるという決断をしたらしく、マスコミを躍らせていた。この日は、事あるごとにサポーターから、例の「アルゼンティナ!」というコールが起こり、彼の残留を訴えるべく、鼓舞していた。他のビッグ4に行く可能性は少ないと思うが、そうなったときにトップリーグできちんと活躍できる舞台が与えられるのかどうかについては定かでは無い。

27日に、その名の通り、世界最高の組み合わせとなったチャンピオンズリーグ決勝をバルセロナと戦うマンチェスターユナイテッドは、所属する選手の質と共に世界中から集まるそのサポーターが織りなすスタジアムの雰囲気も、凄いとしか表現できない素晴らしいものでした。


おめでとうございました!



2009年5月4日月曜日

レアルマドリッドvsバルセロナ

レアルマドリッドvsバルセロナ@マドリッド


決算も一段落し、さてどこに行こうかとしていたときに飛び込んできたエル・クラシコの再び土曜開催。速攻で、チケットを撮り、一路マドリッドへ。贅沢にも、サンチアゴ・ベルナベウ2回目。そして、クラシコ2回目。


12月のバルセロナでのクラシコ以来、怒涛のように勝点を重ね、クラシコ時点で勝点4差まで詰め寄ったレアルのホームでの勝利を期待して、完全にレアル応援モードで乗り込んだのは完全なカタルーニャ席・笑


結果は、御存じのとおり、レアルのホームでの歴史的大敗。バルサがリーガでの優勝を確実なものとした。メッシを中心とするバルサの攻撃陣は、12月のクラシコでも相当強いなと感じたが、この日のレアルのように引かずにまともに戦ってしまうと、誰にも止められないといった状態。ロナウジーニョが抜けた頃は、どうなることかと思ったものがが、近年稀に見る最強のチームの1つとなってしまったようだ。



マドリッドのサポーターは、比較的温厚なところだが、あまりの結果に、試合後約1時間、自分が陣取っていたバルサファン一画は完全に隔離され、スタジアムから出ることを許されなかった。さすがに、ホームではやるか?と期待して乗り込んだマドリッドであったが、結局ここでもかの有名なバルサ讃歌が耳から離れない夜となってしまった。