2012年6月30日土曜日

マルタ共和国訪問記


欧州制覇の旅、欧州連合加盟国27ヵ国中23ヵ国目の訪問は、地中海の中央部、シチリア島の南に位置する人口約40万人の島国、マルタ共和国へ。イギリス連邦加盟国で英語が公用語ということもあり?海と太陽を求めて、北はヨーロッパ、南はアフリカから、たくさんの観光客が訪れ、GDPの約35%を観光業が占める。


マルタは、比較的小さな島国なので首都ヴァレッタVallettaを拠点として、島に点在する観光地を日帰りで訪れることができる。乗り降り自由の観光バスに乗り、海岸沿いをメインに回る北コースへ。ちなみに、南コースは多くの遺跡群を中心として回る。ヴァレッタ以前に首都が置かれ、中世的雰囲気が色濃く残るイムディーナMdina。燦々と照る太陽の中、教会で行われている結婚式を横に見ながら、カフェでビールを飲みながら、イムディーナグラスをお土産に買いながら、ちょっとした観光を楽しむ。


いわゆるリゾート地の1つ、ゴールデンベイGolden Bay。

簡単に説明すると、ドイツにはこんなとこ無い。


マルタと言えば、猫。特に猫好きでも何でも無いのだが、ドイツに居ると犬のそれに比して猫を見ることは、ほとんど無い為、人懐っこいと言うか何と言うか、この猫たちの存在はマルタ観光の記憶の1つとなる。アテネで見た、犬たちの印象も強烈だったが、マルタの猫も噂通りインパクトあるわー


2012年6月18日月曜日

【欧州選手権(EURO2012)】Carlsberg FanCampへ行ってきた


EURO等のイベント期間中は、ホテル高騰が常。

ということで、弾丸1人旅の今回は文字通り寝るだけで良いので、こんなのあるだろうなと思って見つけた、大会のスポンサーでもあるカールスバーグ協賛のCarlsberg FanCamp[1]にて宿泊。ポーランドの開催4都市に設けられた自由参加のファンキャンプでは、ビールや軽食等の提供は勿論、パブリックビューイングやライブ演奏、ファン向けの宿泊サービスなどが行なわれ大会を盛り上げる。


チェコvsポーランドが行なわれた、ヴロツワフ(Wroclaw)のファンキャンプはスタジアムから徒歩圏内にあるInternational Sport Centreを会場とし、6月8日から17日までオープン。スタジアム、街の中心に設けられたファンゾーンと並んでヴロツワフの大会期間中のホットスポットとなった。


ホームページのイメージ図から想像する限りにおいては、どんだけ素敵な空間が広がっているのだろうとの妄想には事欠かなかったが、いざ来てみると十分に想像できる範囲の現実的な「公園」であったが、ホストとしてこのような場所をきちんと作り、そこにたくさんの人が集まることが非常に素晴らしいことだと感じる。現に、このファンキャンプはポーランドだけで開催され、ウクライナでは開催されていないのだから。


後から知ったのだが、ファンキャンプの運営及び警備に主導的な役割を果たしていたのが、ポーランドのGreat Orchestra of Christmas Charity[2]というNGO。

おー、アイセックで自分がサポートした大学の先輩のインターンを受け入れて貰ったとこじゃん(確か)。まさに、ファンキャンプでCarlsberg飲みながら、学生の頃、ポーランドに電話したりしてたなーとか物思いに耽ってた。

いつか一緒にポーランド行きましょう!とか言ってた、そのサッカー好きの先輩を差し置いて、ひとりで来てしまったよ。ファンキャンプの受付にいる、NGOのメンバーと思われる若者のどことなく軽い感じと、当時聞いたインターンの話が何となくマッチしてて面白い。

いやー、いずれにしても、感慨深い。

ということで、今回のようなシチュエーションで積極的に人と絡んで行くのは結構厳しいものがあるが、もしこれがワールドカップで日本が出場していたりすると、それはそれはもっと楽しい「公園」となるのは間違い無いなと。

1.http://carlsbergfancamp.com/

2.http://www.wosp.org.pl/

Carlsberg FanCamps to create Polish ' football towns'[3]

