2009年1月6日火曜日

「日本の経営」を創る

去年は、amazonを利用して極力、本を読むように努めたものの全く読まなかったと言っても過言では無い。それもこれもリアルな書店に足を運んで棚を見るということができなくなったことに全てが起因する。amazonだと、いわゆるベストセラーもしくは、amazonのおすすめ、もしくは自分の興味に引っ掛かっているもの(例えば、著者等)以外の本に出会うのは非常に厳しい。そんな中で、日本に帰って紀伊国屋新宿南店で買ったのがこの本。出ているのはamazonで知っていた。帰りの飛行機の中で読む。


三枝氏の熱い、著書には学生時代に感銘を受けたのだが、改めて触れてみるとやはり相変わらず熱い。本の体裁から題名からフォントから何から全てから熱さを感じたのは気のせいだろうか。配当性向等、具体例を挙げながら欧米のそれと比較して日本の企業について語られているが、最終的には「人」にフォーカスが当てられ、「リーダー」をいかに作るかという話に行き着く。自分に当てはめてみると、非常に幸運にも海外に身を置き、「リーダー」への修業をさせてもらっているのであるが、100年に1度の危機と言われるように企業を取り巻く環境は非常に厳しい。今年は、微力ではあるが志を高く持ち、未憎悪の状況を打破できるよう貢献できたらなと思った年頭所感である。












「日本の経営」を創る
「日本の経営」を創る三枝 匡

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