3.http://www.uefa.com/uefaeuro/season=2012/hostcountries/news/newsid=1760794.html


【欧州選手権(EURO2012)】チェコvsポーランド観戦記


スウェーデンvsイングランドの翌朝6時40分の飛行機で(空港泊)、キエフからミュンヘンを経由し、ポーランドのヴロツワフ(Wroclaw)へ。ドイツそして、この日の対戦国であるチェコとの国境に近い、ポーランド西部にある第4の都市ヴロツワフは、2016年の「欧州文化首都」になることが決まっている。既に今大会の名物となっている、各試合前の地元民のパフォーマンスで使われたプロモーションビデオ中にあった、可愛い女の子の「ここが私のふるさとヴロツワフ、オドラ川が流れて200以上もの橋が掛かるのよ。すてきでしょ?」みたいな、感動せずには居られないセリフと共に流れた、ヴロツワフの映像と短い滞在時間を通じて、自然が多くてとてもきれいな町だなと印象を持った。


大きな地図で見る


この日は、地元ポーランドの決勝トーナメント進出が掛かった予選グループ第3戦。相手はこれまた予選グループ突破が掛かった隣国チェコ。まさしく盛り上がらずには居られないと言った感じの週末土曜の快晴ヴロツワフは、昼の1時過ぎ、空港からスタジアムに立ち寄った際、多くのサポーターの姿が見られ、試合の5時間前には開催各都市の町の中心に設置されるファンゾーン周辺が人でごった返す程の熱狂ぶりで、否が応でも試合への期待が高まり、代表戦は中立!の己の禁を破り、ポーランドのレプリカを購入し、本番に備える。



個人的に、代表戦は国歌を聴きに行っていると言っても過言では無いが、先日テレビで見たワルシャワで行なわれたロシア戦、その曲調を含めてポーランドの国歌がカッコ良過ぎ且つ、試合中にサポーターが国歌で選手を鼓舞した結果、次に望みを繋げる起死回生の同点ゴールが生まれたという話もあり、楽しみで仕方が無かった。


かっけー。


ポーランド国歌、ドンブロフスキのマズルカ(Mazurek Dąbrowskiego)は、別名「ポーランドは未だ滅びず」とも呼ばれ、ポーランド分割に抵抗する内容で、このメロディはかつてのユーゴスラビア国家にも使われているとのことだが、その曲調は勿論のこと、歌の終わり方が秀逸。この歌詞でこの曲を、このシチュエーションで皆が100%で歌ったら、間違い無い。あちこちから自然と湧き上がりスタジアム全体を巻き込んで行く声と、チェコがボールを持ったときに沸き起こるまさしく耳をつんざくような口笛は代表戦では勿論、クラブチームの試合でもなかなか感じることのできない凄まじいものであったが、後から調べたところ、地元のSlask Wroclawというクラブは今シーズンのポーランドリーグを制し、昨年も2位でヨーロッパリーグに出場、どうやらここヴロツワフは昔からサッカー熱の高い地方のようだ。試合は残念ながら、そのサポーターが作り出したポーランドペースの前半に決めきれず、試合巧者のチェコに対し0vs1の敗戦、予選リーグ敗退となってしまったが、個人的には、2002日韓大会初戦、日本vsベルギーの埼玉スタジアムがフラッシュバックするような素晴らしい雰囲気が体験でき、久しぶりにいいものを見せて貰った。開催地で開催国のゲームを見るという至高の楽しみ方をまた1つ知ってしまった。


(HSVから唯一のEURO出場、我らが守護神、チェフに負けるな頑張れDrobny)



2012年6月17日日曜日

【欧州選手権(EURO2012)】スウェーデンvsイングランド観戦記


2002年の6月3日、ワールドカップ日韓大会の予選グループ、埼玉スタジアムで観戦して以来のスウェーデンvsイングランドの一戦。両チーム共、他のチームと比較して、メンバーの平均年齢が高い印象があるが、この日と同じく10年前もスタメンを張っていたのが、スウェーデンのオルフ・メルベリとイングランドのアシュリー・コール。必然的に、同じ世代となるのだが、10年経った今でも一線で在り続ける姿が非常に頼もしく、そして感慨深い。


ということで、念願のウクライナ初訪問は首都キエフ。空港から町の中心へと向かうメトロの中で気付いたのだが、この日はスウェーデン、イングランドと同組となる地元ウクライナのゲームがドネツクで行われる日で、試合開始を待つ7万人を収容するキエフのファンパーク周辺はウクライナサポーターそして、その後の試合を控えたスウェーデン、イングランドのサポーターなどで溢れかえっていた。キリル文字のウクライナ語表記が、ただでさえ分かりにくいのに、それに大混雑が乗じて自分が今どこに居るのか把握するのが困難を極め、空港に配置されたボランティアの女の子たちがあまり話せない程、英語が通じなかったりと久しぶりにエキサイティングな国に来たなと感じた。


今大会のファイナルの会場となるキエフのオリンピックスタジアムは、町の中心に位置し、そういったスタジアムは他の国ではなかなか見られないので、その点、如何にも東側の国っぽいなと。そしてこのスタジアムの正式なキャパシティは64,640人となっているが、今までの観客動員の最高記録が102,000人と言うのもこれまた非常に東っぽい。


スウェーデンが、実力的に劣ると思われた地元ウクライナとの初戦を落としたことにより、勝点3を争う試合となったこの試合は、前半にイングランドが先制するも、後半にスウェーデンが追い付き逆転したところで、更にイングランドが追い付き逆転、3vs2でイングランドの勝利というなかなか見ることのできない非常に面白いゲームとなった。


ファンゾーンが設けられた町の中心部の片隅では、職権乱用罪で有罪判決を受け服役中のティモシェンコ前首相に対する政府の処遇が不当とし抗議する姿が見受けられ、ここ以外でも同じような姿を見掛けた。ウクライナ建国以来と言っても言い過ぎでは無いと思うが、これだけたくさんの人が1度に海外から訪れたことでウクライナの人々が受ける影響は、そう小さなものでは無いだろうなと率直に感じた。

それにしても、滞在時間は14時間程度だったけど、噂どおり、美し過ぎる人が町の至る所にふつうに居たのにはビビった。ウクライナあなどれませんなと。


2012年6月7日木曜日

完全レベル別 30代~50代のための海外投資「超」入門

幸運にもまだ30代なので。


完全レベル別 30代~50代のための海外投資「超」入門
岡村 聡
4492732837


★過去20年の実績を見て、それでも日本株に投資しますか? 
【日本株】40%ダウン(100→60)
【先進国株式(日本以外)】250%アップ(100→350)
【新興国株式】500%アップ(100→600)


海外の銀行で口座を開設して云々を期待したのだが、投資対象として日本では無く海外という内容。


基本「なぜ海外投資がいま必要なのか?」 →初級「投資スタイルを確立しよう」「投資を始めてみよう」「投資を長く継続しよう」←イマココ →中級「投資リターンを高めていこう」 →上級「どんなときでもリターンを目指そう」


金額は微々たるものだが、色々と身を削って自分なりにベストと結論付けて実践している「分散・積立・インデックス」をベースとして書かれており、内容としては非常にオーソドックスなものだと思うが、個人的には中級を目指していくに辺り、コスト面を考えて今までスルーしていたETFへの切り替えも勉強を兼ねて視野に入れていくべきかなと。(運用額50万円なら国内ETF、300万円なら海外ETFを検討)


方法はさておき、金儲けしたいなーと思わせてくれる点を含めて、これまたいい本だなと思う。



2012年6月6日水曜日

独断と偏見による欧州選手権EURO2012決勝カード予想



(前回大会のスウェーデンvsスペイン戦)

ブラジルとアルゼンチンのいないワールドカップとも言われる、世界最高峰の戦い、欧州選手権EUROがいよいよ開幕。いわゆる欧州債務危機で目下、世界中を大混乱に巻き込んでいるヨーロッパに、決勝までの3週間、更なる注目が集まることだろう。そして、今回はウクライナ(ポーランドと共催)での開催。大会が成功裏に終わることを祈って止まない。

個人的に、ワールドカップやEUROなど、開幕前に決勝カード(優勝国では無く)を予想し、公言しておくのが趣味なので、簡単なおさらいの意味も含めて下に記す。

【グループA】

ポーランド ギリシャ ロシア チェコ

このグループが大会の鍵を握る。開幕ゲームのポーランドvsギリシャ次第だが、開催国ポーランドとチェフのチェコかな。

【グループB】

オランダ デンマーク ドイツ ポルトガル

最近のオランダはあまり強く無いと感じているのは私だけ?デンマークも侮れないが、CR7ポルトガルと我らが鉄板ドイツかな。

【グループC】

スペイン イタリア アイルランド クロアチア

イタリアが抜けて来ると以降混戦となるだろうが、スペインと期待を込めてアイルランドかな。

【グループD】

フランス イングランド ウクライナ スウェーデン

始めは、チェルシー優勝、オリンピック、ダイヤモンド・ジュビリー、欧州危機蚊帳の外なので、イングランド優勝あるかなと思っていたが、南アでのドイツ戦を思い出し、普通に無いなと。今回、フランスはキモイが、期待を込めて開催国ウクライナとスウェーデンかな。

決勝トーナメントは、まずAとB、CとDが当たるのでAとやれる死の組Bが有利そして、前回大会のスターがスペインのトーレスだったので、今回は彼の大会となっても良いでしょうということで、決勝のカードは、ロナウド率いるポルトガルと今シーズンのミスター2位の流れを組んで、我らがドイツと予想。バルセロナが敗れたこともあり、ブラジルが楽しくなる為にも、スペインは準決辺りでの負け、新たな時代の幕開けを期待。


2012年6月5日火曜日

20代で知っておきたいお金のこと

残念ながら30代だが。


20代で知っておきたいお金のこと
岡村 聡
4806140643


基本的に投資に関する本は読まないようにしているが、著者の経歴[1]が気になったので。


「5000万円」、


この数字が何かわかるだろうか?


これは君たち20代が、


親世代(60代)と比較したときに、


お金について背負っているハンディだ。


5000万円という具体的な数字は、初めて知ったのだが、現在60歳以上の人は、国に支払った金額(税金や年金、健康保険料など)を平均で約4000万円上回る利益を、年金や医療保険、政府サービスという形で受ける一方、今20代の人は、支払った金額を約1000万円下回る分のサービスしか受け取れない。ソースは平成17年度の内閣府の年収財政経済報告ということで、どうやら既に国が公言しており、さらに単純に夫婦2人で1億円となる計算らしい。


ということで、自分にとって余り目新しいものは無いが、投資あるいはお金に関する入門書としては素晴らしく、改めて得るものもあったので、以下メモ的に羅列。


●世代別にどれくらい貯金があるのか?を示す、世代別の金融資産保有額は、20代250万円、30代460万円、40代770万円、50代1090万円が何れも「平均値」で、筆者がこちらで考えるべきとする「中央値」では、20代100万円、30代200万円、40代380万円、50代550万円。ソースは、金融広報中央委員会の家計の金融資産に関する世論調査。


●理想の家計プロモーションとして、「固定費」30、「変動費」30、「教育費」20、「自己投資」20。金額はアバウトで良いので、毎月、月末にレシート(クレジットカード)を集計し、手取りの範囲内か?何にどれだけお金を使っているか把握する。これからの時代に必須の3大ビジネススキルとして、英語、ITスキル、プレゼン能力を挙げられているが、対象が20代なだけあって、「自己投資」20というのが羨ましい。


●仕事以外の収入源を作ろうということで、Google Adsenseを例として挙げられていたが、早速本ブログに導入。(めでたく、1クリックげっと!)


●結婚式のお金(平均200万円)は、クレジットカードで支払う。なるほど。


●将来、年金給付を3割減らして、年金保険料を3割増やし、現役世代も引退世代も痛みをわかち合うことを前提として、毎月30万円あれば夫婦2人で豊かな生活が送れると言われている(らしい)ので、平均的な年金給付額(40年勤務)月16万円、夫婦共働きで×2、月32万円。ここから3割カットで、月22万円。月30万円までの残り8万円を30年分で約3000万円が老後に必要なお金。


●投資で目指すリターンは、まず3%。


巻末に、さらに勉強したい人のためのオススメ参考書籍も載せられいて、投資はインデックスの積立をを中心に書かれている。間違い無く、いい本ですな。


1.http://www.amazon.co.jp/%E5%B2%A1%E6%9D%91-%E8%81%A1/e/B0052GZGNS/ref=ntt_athr_dp_pel_1


 



2012年6月4日月曜日

大前研一通信2012年6月号


今月の内容を見てみよう。


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    大前研一通信 6月号
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【 特集:原発再稼働問題 】

【 OPINION 】

・大阪市の首を絞める橋下市長の「原発再稼動反対」    (プレジデント 2012/6/4号)

・鄧小平もマハティールも「特区」から国を変えた
橋下市長は10年かけて日本を変える覚悟を持て  (SAPIO 2012/5/16号)

・大飯原発再稼動 政府の説明能力に疑問も
  橋下市長は大阪市民の生活考えるべき   (夕刊フジ 2012/4/21)

・再稼動の決断が遅れ、「全原発停止」で電力不足の長期化も
                                             (nikkei BP net 2012/1/25 日経BP社)

【 経営 】

・“スマホショック”の真っ只中で赤字に転落した任天堂
 (nikkei BP net 2012/5/8 日経BP社)
・「イノベーターズ・ジレンマ」に陥ってしまった
             日本のゲーム産業に忍び寄る“産業突然死”  (週刊ポスト 2011/9/30号)

【 政治 】

・日米関係成果ナシだが日露外交に活路アリ                    (夕刊フジ 2012/5/12)

・石原尖閣諸島購入発言-台湾、香港、中国巻き込み
                                 オークションしてみては    (夕刊フジ 2012/4/28)

・高齢者医療費1割負担では国庫もたず
                     「病気の定義」を決める時期            (夕刊フジ 2012/4/14)

・医療費の高騰で財政はもたない。
       「病気」を定義し、高齢者も応分の負担を (nikkei BP net 2012/4/16日経BP社)

【 時事問題 】

・“戦国武将”たちへの権限委譲、デフレ脱却はこれしかない
                                              (nikkei BP net 2012/5/16日経BP社)

・南海トラフ地震への津波対策を全て講じるのは
                   「自民党政治」への逆戻りでしかない!(週刊ポスト 2012/5/18号)

【 生き方 】

・ PRESIDENTOnline 大前研一入門
            【 第7回 】『臨界前夜』の日本の限界       (2012/3/5掲載)
            【 第8回 】いきなりMITの「学級委員」に   (2012/3/12掲載)
            【 第9回 】アインシュタイン級の同級生    (2012/3/19掲載)

【 TOPICS 】

・海外のマスコミに紹介された大前研一 (韓国)

・BBT関連情報 他


 


もはや、【特集:橋下徹】と言っても過言では無い内容に仕上がっており、私の記憶では、内容がここまでドメスティックになっているのも非常に珍しいと思うが、


・鄧小平もマハティールも「特区」から国を変えた
橋下市長は10年かけて日本を変える覚悟を持て  (SAPIO 2012/5/16号)


の中で、大前さんは橋下市長の、(私の言葉でまとめると)明確なビジョンがあり、それに基づいた分かりやすい話ができ、議論や提案に対して必ず結論を出し、自分が間違っていたらいつでも修正する点を、「国民が求めていた"ビジョナリー・リーダー"」と称され、相当に期待されていることが最近の取扱い頻度を見てもビシビシと伝わってくる。私も常々、ビジョンと決める力(勿論、責任を伴う)がリーダーの主たる要素だなと感じているが、3.11から1年半が経った後の、最近の原発再稼動に至る過程に見て取れる意思決定をしない日本の中で、待ち望まれているのが非常に良く分かる。



2012年6月3日日曜日

2012年5月を振り返る

2012年の目標ver2(期限:7月末迄)


1.簿記1級を7月末にバーチャル受験し、合格する。


8月から税理士簿財の勉強を開始する前段階として、未開封ヴィンテージ2008年もの簿記1級通信講座を受講し、6月10日実施(第131回)簿記1級試験問題を入手の上、バーチャル受験し、合格点を取る。下記LECの数字(学習の目安は、「5ヵ月以上/約500時間」)を参考とし、実務経験と既に商業簿記・会計学の講座受講は終わっていることを踏まえて、目標時間を250時間と設定する。残り90日とし、単純計算で1日2.8時間。平日2時間、土日で10時間。と考えると、厳しいけどやる。


級ごとの特徴と難易度


⇒△ 工業簿記・原価計算の講義を16講まで受講した。2.5時間×16講=37.5時間。目標の86.8時間(2.8時間×31日)に遠く及ばず。1ヵ月やってみて、この目標には無理があることが判明したが、まだ頑張れることは明白なので、ギアを上げて継続してみる。


2.独検3級を7月末にバーチャル受験し、合格する。


ドイツ語の初級文法全般にわたる知識を前提に,簡単な会話や文章が理解できる。
(ドイツ語授業を約120時間以上受講しているか,これと同じ程度の学習経験のある人)


下記、独検のホームページに記載されている3級の検定基準。大学で第2外国語でドイツ語を2年間勉強したレベルが独検2級のようなので、(自分は中国語を訳あって4年)将来の獲得を見据え、1日2時間(通勤時間1時間含む)をドイツ語に費やし、文法書1冊完了、単語集4級部分丸暗記、今まで通勤途中に散々聞いたラジオ講座の音読、Themen1完了にて独検3級をバーチャル受験し、合格点を取る。


検定基準


⇒△ 年初から始めた、通勤時間1時間のラジオ講座は最低限継続し、今月でトータルして講座全て6ヵ月分を耳から流し込んだ。過去問も手配したので、あと2ヵ月、気合いだけで無理矢理詰め込んで、何とか目標を達成したい。


3.Financial TimesとEconomistを読む。


兎に角、Financial Timesは、1面とAnalysisを中心にを毎日、出社前に必ず読み、EconomistはカバーストーリーとEditor's Highlightsを時間を見つけて1週間の内に、必ず読む。


⇒△ 今までほとんど読めてなかった、Economistにも何とか手を付けられるようになったので、そのまま継続。


4.体重60kg台、体脂肪率12%台以下を維持。


アクションプランは、最低週2回RUN、月間走行距離100km。年内に、10月アムステルダムマラソンと、ドイツ国内で1度ハーフかマラソンを走ろうかなと模索中。


⇒〇 今月は、2回しか走って無いが、食事と酒の制限を継続し体重は60kg台をキープ。6月から、本格的に再開し、年内のレース決定と申込まで終わらせたい。


6月は、何となく(間違いなく)ユーロ漬けの日々を過ごすことになると思うが、平日朝4時起きの継続と酒を減らすことで週末にも早起きを実行することで、時間を確保し、1つ1つ目の前の課題をこなしていきたい。(日々の時間の使い方を記録して振り返る為に、今更ながら2012年のリフィルを購入した。)


 



2012年6月2日土曜日

ポートフォリオ2012年5月末

この記事を書いているのは6月6日だが、先週末の日経平均株価は8440円と1992年5月以来、20年ぶりの9週連続の下落となり、明けて月曜はTOPIXがバブル後最安値を更新。同じくしてニューヨーク・ダウも年初来安値を更新し、ユーロも96円台に突入し、11年半ぶりの安値。更にはソニーの株価が1000円を割り、32年ぶり(ウォークマン時代)の価格となり、今週になってようやく、株も為替も一時的に持ち直したものの、正しくお先真っ暗この世の終わりという感じであった。こんなときこそ、貯めていた軍資金を追加投入し、インデックス投信の買い増しが王道だが、ここが底と勝手に決め込み、個別株に突っ込んだりしていたお陰で、いつもと同じ買付しかできず。今、このときの為にお前は愚直に無理しない範囲で、インデックス投資をコツコツとやってきたのでは無いかと嘆いても、後の祭り。今年の夏も、有り難くボーナスを頂戴できるようなので原点回帰、インデックス投資を主とし、投資に時間を使わないことを改めて肝に銘じて、日々を過ごしていきたいと思う。